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April 22, 2007
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カテゴリ:カテゴリ未分類
200704211706000.jpg

From here to eternity Hawaiian shirtの(長い)続きです。

そうなんですよね、熱心な読者の方なら(誰もいない)写真を見て「およっ?前回と同じ柄の写真?ぼけた野郎だね、ぶひひ」なんてお思いのことでしょうがね、実はこちらの一枚、長袖バージョンとなっている次第で御座います。

前回に紹介したショートスリーヴバージョンと全く同じ色、柄。

ただ、柄の出方はこちらの方がはるかにバランスが良く出ていることにお気づきでしょうか?

ショートスリーヴの方は(前回の写真参照)フロント中央部に柄が集中して出ており、ポケット部の柄も無作為な感じで選ばれ縫い付けられている為に、ボーダーパターンと言うよりもオーバーオールパターンに近い雰囲気となってしまっている。

それに対してロングスリーヴの方は肩口から伸びる赤い蔦の配置も良く、ポケット部の柄もラッキーなことに継続性を感じる生地が使われているので、ボーダーパターンのシャツと言うことが一目で分かる仕上がりとなっています。

このように同じ柄、色合いのシャツでも、生地の取り方一つでかなり印象が変わってしまうので、皆さんもハワイアンを購入する際には近くで柄を見るだけでなく、実際に身につけた後、10mくらい離れた位置から鏡でシャツ全体のバランスをチェックすることをお忘れなく。
微妙な柄の出方の違いがトータルな完成度に影響していますからね。

やはり洋服というものは、単体で見たときはいくら仕上がりが良くても「未完成」なんですね。
人間と言うキャンバスに着せた時に「どれだけ着る人の魅力を引き出すことに成功しているか?」、これに尽きると思います。

実際に手にとって選べない場合のティップを少々。

サイジングは当然ですが自分で自分のジャストサイズを知っておくことが大切です。

許容範囲はどこまでか? 「肩幅で2cm、丈で3cmの誤差なら許せる」とか。

短すぎる「ツンツルテン」のハワイアンは「ぶかぶか」同様にかっこ悪いですからね。
総丈が多少長くても丈詰めなら簡単に出来ますから「自分のジャストが65cmだとしたら70cmまではO.K」のような感じで考えるのもアリです。またレーヨン素材は多少の縮みがでることを想定して少し長めの物を買うという場合もあります。

逆に短かったらアウト。そういうブツは諦めた方が無難です。

それといくら柄が気に入っても、似合わなかったら丸っパゲですから、箪笥の肥やしにならないように自分とのマッチングを大前提に選ぶ。
地味な無地のシャツとかならハズすことも少ないとは思いますが、ハワイアンの場合は色柄共に強烈なものが多いですからね、一度「コレは着れないな・・・」ということになった場合、生涯二度と袖を通すことは無いと思っていいです。

ですから、自分の顔色とのマッチング、これをとにかくよく吟味する。
そうしないとアロハばかりが目立ってしまって、着用している人の存在感が皆無と言う最悪の状態に。

私の場合は暖色系の物、もしくは中間色的な優しい色合いの物との相性が良いので、そのような色目の物を選ぶことが多いです。

顔色が普段の状態に一番近く写っている写真をペーストコピーしてエクセルあたりに貼り付け、目標のブツとコラージュしてみる。「アイコラ」ならぬ「アロコラ」




ではディテイルを

基本的には前回の物とほぼ同じ。

違いはロングスリーヴであるということと、フラップポケットになっているということ。

このフラップポケット付きというデザインは最高です。
50sのシャツに多く見られるディテイルですよね。ゴージャスでより洗礼された雰囲気になってます。

あとはなんといってもロングスリーヴ特有の肩から袖口へのドレープ感。コレに尽きます。

やはりシャツはロングスリーヴの方が断然いいですね。

このシャツはこの色の他にブラウン地とサックス地の物も出ています。

そちらも捨てがたいです。でも、もう買えないかも。

200704211705000.jpg









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Last updated  April 22, 2007 02:32:12 PM
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