梅林庵

2012/05/29(火)06:11

無為の週末

日記(4138)

平成24年5月27日(日)  午前5時起床。晴れ。  昨晩、妻と今日は早起きをする約束をしました。朝のうちにトマトの覆いを作ることにしていました。午前8時前に取りかかりました。ビニールは厚手のゴミ袋を利用しました。切って幅広のテープで貼り合わせました。畝の両側に先日切っておいた女竹を差し込みました。これを上部で交差させ、頂点を針金で結びました。上に女竹を1本渡し、棟としました。これにビニールをかけて出来があり。2時間の作業でした。写真は完成品です。 汗びっしょり。その後、草刈り機を背負い、一汗かきました。  11時にブランチ。2時間ほど読書。その後、運動公園へ。ラン3km。足が進まず、這々の体で退散。帰宅してシャワー。夕方、会社へ。どうしてもその時間でなければならぬ仕事がありました。  帰宅は午後9時前。晩酌の当ては、甘辛く煮た猪のレバー。福井県福井市、安武酒造の純米吟醸「白岳仙」を流しました。この酒、甘いです。  前後しますが、馬は不如意。今日は、年に一度のビッグレースでした。私の予想は血統重視です。しかし、つい判官贔屓をしてしまい、目当ての馬は後方馬群に沈みました。それはそれとして、競馬というギャンブル、勝手な言い分を少し。競輪、競艇、オートレース、いわんやパチンコ・スロットは運天の要素が強い。これらに比べ、競馬には予想のプロセスに知的妙味があります。血統の持つ脚質の多様性に奥深さを感じます。狩猟・牧羊用として交配の進んだ犬のそれと似ているようです。余談ですが、犬の世界、最近は見た目のよさを目的とした改良になっているようです。スミマセン、博打正当化の言い訳をしました。  ギャンブルのことをもう少し。魚市場に勤務していたときのことです。先輩セリ人がその道の人でした。まず競馬を教えてもらい、次いで平和島に連れていってくれました。でも、スタートで決まるボートレースに妙味無しということですぐに足が遠ざかりました。となれば、次は調布の京王閣。崩れかけたおっさんに混じって赤鉛筆を持ちました。ここも、何が今ひとつなのかわかりませんが、今ひとつでした。終着点は船橋。オートレースです。セリ人曰く、この選手は○○組若頭の息がかかっている、あの選手は△△一家の代貸から盃を受けた、力関係と貸し借りを考えると先着はこの選手だ、いかに八百長を見抜くかが醍醐味だよ。ひえーっ!すごい世界だ、と思いました。いまだに思い出します。手づかみのジャコ天をつまみに焼酎を舐めながら予想する壊れたおっさんの世界でした。タバコ臭がだめなので、パチンコの世界には踏み込まなかったな。  ということで、今も雀の涙から捻出したへそくりで紳士淑女のギャンブルを楽しんでいます。  ちなみに、最も印象深い馬はと問われれば、大学を卒業して初めて手にした勝ち馬投票券がカツトップエース。いや、当時はノミヤの利用が常識でしたので、馬券は買わなかった。栗毛で前膝から下が白。先行する姿はスマートでした。サンエイソロン大外一気の急襲をものともしない走りが印象にあります。

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