2005/06/03(金)18:07
フルHDフロントプロジェクターの実力を目の当たりに・・・
D-ILAはビクターが長年研究開発してきた反射型液晶パネル。97年の初期モデルは格子も目立ち、動画に弱く、画素欠けも多く、これが商品なのかと思うような酷いできであった。
あれから長年の歳月と膨大な開発費を掛けてフルHDパネルでホームユースの製品化までこぎつけた事は大変な努力が伺える。
今回、2回目の視聴。
まずはBSデジタルのコンポーネント映像をRGB変換(D2001)した絵。まるでブラウン管モニターがそのまま大きくなったような印象。発色がよく非常に安定した映像を映し出している。黒も良くしまり白もまぶしい。
次にDVD映像。これもDVDからコンポーネント出力した映像をRGB変換した絵。
これにはちょっとがっかり。HD2KはDVD画質を期待していたのだが、黒が浮き、色のりが悪く、なんともバランスの悪い絵になる。膜が張っているような症状は調整しても取りきれずしっくり来ない。
すっきりしないままBD-HD100からHDMI接続でデジタル伝送した絵。
その映像は恐ろしいの一言。今までの映像が何だったのか?と思えるほどクリアすぎる。これがデジタルなのか~っとため息が出る。映画を見てるというよりも大きなセル画を見ているような感覚である。どこまでもピントがあっているのに奥行き感があり、立体映像のようである。あら捜しをしようとしても絵の情報量の多さに頭がパンクしそうでした。
恐るべし固定画素PJ「DLA-HD2K」
筐体ファン音と2個のリモコンの操作性が・・・・