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2010/04/19(月)23:50

新アニメをつくろう(4) 「構想」・・・「登場人物」「舞台」の作りかた

アニメをつくろう>アニメについて(31)

少し、今日の日記を修正しました。 主人公に「目的」を与えたら、今度は「障害」を設定していきます。 「人」「舞台」「過去にあった出来事」など、全てが主人公の「行動の障害」になるよう な「設定」を考えます。 まず、「人」です。 家族が、友人が、恋人が、ライバルが、敵が、主人公の邪魔をするよう、また邪魔になるよ うに考えます。 さらに、主人公の活躍する「舞台」にも、「障害」を設定します。 橋を通ろうとするなら、壊します(笑)。 「過去にあった出来事」ですら、主人公にとって不利なように設定します。 過去の出来事で、主人公に精神的トラウマを与えたり、「舞台」に特別な「法律」や、 「風潮」を障害として設定したりします。 しかし、それでも、「やり遂げなけばならない理由」を主人公の「設定」に追加していき ます。 ここまで、設定が決まってくると、「登場人物」たちは、勝手にお話を作ろうと動いてくれ ます。 人形だった、登場人物たちが、ウソのように、活き活きとしているじゃありませんか。 これが、「登場人物」に「個性」「性格」「動機」という「命」を吹き込み、演じる「舞台 背景」を作る方法です。 「テーマ」は「哲学」です。非常に肩苦しいものです。それを嫌って、あえて「テーマ」を 持たないでお話を作る人もいますが、よほど才能に恵まれていなければ無理です。 (また、成功した例も知りません) せっかく、先人達が苦労して、編み出した方法なのだから、使わない手はありません。 でも、これで終わりではありません。「舞台」で演じてる「登場人物」たちの、 「最高に面白い瞬間」を見つけるという作業です。 「構想」を、もとにお話の「台本」を創っていく部分です。次回・・・「台本」の書き方。

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