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テーマ:ペットの病気。。。(1101)
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ハリーの病状は「心臓に腫瘍がある」との事でした 3~4cmの大きさで、残念ながら悪性という事、その為に心臓から出血しているとの事です その出血が心膜内にたまり、心臓の動きを妨げ、「心不全」という形で最後を迎えるでしょうと・・・ 徐々に進んだ場合でも数ヶ月、大出血を起こしてしまうと今日でも明日でも・・・という状態だそうです 肝臓の数値が悪かったのも腫れているのも血液の循環が悪くなっている影響だそうです 先生が提示した今できる処置は 1、心臓についている腫瘍、血腫ごと手術で取り除く(これは医大でもできずもっと大きな病院でする事になり、大変危険な手術です) 2、出血は心膜内にたまっているので心膜に穴を開け、溜まっている血液を胸腔内まで出し心臓の負担を減らす(例えるとヤクルトサイズでいっぱいになるものを牛乳パックサイズまで血液がたまる容量を増やすというものです。ただ、これだと、胸腔内がいっぱいになるまで出血し続けるので出血多量という形で命を落とす可能性が出てきます) 3、抗がん剤で悪性腫瘍を攻撃し、進行を遅らせる(これは注射によるもので人間と同じく食欲不振、嘔吐、倦怠、脱毛等の副作用が強くあらわれます) でも、私はどれも選択しませんでした これを読んで「ひどい」「かわいそう」と思う方も多いと思います 「できる事はしてあげた方が良い」と思われるでしょう 「完治」する治療、手術であれば私もすぐにお願いします でも、2も3も「完治」ではなく「延命」だから・・・1は危険すぎるから・・・ 数日。。。数ヶ月命が長くなったとしても、ハリーが苦しむ時間が延びるだけなのは逆にかわいそうだと思ったのです それであれば、メスを入れることもなく、副作用に苦しむ事もなく、自然に逝かせてあげようと思ったのです 医大に連れて行ってくれた先生にも点滴はお願いする事はあると思うけれど最後は病院ではなく家で見取ると話し、承諾を得ました 今は膵炎もひどく、本当は水分だけの摂取が良いのですがおかゆを少しずつ食べさせています(先生もいいよって言ってくれたので) 病状を聞いた日はお風呂でたくさん泣きました トイレに行くとトイレの前で待っているハリー、お風呂に入っても待っているハリー、パソコンをすると足元で寝るハリー、よく私の顔をまっすぐな目で覗き込むハリー、気がつくといつもそばにいるハリー この子がいなくなんて・・・ 我が家に来た時からハリーと一緒だったマックは大丈夫だろうか 医大に行った日もずっとピーピー言っていたのにいなくなったらどうなるんだろう たくさん考えて、たくさん泣いて・・・ もう泣くのはやめました ワンコは人の感情に敏感だから。 残された時間、穏やかに過ごしてもらう為にも泣いてはいられません 旦那も泣きましたが私の意見に同意してくれました 子供達にはハリーは心臓が悪いからいつ死ぬかわからないと話しました ハリーを飼う時、マックを飼う時、「犬を飼うということはいつか死ぬところを見なければいけない」と話してあったのでその時が近いと話しました だからびっくりさせるような事はしない事、やさしく接してあげるように話しました 心臓に負担をかけてはいけないのでもう散歩はできないけれど、雪が大好きなハリー 雪が積もるまでいてくれたなら庭で雪の上で遊ばせてあげたい それが今の私の一番の願いです
今日の元気なハリーです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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