イッテンサクラダイさんの横暴~!
イッテンサクラダイ(Odontanthias unimaculatus)さん。少し角度を変えると男前だったりして~(笑)。さてこのお魚さんこと。バラハナダイにしろ、このイッテンサクラダイにしろ、沖縄の深海で採集されたこれらのお魚さんは摂餌しはじめるとかなり貪欲に食べます。某氏のところの沖縄採集のマダラハナダイもよく食べていましたね。でも与えすぎるとしばらく食べなくなったり、よくない結果になったりすることがあるので給餌は少なめ。ただ少なくても栄養価は高めています。深海ではそれほどエサにありつけないのが普通で、与えすぎはよくないのかも?それに水圧変化による消化器系への何らかの影響があるような気もします。面白いのは水面から沈下する非常に微小なエサの破片にでも反応して思い切り食べに来ること~。深海ではこのような微小なエサでも貴重な栄養として食べているのかも(?)と思ったりしていますけれど…。さてタイトルのこと。ここには一部のフジナハナダイ(Plectranthias wheeleri)さんを数匹入れているのですが、みんなこのように岩陰に身を潜めています。これが普通なのかもしれませんが、イッテンサクラダイさんによるフジナハナダイさんへの追いかけが目立ってきているのも事実。イッテンサクラダイさんを引越しさせようと思いつつ、させていないことに対して少し反省してますが、実際の引越しはいつになることやら…。(前にも書いたな、こんなこと。)