● 黄体ホルモン剤● 黄体ホルモン剤 ⇒ よく使われる表現「生理が来る様にする薬」「着床をたすける薬」 黄体ホルモンだけを含んだ薬。 主に、無月経・月経異常・機能性子宮出血・切迫流産・習慣性流早産などに用いられます。また、乳がんや子宮体がん(内膜がん)に用いる場合もあります。 黄体ホルモンは、子宮内膜をフカフカにして着床しやすい状態にするほか、乳腺を発達させたり、子宮筋の緊張をゆるめる働きがあります。また、月経として内膜がきちんと剥がれるためにも不可欠です。 【製品名】 ルトラール(塩野義) 剤形(錠) 一般名:酢酸クロルマジノン錠 1錠= 2mg
【 禁 忌 】:(以下に該当する方は使用してはいけません。) 重篤な肝障害・肝疾患のある患者[肝障害・肝疾患を悪化させることがあります] 【 副作用 】 使用初期には吐き気・嘔吐、乳房痛、頭痛などの症状が起きることがよくありますが、2~3カ月程で薬に身体が慣れることで改善されます。また、倦怠感や憂うつな気持ちになる人もありますがあまり心配はいりません。男性の場合では、性的機能の低下があります。 【 注 意 】 まれに血栓症や心不全などが起こることがあります。また、高血糖や糖尿病の悪化が考えられるため、血糖値や尿糖の数値変化には注意が必要です。場合によっては重度の肝障害を起こすこともあり、定期的な肝機能検査を受けるようにしましょう。 【製品名】 アプタコール(大洋) 剤形(錠) 一般名:酢酸クロルマジノン錠 1錠= 25mg
【 禁 忌 】:(以下に該当する方は使用してはいけません。) 重篤な肝障害・肝疾患のある患者[肝障害・肝疾患を悪化させることがあります] 【 副作用 】 発疹、食欲不振、不正出血、乳房の腫れ、まれに血栓症など。 【 注 意 】 まれに血栓症や心不全などが起こることがあります。また、高血糖や糖尿病の悪化が考えられるため、血糖値や尿糖の数値変化には注意が必要です。場合によっては重度の肝障害を起こすこともあり、定期的な肝機能検査を受けるようにしましょう。 【成分一致薬品】
【製品名】 アプタコールL(大洋) 剤形(錠) 一般名:酢酸クロルマジノン徐放錠 1錠= 50mg
【 禁 忌 】:(以下に該当する方は使用してはいけません。) 重篤な肝障害・肝疾患のある患者[肝障害・肝疾患を悪化させることがあります] 【 副作用 】 発疹、食欲不振、不正出血、乳房の腫れ、まれに血栓症など。 【 注 意 】 まれに血栓症や心不全などが起こることがあります。また、高血糖や糖尿病の悪化が考えられるため、血糖値や尿糖の数値変化には注意が必要です。場合によっては重度の肝障害を起こすこともあり、定期的な肝機能検査を受けるようにしましょう。 【成分一致薬品】
【製品名】 アランダール(大正薬品) 剤形(錠) 一般名:アリルエストレノール錠
【 禁 忌 】:(以下に該当する方は使用してはいけません。) 重篤な肝障害・肝疾患のある患者[肝障害・肝疾患を悪化させることがあります] 【 副作用 】 浮腫(むくみ)、ねむ気、発疹など。 【 注 意 】 胃腸症状(吐き気・食欲不振)や肝機能の異常なども考えられます。 【成分一致薬品】
【製品名】 ネルフィン(科薬) 剤形(錠) 一般名:酢酸メドロキシプロゲステロン錠 (1錠=2.5mg)
【 禁 忌 】:(以下に該当する方は使用してはいけません。) 1.脳梗塞、心筋梗塞、血栓静脈炎等の血栓性疾患又はその既往歴のある患者 [症状が悪化する恐れがあります] 2.重篤な肝障害・重篤な肝疾患のある患者 [症状が悪化する恐れがあります] 3.診断未確定の性器出血、診断未確定の尿路出血のある患者 [病因を見のがす恐れがあります] 4.稽留流産 [妊娠維持作用により子宮内で死亡している胎児の排泄が困難になる恐れがあります] 5.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 【 副作用 】 発疹などの過敏症状や食欲不振、吐き気、むくみ、体重増加などが考えられます。 【 注 意 】 高用量を用いたときには血栓症を起こしやすいので、以下のような症状が現われた場合には使用を中止して、直ちに担当医師に相談するようにしましょう。 (注:血栓症の症状=下肢の疼痛、浮腫(むくみ)、激しい頭痛、胸痛、急性の視力障害、突然の息切れなど。) 【成分一致薬品】
