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カテゴリ:海水魚の病気
少し前にホムラspのところへやってきたあるお魚さん。
当初片目が白濁していたので淡水浴を施行。 でもそのとき寄生虫は見当たらず、その後トリートメント水槽へ。 しばらくしてからもう一度淡水浴を施行すると、 ハダムシが眼から浮くようにしてひらひらと~(汗)。 固着盤は簡単には取れないようだったので、スポイトで吸い取りました。 拡大していますが、体長は3.7mmほど。 でもたわんでいるので、もうちょっと大きいかもしれません。 前端の一対の口前吸盤。 このあたりに腟があるらしいのですが…(汗)。 腟の有無の確認はベネデニアとネオベネデニアの鑑別のためでしたが、 よくわからないです。 後端の固着盤。 錨鉤が確認されます。 体中央部。 2個の精巣とその前方の卵巣。 今回初めて顕微鏡で観察しましたが、なかなか興味深いものでした。 ちなみにお魚さんは続けてトリートメント中で、 ハダムシによる角膜のびらんは改善傾向です。 まだ寄生しているかもしれないので、 今後何度か淡水浴をしておこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年11月10日 01時35分22秒
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