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2016年04月22日
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カテゴリ:海水魚の病気
以前より飼育している沖縄採集の深海魚バラハナダイ。
何匹かはすでに掲載していますが、今回の1匹は初登場です。

バラハナダイ(Odontanthias katayamai)29 深海魚飼育

深海魚専門のUさんといっしょに採集したものの、
鰾破裂、数cmにおよぶ脱腸状態であった個体。

鰾破裂は何とかなることが多いですが、後者は非常に厄介です。
脱出腸管の環納はまず不可能で壊死に陥ることはほぼ必須。
壊死には虚血・感染・損傷が影響しているのかもしれませんが、
今のところどうしようもない状態には違いありません。

壊死腸管が脱落するまで生存したとしても、
創部の易感染・易出血状態や
脱落後の治癒過程における癒着性の腸閉塞など、
危惧する点は多いと思っています。

そういった点において
今回生存しえたこの1匹は貴重であり、
治療なされたUさんには誠に感謝いたしております。
現在摂餌・排泄はともに良好。

尾鰭下葉はやや小さいですが、
Uさんいわく、他のバラハナダイに攻撃されたとのことでした。

バラハナダイ(Odontanthias katayamai)30 深海魚飼育

5か月ほど経過しましたが、今のところこれ以上の再生はないようです。
仕方ないですが、これ以外には特に問題がないので安心しています。





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Last updated  2016年04月23日 10時43分17秒
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