【製品名】 ヒスロン (協和発酵) 剤形(錠) 一般名:酢酸メドロキシプロゲステロン錠 (1錠=5mg)
【 禁 忌 】:(以下に該当する方は使用してはいけません。) 1.脳梗塞、心筋梗塞、血栓静脈炎等の血栓性疾患又はその既往歴のある患者 [症状が悪化する恐れがあります] 2.重篤な肝障害・重篤な肝疾患のある患者 [症状が悪化する恐れがあります] 3.診断未確定の性器出血、診断未確定の尿路出血のある患者 [病因を見のがす恐れがあります] 4.稽留流産 [妊娠維持作用により子宮内で死亡している胎児の排泄が困難になる恐れがあります] 5.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 【 副作用 】 発疹などの過敏症状や食欲不振、吐き気、むくみ、体重増加などが考えられます。 【 注 意 】 高用量を用いたときには血栓症を起こしやすいので、以下のような症状が現われた場合には使用を中止して、直ちに担当医師に相談するようにしましょう。 (注:血栓症の症状=下肢の疼痛、浮腫(むくみ)、激しい頭痛、胸痛、急性の視力障害、突然の息切れなど。) 【成分一致薬品】
【製品名】 ヒスロンH(ファイザー) 剤形(錠) 一般名:酢酸メドロキシプロゲステロン錠 (1錠=200mg)
【 禁 忌 】:(以下に該当する方は使用してはいけません。) 1. 血栓症を起こすおそれの高い次の患者 (1) 手術後1週間以内の患者 (2) 脳梗塞、心筋梗塞、血栓静脈炎等の血栓性疾患又はその既往歴のある患者 (3) 動脈硬化症の患者 (4) 心臓弁膜症、心房細動、心内膜炎、重篤な心不全等の心疾患のある患者 (5) ホルモン剤(黄体ホルモン、卵胞ホルモン、副腎皮質ホルモン等)を投与されている患者 2. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 3. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 4. 診断未確定の性器出血、尿路出血、乳房病変のある患者 [病因を見のがすおそれがあります] 5. 重篤な肝障害のある患者 [副作用を増悪させるおそれがあります] 6. 高カルシウム血症の患者 [電解質代謝作用等の関与により症状を増悪させるおそれがあります] 【 副作用 】 発疹などの過敏症状や食欲不振、吐き気、むくみ、体重増加などが考えられます。 【 注 意 】 ホルモン剤(黄体ホルモン、卵胞ホルモン、副腎皮質ホルモン等) との併用は不可[血栓症を起こすおそれが高くなる] 高用量を用いたときには血栓症を起こしやすいので、以下のような症状が現われた場合には使用を中止して、直ちに担当医師に相談するようにしましょう。 (注:血栓症の症状=下肢の疼痛、浮腫(むくみ)、激しい頭痛、胸痛、急性の視力障害、突然の息切れなど。) 【成分一致薬品】
【製品名】 ノアルテン(塩野義) 剤形(錠) 一般名:ノルエチステロン錠
【 禁 忌 】:(以下に該当する方は使用してはいけません。) 1. 重篤な肝障害・肝疾患のある患者 [肝障害・肝疾患を悪化させることがあります] 2. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 【 副作用 】 発疹などの過敏症状や食欲不振、吐き気、腹痛などが考えられます。また、不正出血・下腹部痛・乳房痛・頭痛・熱感などが起こることもあります。 【 注 意 】 長期間の服用により肝腫瘍ができたとの報告があります。 【成分一致薬品】
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