高瀬淳一『「不利益分配」社会』ちくま新書
小泉政治の意義を、今後避けられない「不利益分配」
社会のモデルとして、論じた本。
いろんなところに、民主党や田中康夫あたりに
対する皮肉がチクリチクリとまぶしてあった。
結果から言えば、これまでの自民党政治では
考えられないことを成し遂げた小泉首相への
評価が高いのは、理解できるが。
それをモデルとしてまで高めるのは、
どうなのだろう。
(高めているわけではなく、モデルとして
抽象化しただけかもしれないが)
普通の政治論に飽き飽きしている人は、
トライしてみてもよいかもしれない。
On 2006/09/23, at 12:34, wrote: