フィロデンドロンオキシカルジウムブラジルクリームスプラッシュ
長い名前だ。フィロデンドロン・オキシカルジウム・ブラジル・クリームスプラッシュ。まるで呪文。植物に興味がなければ絶対に覚えられない。これ。園芸店やホームセンターでよく見かける「フィロデンドロンオキシカルジウムブラジル」とはちょっとちがう。ただのブラジルはこれ。比べれば一目瞭然、真っ白の斑の部分がないのだ。この真っ白の斑があるとないとでお値段がものすごく変わるのだが、ただのブラジルよりも増えにくいのだろうか? ただのブラジルは増やしやすい印象だが…。クリームスプラッシュ、以前ネットで見かけて以来、欲しいな〜と思っていたのだが、まったく店頭で見かけることがなかった。ホームセンターとかには滅多に置いてない感じの、ちょっと高級なやつなのだ。メルカリなどには出ているがなかなかのお値段なので渋っていたところ、近所の花屋で偶然見つけ、安かったので即買いした。やった〜。 そんなクリスプ(略した)、よく見ると斑の抜けている葉がある。これ、先住のブラジルにもある。左側は斑があまりない。どういうことかというと、この先住ブラジル、ひとつの鉢に4本の蔦が伸びているのだが、うち1本が斑なしなのだ。わけてみるとわかる。この左下の蔦だけ、斑入りの葉っぱは出てこない。全部斑なし。あとの3本は、すべて斑が入っている。斑なしは1枚も無い。植物によって、例えばシェフレラやパキラ、スパティフィラムなどの斑入り種は、たまに斑の抜けたような葉が出てきたり、また復活したりするが、ブラジルはそんなことはない。斑のない蔓は、ずっとない。なんだか潔い。このブラジル、買ってきたのは一昨年の6月のおわり。ハイドロカルチャーだった。わかりづらいが1.5号くらいのミニミニ鉢に植えられている。ハイドロは苦手なのですぐ土に植え替え、その後2度の植え替えを経て2年3ヶ月ほどが経過し、再び現在のすがた。スプラッシュもコイツに負けずどんどん伸びていってもらいたい。…斑なしのところは先住ブラジルに混ぜちゃおうかな。ふさふさになるのがたのしみだ。