カテゴリ:野良仕事
Friday, October 2, 2020 午前3時起床。晴れ。 数日前にも書きましたが「京都三条ラジオカフェFM79.7」がいい感じです。この局、未明はスローなフュージョン系、或いはJAZZを流しっぱなしです。起き出して珈琲豆を挽き、ドリップする時間によく合います。粉に湯を注いで立ち上る香りとの相性がいいのです。本を手に取る前の一時です。写真は楽しんだ珈琲と金井真紀「マルノウ農のひと」左右社1,700円です。父が読んでみたいというので、先日、注文したのでした。読み終えたのでしょう、私に廻ってきました。帯に「肥料も農薬もいらん。地球を汚さず儲かる農業じゃぁ」とありますが・・・。 おまけはお茶のお伴、栗の渋皮煮です。これを二つ三つ食べ、遅い朝食、午前7時半までの空腹を我慢します。余談です。今秋、妻は鍋一杯を4回こさえました。近所や友人に配り、冷凍もしたようです。栗皮を剥くので手が荒れたとのこと。 その朝食前、午前6時、地下足袋を履きました。このネットを外し、中に生えた雑草を鍬で掻きました。南瓜が芽を出し、キャベツやブロッコリーの苗の影になって入るところもありました。それも始末。この作業、早朝に行う必要があります。陽が昇ると、蝶が舞い始め、中に植えたそれや白菜に卵を産み付けるからです。暫くするとそれが孵化し、ムシャムシャ、食べ始めて始末に負えません。予防するわけにもいかないし。 今日はそれを機、終日野菜畑に過ごしました。牛糞を施していない場所にそれを鋤込みました。その後は石拾い。昼を挟んで、芽を出した高菜やアスパラ菜に土寄せ。水を遣ると、喜んでいるように見えるから不思議です。 外使いのステンレス包丁と鉈を研いでいて、親方が栗を貰いにやって来ました。世間話をしました。先日、私の勤めていた会社の社員が飲酒運転で捕まり、懲戒免職になった由。数年前の一時期、彼は間接的に私の部下でした。その折も飲酒運転をし、6ヶ月間の停職処分を受けました。復職して心機一転、心を入れ替えて頑張るよう、皆が応援、励ましました。しかし、酒の魔力に抗うことが出来なかったのでしょう。残念です。地元のテレビニュースに幹部の頭を下げる姿が映りました。もう私には関係ありませんが、それでも忸怩たる思いです。 地下足袋を脱いだ時、午後5時を廻っていました。風呂を浴びて、よし、締め鯖の締まり具合を確かめてみよう。タッパーを覗きました。おっ、いい感じです。 1枚を取り出し、皮を剥ぎました。うん、いい感じです。これを熱燗で流しました。 コーラスに出かけるという妻を見送って、これを嘗めながらテレビで日本陸上競技選手権を観戦。バタンキュー。 今日の一句 〆鯖に酢の沁み入る秋の暮れ 今日のラン なし 今日の酒 燗酒1合 焼酎お湯割りカボス入り2 ウイスキーロック1 今日の写真はトラです。ピントが合っていませんが、なんとなく惚けたように見える顔が可愛くて。
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