梅林庵

2018/09/14(金)06:24

出張二日目

出張(65)

平成30年9月12日(水)  午前4時起床。曇り。  ホテルの一室、カーテンを開きました。まだ暗く、ビル群の屋上に赤のランプが点滅していました。田舎にあっては先ず見ることのない光景です。それらの建物、幾つかのフロアはこの時刻であっても灯りが点っていました。どんな人が何をしているのだろう。思いも寄らぬ仕事なんだろうな。眼下に目をやると、道路には昼間とは違う車種、トラックや営業車が、まばらではありますが行き交っていました。都会ならではです。  持参した本を捲る前、新聞を手にしました。写真は読売・東京版に掲載の記事です。「哲学カフェ」という見出しに惹かれ、目を通しました。「コーヒーよりも対談を目的に客が集まるカフェが国分寺」にあるそうです。月に数回、不特定の老若何女が集まりオールジャンル、話し合いたいテーマを出し合い、「人の話に傾聴、否定しない」ことをルール、だそうです。参加者は何らかの気付きを持って帰ることが出来るんだそうです。話題は社会問題や人生論、幅広いとのこと。そのことをして「哲学カフェ」なんだそうです。哲学書の類いを揃えた読書カフェかと思いきや、違いました。面白そうですが、私は読書カフェの方がいいな。  新聞の話が出たのでもう1紙。昨日の東京新聞文化面に「秀頼の実父に新候補」という記事がありました。内容は大阪城の奥の院に性の乱れがあり、淀君懐妊が秀吉の留守中であった云々というものでした。個人的には興味の無いことでしたが、挿画に惹かれました。村上豊氏のものです。  どうですか、この表情。  レストランの開く時刻を待って突っ込みました。ホテルの朝食はバイキングです。腹一杯になりました。今日も取引のお詫び行脚。昨日は東銀座でしたが、今日は赤坂廻り。取引先の近くにカンボジア大使館がありました。  建物の側面にこんなものが張り付いてありました。  カンボジアは王国です。王様が収めています。日本も象徴ではありますがエンペラーの国です。写真は庭に咲いてあった花。これ、かの国のものなんでしょうか。  仕事は正午過ぎに終わりました。昼は羽田で。昨日食べ損ねた「うちのたまご」に再挑戦。このお店、昨日も書きましたが570円でおかわり1杯と卵をもう1個が自由。写真がそれ、2杯目の図です。特製醤油もあっていい感じでした。余談です。店は少し混み合っていました。店頭に並びました。とその時、4人の男女若者が。食べようか迷っていました。私 「食べていきなさいよ。美味しいよ。大盛り、しかもおかわり自由だよ」 うちの一人、昔の荻野目慶子似が 「やったー!おかわり自由だって、此処にしよう、ねっ!」 皆が私の隣に座りました。卵かけを好きな女性、いい感じです。  帰りの便はANA。機内サービスはコンソメスープを。東京も大分も雨模様のようでしたが、雲の上は青空。Blue skyがいい感じでした。遙か彼方に同じ方向に向かって飛ぶ機体が見えました。  大分空港に着きました。写真は着地と同時にスポイラー全開の図。どうのこうのではありませんが、その時この場所に座っていないとみることの出来ない光景です。  ビジネスバッグ一つの出張なので、手荷物は預けませんでした。レーンの横を素通り。おっ、回転寿司だ。大分空港は茶目っ気があります。預けた荷物に混じって寿司が回ります。これ、10年くらい前から続いています。初めての方は笑います。  会社着は午後7時過ぎ。営業車を乗り捨て、ツーシーターミッション四駆に乗り換えました。雨模様、暗い道を帰宅。茶屋ケ鼻橋を渡ると木立です。ほとんど光りがありません。都会の喧噪、光の洪水、機内から見た青空が嘘のよう。家に着いたら妻が風呂に湯を張っていてくれました。嗚呼、やっぱり家が一番だ。昨晩、東京の夜は大人しくしていました。湯上がりに先ずはプシュッ。身体が弛緩。バタンキュー。 今日の類語 「不特定」  未定、不定、不確定、全面的、一般的  generalかunspecifiedなのでしょうが、私は後者の意味で使うことが多いです。 今日の一句 赤の坂上り下りて柬埔寨(かんぼじあ) 若者にこれが美味いと卵かけ 雲海に消えし飛行機女待つ 今日のラン なし 今日の酒 缶ビールレギュラー2缶(サッポロ、Asahi) 白岳白2杯 今日の写真は妻に買って帰った土産です。羽田空港にある空弁工房というお店で求めました。奥尻産の雲丹を使っているそうです。 おまけです。大分空港に張ってあったポスター2枚。1枚目は大分土産の定番ザビエルです。珈琲紅茶によく合います。 こちらは国東(くにさき)半島の観光写真。大分にもこういう光景があるのです。灯台下暗し、私はまだ訪ねたことがありません。

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