|
カテゴリ:きょうの話題
<五輪ジャンプ>
高梨、表彰台逃す「自分の力不足」 今冬、高梨が初めて表彰台を逃したのが、五輪の舞台になってしまった。 高梨は1回目、出場した30選手中、不利な追い風を最も強く受けながら100メートルまで踏ん張り、3位で折り返した。飛距離に換算してトップとは1.35メートル差。 本来の力なら逆転可能だったが、2回目も追い風に当たり、「後ろからたたかれるような感覚があった」。 伸びを欠いて98.5メートルにとどまったが、「上手な選手は(遠くまで)持っていける。自分の力不足」と言い訳はしなかった。 得点を見てテレビカメラに向かって深々と頭を下げる姿も その時点でイラシュコに次ぐ2位。中継カメラに向かって申し訳なさそうに頭を下げた。後に飛んだマテルとフォクトがその上を行き、初の五輪は4位だった。 今季はワールドカップ(W杯)で13戦10勝と圧倒的な成績を残し、敗れた3戦も表彰台に上がる安定感を誇った。だが1月下旬の海外遠征から助走姿勢が安定せず、調子を落とした。
|