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カテゴリ:本日の一冊
「沈黙の春」で、世界で初めて環境汚染に警鐘を鳴らしたレイチェル・カーソン。 「沈黙の春」執筆時にガンに侵されていることがわかり、その後、雑誌に掲載していたエッセーを単行本化しようとしている最中に逝去。 その後友人たちによって出版されたのがこの「センス・オブ・ワンダー」です。 簡単に言うと、レイチェル・カーソンによる子育ての本、なのかな? 子供をなるべく自然に触れさせて育てたい、とはみんな思うと思います。 彼女はそれだけでなく「センス・オブ・ワンダー」=「神秘や不思議さ、すばらしさを感じる力」を育てたい、と書いてます。 そのためには自然が溢れるところで子育てをする、ではなく(笑) ひさしを打つ雨の音や、ゴルフ場での鳥の声、太陽や月・・・身近な自然は、「目にしていても実際には見ていない」ものだから、大人がまずそういうものに目を留めてみよう、と。 また途中で出てきた友人の学者さんが、死を迎える前に言った言葉が素敵だった。 「死後の世界は未知の世界だ。何があるかと思うとワクワクしてくる。」 沈黙の春を読んだのは昔過ぎてすっかり忘れてしまいましたが、この本・・・いい。 ****************** これを書いている横でダンナが映画を見ています。「コン・エアー」です。 内容はわかりませんが、ニコラス・ケイジの吹き替えが大塚芳忠さんで、ついつい聞き惚れてしまうわ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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