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2013年08月23日
カテゴリ：NANANEKO HOMEの保護猫たち
だいぶ前に、里親さんから動画を送っていただいていたのですが、
忙しさにかまけ、またこの楽天ブログへの動画の載せ方がわからず(>_<) 今になってしまいました。 ようやく、アップさせていただきます！ アップといっても、結局、YouTubeに一旦載せ、そのURLを貼るしかできてませんが(T_T) ご覧になることができるでしょうか・・。 野乃ちゃんて、この猫です。  これは、譲渡後少しして送っていただいた写真です。 この野乃ちゃん、実は大変な威嚇猫で、 もともと福島で、震災直後に保護されてきた猫でした。 福島から保護された猫は、元飼い猫や、世話されている外猫という場合も多く、 落ち着けば人に慣れる猫も多いです。 でも野乃ちゃんの場合は、最初から、保護したボランティアさんたちも 触らないように、当分最少ケージに入れるようにとアドバイスをくれるくらい、 大変に威嚇の強い、元野良猫に違いない猫でした。 元野良とわかっても、震災直後のあの状況で、 元の場所にリリースもできず、結局1年もうちに暮らしていたのですが まったくこころを開かず、人に慣れず、威嚇をやめない猫でした。 その、最強威嚇猫、野乃ちゃんが里親さんにこころを開いた瞬間を 里親さんに送っていただいた動画から、 今日ようやく皆さんに見ていただきたいと思います。 （動画の著作権は、里親さんに属します） まず最初、うちで、グリグリ棒でのどの下をグリグリやると、 慣れない猫は比較的慣れてくる、というのを里親さんが知って、 棒を用意してやってみてくださいました。 最強威嚇猫・野乃ちゃんがこころを開いた瞬間その１ これでも、うちに居たころに比べたら、慣れたほうでした。 うちでグリグリ棒を使ったら、「なめてんのかオリャ！！(-_-メ)みたいな感じで 全然冗談も通じない感じだったのです。 そして、少しずつ手を出した里親さんに、 突然野乃ちゃんがこころを開いた瞬間！！ 最強威嚇猫・野乃ちゃんがこころを開いた瞬間その２ 最強威嚇猫・野乃ちゃんがこころを開いた瞬間その３ 最強威嚇猫・野乃ちゃんがこころを開いた瞬間その４ この動画を送っていただいたとき、 わたしは空いた口がふさがらず、目からは涙(;O;) 普通の、大したことのない動画と思われると思いますが、 あの最強の威嚇状態を知っているわたしとオヤジには、 驚愕・感動・感謝。。 手を出せばシャー！！と爪が飛んできて、たちまち流血。 オヤジとは目が合っただけでフー！！(^_^;) わたしには、「野乃ちゃん、」と声をかければ目をパチクリ、 くらいには許してくれていたのですが それでも、トイレなど替えるときは命がけでした(-_-;) そう、うちに居る間は、野乃ちゃんは高い棚の上で生活していて トイレもごはんも、全部棚の上でしていたのです。 この最強の怖い猫、野乃ちゃんは、福島の被災保護猫です。 来たとき、絶対にコレは野良猫だっただろう、と思われる感じの強い威嚇で うちでも慣れそうにありませんでした。 そんな野乃ちゃんを、うちの猫にと呼んでくださった里親さんは、 やはり以前に、福島の被災猫のタマちゃんを里子に迎えてくださった方でした。 そのタマちゃんも、10歳以上の年寄猫で、 結局、その最期を手厚く看取ってくださったのでした。 （野乃ちゃんの保護から里親譲渡までは、下記をご覧ください） さよなら野乃ちゃん それが、譲渡後ほどなくして、上記の動画を送ってくださり、 あまりの驚きに、わたしもオヤジも言葉もありませんでした。 その後最近また、下記の動画を送っていただきましたので、ご覧ください。 ここでは、まず、よっこらしょっと自分から里親さんのお膝に乗っています！！ 最強威嚇猫・野乃ちゃんがこころを開いた瞬間その５ 最強威嚇猫・野乃ちゃんがこころを開いた瞬間その６ 普通の慣れている猫なら、当たり前の、どうということのない画像です。 でも、人を信じることを知らなかった野乃ちゃんにとっては この変化はあまりにも大きな変化でした。 