建築って何だろう？

★　24時間換気

2003年に建築基準法が改正され､24時間換気の設置が義務づけられました。

一般的な住宅における必要な換気は１時間に0.5回とされています。

これは2時間に一回、お部屋の空気を全部取り替えなさいって事です。

24時間換気とは、通常は窓や扉を開けるなどの自然な換気ですが、ファンなどの機器を使い

屋外の空気を取り込んで､室内の空気を２４時間強制的に入れ替えるシステムのことです。

近年､住宅の高気密・高断熱化にともないまた､シックハウスの問題も重要視され､換気量や換

気回数が非常に重要になってきました。

建築基準法では、基本的には居室（部屋）のみが24時間換気になっていますが、これはシッ

クハウス対策として最低限必要な換気対象エリアとなります 。

しかし、換気方式によって廊下、玄関、トイレなどを換気経路とした場合は、これらの場所も換

気対象となります。

通常は部屋ごとに給排気するよりは、何部屋かまとめて給排気した方が、コストが安い為

通路なども換気しております・・・

なお、意図的に空気の流れを遮断するような処置をしない限り、実質的には居室以外のエリア

でも空気の対流は行われているものです。

必ず24時間しなければ、ならないのかと疑問になりますが、確認申請で計画している場所

は付けて、状況によりスイッチやコンセントで解除できるように、事前に計画しましょう・・

有害な物質（ホルムアルデヒド等）は無限にあるわけではありません。

冬　寒くてどうしようもなかったり、音が気になってしょうがない事もありえますので、事前

に将来の計画をしておきましょう・・

むしろ珪藻土・光触媒などで対策をした方が良いと私は思います（＾0＾）・・