カテゴリ:NANANEKO HOMEの保護猫たち
2017年6月29日、新之介、11年の短い生涯が幕を閉じました。
記録をたどってみると、新之介が2006年の6月25日に うちに来たことがわかりました。 当時、戸越の保護ボランテイア仲間のシェルターが閉鎖となり、 飼養していた10匹前後の保護猫たちを 友人一同で分散して預かることになって、 二匹の子猫をうちでも預かることになったのでした。 新之介と鈴、その兄妹です。 キジ白で、3、4か月くらいの可愛い兄妹でした。 うちに来た日。 左の兄妹に、かおると草太がさっそくかまっています。 新之介は、赤ちゃんで保護されたときに左目が風邪等でつぶれており、 しゅん膜を切る手術をしたそうですが、 結局左目は白濁が残ったまま。 右目も落ちくぼんでいてショボいカオ(^_^;) せめて名前くらい立派な名前をと思い、 兄に新之介、妹には鈴ちゃんと和風な仮名にしました。 まだ小さい頃で、とてもかわいい♪ 新之介がイケメンに見える( ;∀;) お風呂の水を飲みたがる新之介。 庭で、散る桜の下を遊ぶ新之介。 こんなおバカな一面も(笑) ちょうどこのころ、知人のつてで、成城の住宅地で 赤ちゃん猫の木の葉を保護し、 新之介も鈴も、木の葉を可愛がってくれました。 住宅街で雨に打たれ、一晩中母猫を探して泣いていた木の葉。 やさしいお兄ちゃんお姉ちゃんに可愛がられて、 さぞほっとしたことでしょう。 ほどなくして、可愛い鈴ちゃんは里親さんに譲渡。 でも、うちの兄さん姉さんたちのもとで 新之介はすくすく育っていきました。 新之助の右というか上(笑):桃 隣がかおる、その隣がひかり、下から顔出してるのが草太。 みんな若い。桃は、一昨年亡くなりました。 その後次々となな猫ほーむで子猫たちを預かり始め、 新之介の「保母」さんが本格的に始まります。 これは、可愛いもなかを可愛がる新之介。 もなかと、多摩川のホームレスさん保護の麻綾。 もなかが新之介の乳を吸っている。。 もう一人の白子猫・沙彩と小勇太が乳を吸っている。。 もちろん新之介に乳は出ませんが(^_^;) 親から離され不安な子猫たちは、 みんな新之介の出ない乳を吸って満足して育ちました。 これはセンター保護のノンナとニルス、 いま里親さんちで、小麦と浅緋という素敵な名前です。 母子家庭4兄妹(母猫と子猫4匹で来たのでw)に 乳をやる新之介。 母子家庭のうちの空ちゃん雪ちゃんを可愛がる。 陸ちゃんという子は亡くなり、 あとの3匹と母猫は里親さんちに旅立ちました。 このときは白黒3兄妹。 このときは山梨レスキュー(産んだら畑に埋めてた爺から保護)で この光ほか2匹を可愛がる。 これは2010「茶トラ王国」と名付けた子たちに乳をやる新之介。 文京区西片で保護された、茶トラの野良子猫7匹のうち、 4匹を(全部茶トラなので茶トラ王国!)うちで預かり、 新之介が次々に世話してくれました。 この右の子は、まだうちにいる風太だと思います(^_^;) これがちょっと前の新之介と風太。 風太は、新之介を母として育ち、 どこにいくのもいつも新之介と一緒。 超ビビりのあまり攻撃的になり、またスプレー癖もあって、 他の姉妹たちはみんな譲渡できましたが、 結局風太は残ってしまったのです。。 比較的最近では、この、左からキジトラの苺と、 三毛のくるみちゃん、白黒の葉太たちも 新之介に育てられて大きくなりました。 先日トライアルに出た桜乃ちゃんももちろんそうです。 これは、譲渡でいなくなった子猫を探し回る新之介。 これまで何匹も旅立っていきましたが、 そのたびに一応は、うおんうおん啼きながら探して回ってました。 (左下でトイレしてるのは、 もう亡くなったあずき。懐かしい(:_;)) もちろん成猫にもやさしくて、 不安な成猫の保護猫たちにすぐにうちとけるので、 成猫たちも安心するようになります。 これは、左はうちの亡き桃ですが、 右は熊本から来た航。 311の震災後は、ますます忙しくなり、 たくさんの成猫や子猫を預かりましたが、 かおるや草太などと共に、新之介もメインとなって 新しく来た子猫は育て、成猫たちの世話をしてくれました。 これは、たしか南相馬で保護された桜子。 桜子は、ブッコという新しい名前をいただいて譲渡されたのですが、 しばらくの間、里親さんになかなかなつきませんでした。 そして、里親さんの闘病中に少し里帰りしてきたときがあって うちに帰っても、もう忘れているので怖がって、 お風呂場に逃げてしまったときに、 ブッコは新之介を覚えていたんですよね! それでいっぺんに打ち解けてくれました。 もう、ブッコは里親さんにも甘えています。 これは福島の(社)SORAから預かった、 飯館出身のたっくん。 すぐに良い里親さんに巡り合えたので、 少しの間しかいなかったけど、 新之介の薫陶を間違いなく受けてますw これもSORAから。福島から来た優太です。 これは東京のセンターから来たみるく。 