2010/04/18(日)10:50
春の乾燥期「野火注意!」
一面に燃え広がった帯広川河川敷の野火=12日午後6時55分ごろ(富田茂樹撮影)
野火が相次ぎ、注意呼びかけ
北海道帯広消防本部
春先の乾燥時期を迎え帯広市内などで野火火災が続発している。多くは失火が原因とみられ、市消防本部は注意を呼びかけている。
市消防本部によると市内の野火火災は4月に入ってすでに3件。場所はいずれも河川敷で、2日が東12北1の十勝川左岸、8日が西8北8の十勝川右岸、12日が西17南1の帯広川左岸。
焼失面積は最大約600平方メートルで、3件ともけが人などはなかった。
12日夕方には帯広に接した幕別町札内桜町の帯広川左岸河川敷でも、枯れ草など約1・6ヘクタールを焼く野火が発生。
市消防本部は「野火につながりやすいごみの野焼き、たばこの不始末、火遊びなどはモラルの問題としてなくしてほしい」とし、「風が強く、乾燥した日には火の取り扱いに十分注意を」と話している。