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カテゴリ:海水魚
シマハタ(Cephalopholis igarashiensis)の
インシデントのこと。 飼育開始から10年目になる深海魚。 これといった問題がなく、 掲載ネタが乏しくなってきたところであったが、 実は最近になりヒヤッとしたことがあった。 給餌の際に水面直下までやってきて エサをねだるのはいつものことで、 時々水面上にあるキビナゴを 食べようとすることがあった。 それが1か月ほど前にキビナゴを食べようとして 勢い余って水槽外へとび出してしまったのだ。 それであわてて手でつかんで水槽へと戻した。 水槽台の上のオーバーフロー水槽。 高さはかなりある。 床はフローリングとはいえ、 落下した際のダメージは結構ありそう。 水槽へ戻したシマハタを観察したが、 外観上、明らかな出血や損傷はなかった。 また泳ぎに異常はなかった。 それでもかなり不安であることには変わりなく、 1~2週間は要注意だなと思いながら、 何事もなく現在に至っている。 いやほんまに心配やったわ。 アクシデントじゃなく、 インシデントで済んでよかったと思う反面、 まだほんの少しの不安は残っている。 人間だったら、 頭部外傷後1~2か月程度で 慢性硬膜下血腫になることがある。 海水魚の場合はどうなのかわからないが、 もうしばらくの間は要経過観察だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年08月10日 22時50分12秒
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