まさしく、野乃ちゃんは、悲しい野良猫から愛される家猫に、生まれ変わったのです。 これまでわたしは、どうしても人に慣れない猫もいる、と思っていました。 でもそれは仕方ないこと、育った環境や、怖い思いをした分だけ 慣れづらくなる子もいるのは、どうしようもないことで、 そういう猫に当たった場合、まあ、そこに居ればいいよ、というくらいの飼い方でいいのだと。 でも、野乃ちゃんは、わたしに教えてくれました。 どんなに威嚇し、人を信じない猫も 根気と忍耐と、たくさんの愛情を持って見守ってあげれば きっとこころを開くときが来ることを。 そして、その瞬間を自分のものに出来るのは、 そうした猫を迎えてくださった里親さんだけの特権です。 どうぞ皆さん、慣れないような猫も、よかったらおうちに迎えてください。 そして、長い目で見てあげてください。 その子が、あなたにこころを開く瞬間がきっと来ると信じて。 ☆HOMEなな猫ほーむで里親募集のほかの保護猫たち☆  長期預かりだった、飼い主放棄・麦太の里親さん募集！！神戸から来ました・超可愛いくるみと葉太の里親さん募集！！都内元野良キジトラ縞ちゃん＆りんりんの里親さん募集！！保健所引出子猫みるくここあの里親さん募集！！◎日本ブログ村のランキングに参加しました◎ ポチよろしくお願いします！  うちのくるみちゃんバナーです！ポチットよろしく！  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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はじめまして
猫ボラを6年くらいしています。1年経っても慣れてくれない子へのアプローチを検索していてこちらにたどり着きました。とても励まされました。気持ちを新たに頑張れそうです。 (2020年05月31日 21時37分33秒)
あずき母さんへ
お返事が大変遅くなってごめんなさい！ 野乃ちゃんの記録を読んでくださってありがとうございます。 猫ボラされてるんですね。 報われないことも多い活動で、 常に迷いや心配と隣り合わせですよね。 野乃ちゃんの経験が、すべての猫に当てはまるわけではないと思いますが、 とにかく野乃ちゃんは、わたしがハッキリと猫ボラ活動を自覚的に始めた、 この16年くらいの間で、最強最怖の子でしたので(笑) そんな子でも、愛情と辛抱であそこまで慣れ慣れ甘えん坊になれる、 というのはひとつの励みになるかと思います。 これからもお体に気を付けて、がんばってください!(^^)! ちなみに、2013年に亡くなったうちの三毛猫が「あずき」という名だったので 勝手に親近感をおぼえさせていただいております(*'▽') (2020年06月17日 14時33分19秒)
あずき母さんへ
あと、もう一点、 1年くらい世話してなかなか慣れないとのことですが、 1年くらいだと難しい子も、野良出身にはいるかもしれません。 うちにいまいる、長毛の雪のちゃんという子は、 山形から預かってそのままもう半うちの子として生活しているのですが(;'∀') とてもびびりの野良出身で、 おまけに保護場所は猫虐待地域だったので、 人に対する警戒心が半端なく、 攻撃はしてこないですが慣れもしない子でした。 一緒に保護された綾のちゃんとふたりで、 うちに来て1年間、たんすの下で暮らしてました( ;∀;) 徐々に綾ちゃんは慣れてきて、触れるようになったのですが、 雪ちゃんがなれるまで、さらに2年くらいかかりまりた。 いまもビビりで、タイミング悪いと逃げますが、 でも、わたしになでさせてくれるようになり、 なでるとあーーとうれしい声もあげてくれるようになりました。 2年、3年、と経つうちに変化する子も結構多いです、 気長に愛情を向けてあげるしかないですね。 (2020年06月17日 14時39分09秒) |
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Re:最強威嚇猫・野乃ちゃんがこころを開いた瞬間！！(08/23)
