2010/07/30(金)06:17
空自セクハラ元女性隊員が全面勝訴
空自セクハラ
国に580万円支払い命令
元女性隊員が全面勝訴
道内の航空自衛隊基地に勤務していた元自衛官の女性(24)が同僚の男性隊員(35)からわいせつ行為を受け、被害を相談した上司には逆に退職を強要されたとして、国に約1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が29日、札幌地裁であった。
橋詰均裁判長は女性の請求をほぼ全面的に認め、国に対し580万円を支払うよう命じた。
自衛隊内のセクハラ(性的嫌がらせ)をめぐる訴訟で国の責任が認められるのは異例。
<北海道新聞>