2010/03/15(月)19:29
フキノトウが顔を出し白鳥も日向ぼっこ
河原に春の息吹を吹き込むフキノトウ=11日、永山新川河川敷(栗本充則撮影)
フキノトウ春感じた
旭川の河川敷
旭川市永山の永山新川河川敷でフキノトウが顔を出し始めた。
冷たい風に首をすくめるように遠慮がちに開いているが、枯れ草の間には芽吹きを待つつぼみがあちこちに見られ、春の足音を感じさせている。
11日の最高気温は午後1時すぎの1・3度で、平年並み。風はやや冷たく感じるものの、空は青く晴れ、春の気配を感じさせた。
永山新川河川敷は所々に雪が残るものの、日当たりの良い場所で淡い黄緑色のフキノトウのつぼみが背を伸ばしている。
水面ではハクチョウもひなたぼっこをするように悠々と泳ぎ、散策の人たちに春の息吹を伝えている。(道新 小川郁子)