梅林庵

2018/11/28(水)06:29

喉の検査、鰤を捌いてインク壺

あれこれ(37)

平成30年11月27日(火)  午前4時起床。雨のち曇り。朝ご飯まで珈琲と虎屋の羊羹を楽しみながら読書。今日の新聞にラストエンペラーの監督が死去との見出しがありました。丁度、佐々木譲の「代官山ゴールドケース」文藝春秋を読み終えたのですが、その中にラスト・イン・パリという映画の名前が出てきました。単なる偶然ですが、私にとっては奇しくも、の重なりです。ベルトルッチ氏がその監督なんです。今朝の奇妙な縁ではありました。主演のマーロン・ブランドとマリア・シュナイダー、凄かったです。ラディカル。音楽はフランス映画定番の一つです。翻って佐々木譲の本は刑事物です。作者独特の切り回し、展開でした。レイプ殺人の捜査が進む中での引用ですから、この映画の引用はさもあらんと言えます。写真は朝日の死亡記事。余談ですが、最後に記事を書いた記者の署名が。報道機関の特派員としてローマ滞在かな。魅力ある仕事です。  こちらは佐々木譲の小説。彼の本、いい感じなんです。ほぼ全部読んでいます。好きな作家です。  仕事は午前、来月にある大会議の打ち合わせで幹部会議。午後はそれを受けてのミーティングや調整。昼前、会社を抜け出してS耳鼻咽喉科へ。京都旅行の前から喉に違和感がありました。ずっとゆるい痰が出続けていました。加えて首を真綿で締められるような感じ。日毎、症状の増す感じでした。Sは予約制です。昨夜調べて、昼を予約しておいたのでした。鼻腔にスプレー麻酔の後、ファイバースコープを入れられました。苦悶というか、苦痛は無し。目の前のディスプレイに喉の奥と声帯が見えました。それの終わって首の触診。結局、アレルギー系の腫れと診断。無罪放免となりました。写真はそれと脈絡無しですが、つね三の鰺寿司です。遅い昼になりました。  これとセットで4/3ラー。コスパありです。  会社に戻り、前述の如く内部打ち合わせ。日の傾いて、今にも泣き出しそうな空の下を家路に。帰宅して妻と散歩を30分。一緒は久しぶりでした。星の一つも出ていればロマンチックだったんですが曇って能わず。野良猫のニャゴニャゴが聞こえてきました。興醒めでした。家に戻った時、妻のスマホに着信あり。彼女の友人が魚を貰ったけれど始末に困るということで如何、とのこと。こちらを見た目が、今から包丁、お願いできる?と言っていました。合点承知。薪小屋の横に小さなシンクを置いています。随分前、親方に貰った投光器を点けました。こんな感じです。  魚は鰤でした。  有次の刃を見せて忽ち、でした。その親方にTEL、鰤の半身如何。二つ返事。皮を剥いでサクにした方がよいか、訊ねました。受話器の向こうから奥さんの「皮のままがいい」が聞こえました。車で15分の距離をやって来ました。彼は鰤刺が大好物なんです。次の写真は拙宅のそれ。煮付けにするそうです。勿論、トラへの分け前がありました。  風呂に入っての後はしゃぶしゃぶ。といっても鰤ではありません。牛と豚。始める前に野菜を穫ってくるわ。妻が暗い中、菜園から白菜と水菜を収穫。朝穫野菜というのがありますが、夕穫野菜の方が新鮮です(笑い)。  流した酒はこれ。酒保の冷蔵庫が寂しくなりました。そろそろ補充しないと。ということでいい気色になってバタンキュー。 今日の類語 「苦悶」  憂悶、煩悶、悶々と、悶える、身悶える  精神的苦痛と肉体的苦痛の二通りです。苦悶は門構えの中に心。よってこの類語は精神のそれを指すのでしょう。 今日の一首 鰤捌く包丁やよし利き腕の半身を貴方夜の道来る 今日のラン なし 今日の酒 獺祭1合 麦焼酎豊後太郎1合 今日の写真はペン先です。これまでのストックが底を突きました。これの5本セットを買いました。今日、届きました。 ついでにタチカワの軸も。短めですが、手に馴染みます。 ペン先を付けてみるとこんな感じです。 さてインクの方はというと、パイロットを会社で、モンブランは拙宅で使用。双方、心許なくなっていました。写真は後者。いい形の瓶です。 こちらは補充したパーカー。 ついでにペリカンも。文房具のリニューアルは気分が刷新されます。なんとはなし、嬉しい気分です。

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