タイムリー!?「キス&クライから愛をこめて (小塚佳哉)」2冊
否が応でも盛り上がる、冬季オリンピックのフィギュアスケート。日本人がメダル候補、というすばらしい種目。そのフィギュアスケートのお話は、読まずにはいられないでしょう???しかも、須賀さんの絵!厳しい練習があっての美しい演技。でも、ド根性というより、かなり明るめな感じのお話でした。ヤクザではないが、限りなくヤーっぽい天城が、選手の横でお世話する・・・なんていう現実離れ?した設定も、隼の前向きな性格なら、ありえるかも~などと夢見せてくれる(笑)お話でした。楽しんで読みました。キス&クライから愛をこめて―SIDE:KISS― (小塚佳哉)キス&クライから愛をこめて―SIDE:KISS―小塚佳哉/須賀邦彦海王社ガッシュ文庫発売日2010/01/09「オレは生まれ変わった、あなたに愛されて」「この減らず口にキスしたの、どこのどいつだ」かつて天才少年と呼ばれたフィギュアスケーターの隼。オリンピック最終選考会に敗れ失意の中、ひとりの男と出会う。「泣くんじゃない、次がある。あきらめるな」─ふいにかけられた慰めの言葉と、優しいキス。ダブルのスーツが似合う見惚れるほど精悍な顔だちの男は、隼のファンだと言い愛情のこもった眼差しで隼を見つめていた。極道にしか見えない彼・天城のことが心から離れず、隼は天城の後を追うが!?─運命は、隼をオリンピックへと導く…。 template designゆいっぴーキス&クライから愛をこめて―SIDE:CRY― (小塚佳哉)キス&クライから愛をこめて―SIDE:CRY―小塚佳哉/須賀邦彦海王社ガッシュ文庫発売日2010/01/09「お前に捧げよう、身体も心もすべて」「滑り終わったら、その花、投げ込んでよ」ライバルの怪我で、オリンピックの切符を掴んだ隼。天城に見守られて、決戦の地へとやってきた。乱れていたジャンプのタイミングを取り戻してスケーティングも絶好調。だが、天城の様子がおかしい。隼のわがままを受け止め、惜しみなく愛を注ぐことは変わらないが、人前でキスを仕掛けたかと思うと、急にそっけない態度。歓声に迎えられ隼がフリーを滑り終わると、天城は姿を消していて!?─海を越え、天城を悩ませる極道の因縁が迫る…!堂々、完結。 template designゆいっぴー