丸井今井・旭川店閉店へ
室蘭店も存続困難
従業員も一度全員解雇
民事再生手続き中の道内百貨店最大手、丸井今井(札幌市)は30日の取締役会で、三越伊勢丹ホールディングスを再建のスポンサー企業に決めた。
既存四店舗のうち札幌本店と函館店は、三越伊勢丹が今後設立する新会社に3、4カ月後をめどに事業譲渡し、旭川店は閉店する。
室蘭店は「2010年1月をめどに存廃を判断」との従来の計画が引き継がれるため、存続は困難な状況とみられる。
畑中幸一社長は会見で「苦渋の選択だった。旭川店閉鎖という結果になり申し訳ない。
解雇する従業員にはできるだけの再就職支援をやっていきたい」と陳謝した。
一方、三越伊勢丹は同日、「丸井今井の経営資源は札幌に集中させる。三越札幌店と一体になって大通りエリアを活性化させたい」と説明した。
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最終更新日
2009.04.30 20:29:16
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