2015/02/26(木)18:20
DIY。ぶどう棚支柱の直角を出す。【ピタゴラスの定理】活用。
昨日はほぼ終日、今日は早朝、ぶどう棚の支柱を設置していた。
これまでは長方形4辺の1辺に4メートル間隔で4本の単管パイプを垂直に打ち込んできた。
水平はデジタル水平器で出して水糸を張り、垂直は直角レベラー2個で出して、ここまでは順調。
次は2辺目に取り掛かることになった。ここで大事なのは直角を出すこと。
直角を出すためには【ピタゴラスの定理】を活用する。
簡単に云うと ↑の図で、3・4・5の寸法で三角形を作ると、3と4のコーナーは直角になる。という定理だ。
さて、ここで簡単な道具を自作。
伸縮しにくいヒモで ↑のような12メートル長を作る。両端には丸カンを留めるためのわっかを作り、そこから正確に300センチ、400センチのところに目印をつける。
これを現場にて、設置して計測 ↑
写真ではわかりにくいので、図解 ↓
先に3・4の間の目印を角の単管パイプの外径部に留め(ここにもわっかを作り、丸カンで土中に刺すと固定しやすい)3の側の先端わっかを、水糸に平行に丸カンで留める。ヒモは緩まないよう適度なテンションで。
ちなみに丸カンとはこれだ ↓
そしてここが大切なんだが、5の先端のわっかを、先に刺しておいた3の先端わっかの丸カンに重ねて引っ掛ける。
4と5の間の目印を引っぱり、両辺に均等にテンションが掛ったポイントが直角点となる。ここに目印のポールを立てた。↓
ヒモの寸法は正確に出して、伸縮が少ない材質のものを選ぶことが肝心。
おらは、荷造り用の安いポリヒモで作った (^^ゞ