アエオニウムの変遷を見る
植物にハマりだして2年半経つが、そのときそのときでマイブームの品種がある。フィカスブーム、リトープスブーム、アガベブームなど挙げればキリがないが、一度ハマるとまだ見ぬ品種を探し求めてあれこれ買ってしまい、その結果、置き場所がなくなる。とはいえ、まあ棚を買い足せばなんとかなるしな、と思ってしまっているのだが、冬はこれを室内に入れることを忘れてはならない…忘れちゃうけど。そんなわけでうちの植物は同じ属のものが多いのだが、いくつか、ひとつしかない属性もある。そのひとつが、アエオニウムだ。我が家で唯一のアエオニウム、ホワイトハロウィン錦。なんでひとつしかないかというと、あんまり興味がないから。そのまんまの理由だ。それなのになぜこの子がいるかというと、福袋に入っていたから。やっぱりありがちな理由だ。うちにきた1月の姿。こうして見ると全然ちがうな。緑が多いし、葉が立ってなくてのっぺりして見える。2月になると、急に赤紫になって、葉っぱの模様がよく見えるように。大きさは変わっていないので、新しく出た葉の色がちがう、とかではなく、元々の葉が変色している。おもしろ!3月の姿。さらに色味が深く濃くなって、下葉が落ち、やばいんじゃない? という雰囲気。ただ中心部からどんどん緑が出てきて、ぎゅっと詰まった感じになった。その後、5月に最盛期(個人的な感想です)を迎える。わーお、きれい。色といい形といい、バランスのとれた美しさである。このあと休眠するのだろうとおもっていたが、明らかな変化もなく、成長はしてなさそうだけど…寝てる…んだよね? みたいな状態に。下葉がどんどん取れる! とかいうこともなく、寝てるんだろう、たぶん…と一度は室内日陰に移してみたものの、なんかどうもよくわからず、現在はベランダの遮光棚に置いている。たまにチラチラとお日様も浴びる、くらいの位置で、わかってあげられないまま夏を越しそうな雰囲気。秋になったらわかりやすく目覚めてくれると助かるんだがなあ、と思いつつ、手探りでお世話しているアエオニウム。愛着も湧いてきたので、ふたつめに手を出す日も近いかもしれない。