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カテゴリ:雑記
~ロマンの理想を求めて~ パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団 パーヴォ・ヤルヴィー シューマン いずみホールに行ってきました。 いずみホールはキャパは小さいですが、大阪が誇る環境の良いコンサートホールです。 ショパン・シューベルトに埋もれて、シューマンはあまり知りませんでしたが、このコンサートでその素晴らしさに開眼しました。 パーヴォ・ヤルヴィは第九シリーズのハイブリッドCDを友人より頂いて知りました。 そのリズミカルな演奏が好きでリファレンスにしていた中、来日される事を知りました。 指揮者も演奏者もドイツからの来日、関フィルの定期演奏会の代金の4倍以上。 ちょっと悩みましたが一期一会、このチャンスを逃すと悔やまれるかもしれないので申し込みました。 行って正解でした。 本当に素晴らしいコンサートでした。今でもあの感動が忘れられない。 のっけから音の波が押し寄せてくるのがガンガン伝わってくる。楽器一つ一つが水が連なって河の流れを生むかのように交差しながらコチラに届くのが見えます。 シューマンの鬱と躁を繰り返すようなスコアも素晴らしいと思ったし、それを指揮するアスリートのような体のヤルヴィーも素晴らしい指揮者だし、約60名のドイツ・カンマーフィルも今まで生で聴いた中では最高クラス。 交響曲 第3番 変ホ長調op.97「ライン」の演奏中は昔、旅したライン川の風景がオーバーラップして涙が出そうになりました。 こういう演奏を体験してしまうとクラシックにもどっぷりと嵌ってしまいそう。でも大阪には大物は来ないんですね。 アンコールのシューベルトのワルツも素晴らしかったです。 自分では「ブラボー」とか立って拍手するのは恥ずかしいのでしませんでしたが、最後の最後まで拍手する手が止まりませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団 これいいですよね? まもるくん先日のNHK音楽祭5.1 のBS放送で素晴らしいと思いました。生なら最高でしょう?(=^・^=) (2010.12.14 10:55:05) |