MSIマザーボードのBIOS更新
BIOS更新についてコメントがあったので、ついでに書いてみました。MSIのBIOSの更新方法はいくつか用意されています。●OS上から更新(MSI Live Update 5) ※リスク有り M/B付属のユーティリティー。BIOS更新には使ったことがないので詳しい動作は分りません。以前、他社のM/Bの時、更新途中で止ってしまってBIOS飛ばしかけたことがあったので、最近は使っていません。その時は幸いブートブロックは生きていたので、フロッピーからDOSユーティリティーで書換えできました。OS上から直接BIOSの書換えまでするものと、自動で再起動しBIOS組込みのユーティリティーで更新するものがあったと思います。最初の頃はちょっと使ってみたりもしたんですが(BIOS更新以外で)、動作がイマイチなんですよね・・・・(他のM/Bのドライバだったり、ダウンロード出来なかったり) あまりお勧めは出来ません。●UEFIのM-FLASHメニューから更新 ※多少リスク有り BIOSファイルをダウンロード・解凍し、更新ファイルをUSBメモリに入れてUEFIのM-FLASHメニューから更新。要はM/B組込みのBIOS更新ユーティリティーを起動して更新という方法です。「setting」-「M-Flash」-「Select UEFI file to flash」-「USBメモリを選ぶ」-「BIOSファイルを選ぶ」-「書き換え開始。完了したら自動的に再起動」という感じ。ASUSだとPC起動時に「Alt」+「F2」でM/B組込みのBIOS更新ユーティリティーが起動したはず・・・・たぶん(笑)●DOSを起動してDOSユーティリティーで更新 ※リスクは一番少ないかも DOS起動可能なメディア(フロッピー・USBメモリ・CD-R等)などでDOS(FreeDOSでok)を起動してDOS上で更新する方法。 一番リスクは少ないですが、DOSが起動できるメディアを作成する必要があります。SSDとかHDDのファームウェア更新もDOSユーティリティーを使うことが多いので、この方法を用意しておくのが良いと思います。どの方法でも、BIOS更新中に電源が切れたりすると更新失敗しますのでUPS(無停電電源装置)とか有るとよりいっそう安心。あと、特に不具合がなければBIOS更新しないと言うのも手かも・・・・・MSIの場合、「BIOS修復サービス」が明示されており、\3,000+送料(送付時。返送時は送料は料金に含まれる)でBIOSを修復してくれます。(ただし、正規代理店経由のM/B。並行輸入とかは対象外)この値段が高いか安いかは何ともいえないところですが、都度の見積ではなく最初から明示しているという姿勢は評価できると思っています。