梅林庵

2018/01/01(月)00:01

年賀

挨拶(6)

謹賀新年   拙宅は大分・佐伯の農村にあります。南東に文豪国木田独歩の登った元越山(標高五八二メートル)が鎮座します。その稜線に遮られ、元日の来光は午前八時前となります。私は早起きです。未明、火鉢で手を炙ります。熾火を見つめていたら、皆様の顔が浮かんできました。以下に日頃の無沙汰を詫び、近況を書くことで、新年の挨拶にさせていただきます。 昨年五月、十五年ぶりに管理部門を離れました。久しぶりの営業は清濁の世界でした。プライベートはランニングの距離が減り、酒を飲んで腹が出ました。週末は樵、音楽、読書、ブログを毎日楽しみました。妻は支援学校に働きました。唯一の趣味、コーラスだけは週一欠かさず。夫婦になって三十有余年、否が応でも毎日はやってきます。互い、気持ちを飼い慣らし、並んで野菜作りの野良を楽しく感じるようになりました。私は今年、妻も来年、いよいよの還暦です。 二人の子どもは都会の独身生活を謳歌。年末に帰省しました。元旦の朝は布団にまだ夢の中です。その孫が帰省は父母の楽しみです。破顔。父は夏に心耳の手術をしましたが、秋には鍬を持つまでになりました。母も妻の母もお陰様で元気にしております。 外が明るくなりました。飼い猫のトラが眠そうな眼をして欠伸をしました。一年の始まりです。去年はトランプ、北朝鮮、エルサレム。きな臭い話が多かったです。今年はオリンピックやサッカーワールドカップがあります。平和の祭典が文字通り世界平和をもたらすとよいです。今年一年、皆様によいことがありますようお祈りし、ペンを置きます。

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