みるくと優太が一緒に貰っていただいて、 優太だけ去年急死してしまったのですが、 ミーくんは元気で、里親さんになついてきてます♪ まんなかの優太が里親さん宅で亡くなって、 もう1年になります。 左の桃はもっと前に亡くなりました。 みんな、新之介を待っててくれたよね。 もちろん、うちのほかの子たちとも新之介は仲良し。 というか、新之介のまわりにみんな集まってる? 2015年末に奈々が14歳で亡くなるとき、 最期までそばにいて、なめたりしてくれてたのも 左の、奈々を大好きだったひかりと、 右の新之介たちでした。 奈々はきっと、亡くなるときも寂しくなかったでしょう。 特に仲良く、兄弟のように育ったのが茶トラの草太。 1歳違いで、このときはまだどちらも若い。 新之介の目が珍しくぱっちりです(^_^;) これは最近ですが、いつもこんな風にして寝ていました。 もっともっとたくさん画像もあって、 里親さんたち、全部出せなくてすみませんー。 保護猫たちみんな、特に子猫は、 新之介に世話してもらいました。 よく、保護活動大変でしょうとか、 先住猫との相性は大丈夫?とかいわれますが わたしは本当に猫に恵まれたといいますか、 こうして新之介が、そしてかおるや草太やみんな、 新しく来る子たちの世話を猫どうしてしてくれるので、 わたしはごはんとトイレと病気の世話をしてるだけなんですよ。 そして相性といっても、全く気にせず、 多少の小競り合いも無視して(笑) 喧嘩すれば𠮟り飛ばし、そのうち仲良くなっているので 本当に、なな猫ほーむをやっていられるのは この子たちのおかげなんです。 ちょっと涙が出てきて書けなくなりました( ;∀;) 画像も多くて、たぶんここらで楽天ブログは書けなくなると思うので ここで一旦休止とさせていただきます。 続きは、亡くなるまでの悲しいお話ですが、 次につなげたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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みんな、旅立って行きますね。
家族二人が相次いで旅立って、「生と死の違いは゛触れない”ということだけです」と書いて涙も見せなかった私ですが、 新之介くんの旅立ちに滂沱の涙です。 あ~、~、~、悲しい。 けれど私は、 人のために尽くし命を分け与え、しかもそれを楽しんだ一生なら、 凄いね、生き切ったね、とねぎらう気持ちで一杯になるのです。 猫も、人も同じですね。 どうぞ安らかに。と心から申し上げます。なな猫さんもお大事になさってください。 (2017年06月02日 23時35分49秒)
私は優太とは三ヶ月と短かったですが、優ちゃんをみるたびに優太のことを思い出します。今でもじっくり思い出すと涙が出てしまいますが、優太を忘れないことが、優太への感謝と供養と思ってます。新之助君の急死をミー君に伝えて以降、ミー君は私の前に出てこなくなりました。私の居ない時や寝ている時に食事やトイレをしていますので心配ないですが、眠そうな何か寂しげな表情をここのところしています。昨日は2ヶ月ぶりに私が近くと威嚇しました。ちょっと独りにしておいてよ。という感じでした。新之助君ほどたくさんの猫や人の心に残る、生きた証、価値を持ったとても幸せな一生だったと思います。
(2017年06月03日 12時51分43秒)
sakkiさん
ありがとうございます。 悲しみに次々襲われておられたでしょう、 新ちゃんのためにまで泣いて下さってありがとうございます。 すごい頑張った猫でした❗ (2017年06月03日 21時17分01秒)
なな猫さん 新之介ちゃん旅立ってしまいましたね。
すぐにコメントを書こうと思ったのですが、今回は涙が溢れてなかなか書けず、今やっと書いています。 新之介ちゃんは、本当にたくさんの子のお世話をしてくれました。 素晴らしいお父さんお母さんでした。 なな猫さんご自慢の猫で、安心してまかせていましたよね。 うちの浅緋、小麦、杏も可愛がってもらいました。 お陰様で三人とも元気に暮らしています。 新之助ちゃん、今頃は天国で待っていた皆とまた仲良くしていることでしょう。 なな猫さん、お寂しいでしょうけどどうぞ頑張って下さいね。 (2017年06月04日 16時50分39秒)
杏のははさん
コメントありがとうございます。 いつも思うし、書いてしまうことですが、 お宅にはうちから3匹も迎えていただいて、 本当に感謝しています。 その3人とも、新之介が「お母さん」でした(笑) イイ子ばっかりで、きっと新之介も育てやすかったでしょう(#^.^#) いつかは必ず来る飼い猫の死ですが、 何度経験しても慣れるということがありません。 ははさんも、お体ご自愛くださいね。 これから暑くなります。 (2017年06月04日 22時21分31秒) |
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