魅惑の鉱物と化石:大阪市立自然史博物館 特別展「石は地球のワンダー」
大阪市立自然史博物館で開催されている、特別展「石は地球のワンダー」鉱物と化石に魅せられた2人のコレクションを見に行ってきました。2人のコレクションとは、北川隆司教授の鉱物コレクション、金澤芳廣氏の化石コレクションであり、同時に47都道府県の石が展示されてありました。鉱物コレクションの展示で目を引くのは、色彩や形状、そして模様だと思います。実際「きれい~!」という声が飛び交っていました。色彩的に目立った鉱物の一部がこちらです。ミメット鉱(Mimetite)。藍銅鉱(Azurite)。岩塩(Halite)。紅鉛鉱(Crocoite)。オパール(蛋白石)(Opal)。そして形状や模様が興味深いと感じた鉱物の一部がこちらです。赤鉄鉱・石英(水晶)(Hematite, Quartz)。黄鉄鉱(Pyrite)。銀星石(Wavellite)。球状閃緑岩(ナポレオン岩)(Orbicular diorite)。石英(水入り瑪瑙)(Quartz(Agate))。そして砂漠の薔薇。重晶石(砂漠の薔薇)(Barite)。石膏(砂漠の薔薇)(Gypsum)。特別展タイトルの地球のワンダーの意味がすごくわかった気がしました。人工的に作られたのではないかと思うほど見事な形状、そしてカラフルな色彩など、不思議な石がたくさんあるのだと只々驚嘆しました。そしてこのとき私はすでに鉱物の美しさに魅了されていたのです。化石コレクションでは、和泉層群から発見された白亜紀後期の化石が展示されてありました。こちらはノジュールの展示です。下は割ったところ。化石を見つけるにはまずノジュールを見つけることと何かの本で読んだ記憶があります。隣にはアンモナイトの化石が展示されてありました。アンモナイトの化石は大きなものばかりでした。香川県から見つかった恐竜化石(椎体)の展示もありました。ハドロサウルス類の化石である可能性が高いと考えられているようです。エンコダスの頭骨の一部の化石。ほかの脊椎動物の化石の一部がこちら。モササウルス類の顎の一部の化石。ラブカ類の歯の化石(上)とカグラザメ類の歯の化石(下)。再びアンモナイト(異常巻き)の化石が展示されてありました。ほかマツ科の植物の化石(上)やリヌパルス(エビ)の化石(下)。化石展示はアンモナイトにしろ、木の化石にしろ、大きなものが多く、さらに香川県初となる恐竜化石を含め、インパクトがある内容でした。化石探しをしたことはほとんどないけれど、なぜか高まる興味~。ノジュールって慣れてくるとわかるようになるんでしょうか。47都道府県の石の展示ではどこかで見たことがあるような馴染み深い石や変わった石、美しい石などがたくさんありました。個人的なピックアップがこちらです。宮崎県の鬼の洗濯岩(砂岩泥岩互層)。京都府の桜石。山梨県の日本式双晶水晶。ちなみに大阪府の石として展示されていたのはドーソン石でした。聞きなれない石ですが、大阪南部の和泉層群には多いようです。今回の特別展ですっかり石に魅了された私です。北川隆司教授の本「教授を魅了した大地の結晶」を思わず購入してしまいました。おわり。