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2005/09/12(月)15:58

焦る

久々に焦った。 大人に(おっさんに?)なればなるほど、焦るなんてことはなくなってきた。 小~大学生しているときは、犬に追いかけられては焦り、宿題を忘れては焦り、いたずらして追いかけられては焦り、無免許でバイク乗り回しては焦り、バイトの時間に遅刻しそうになっては焦り、デートの直前に下痢になっては焦り、と、一年のうち5ヶ月ぐらいは焦っていたような気がする。 ここ数年は焦ることなんて殆ど無かった。 これが大人になると言うことだ。 だけど今朝はかなり焦った。 昨夜、嫁がスマップのコンサートに行くため、嫁の実家に帰った。 娘を一人で実家に預けるのも申し訳ないので、僕も一緒に帰っていた。 そして朝、会社に車で向かったのだ。 いつもは電車で通勤しているが、何度かこういうことがあったので車で出勤するのも慣れている。 いつもどおり、阪神高速から西名阪に乗り、法隆寺インターで下りた。 だが、降りた直後から超渋滞。 昔はこの近辺で住んでおり、土地勘はあるほうなのでいつもと違う道を進むことにした。 この時間なら結構早く着くので、コンビニで雑誌でも立ち読みできる。 この近辺の道は、川が何本か交錯して流れており、結構ややこしいのだが、乗ってきた西名阪高速道路沿いに走ると迷わずに会社まで辿り着く。 適当な道を選びながら、方角だけは外さないように、車を走らせていた。 今回はいつもと違う道なので、少し遅くなるとは予想していたが、通常なら30分程度で会社に辿り着く。 30分程度、ウニウニ走っていたら高速のインターが見えた。 「あれ? 行き過ぎたか?」 僕はてっきり、降りた法隆寺インターの次の郡山インターまで行ってしまったと思った。 これでは少し行き過ぎである。 しかし、高速道路を示す緑の看板に書かれた文字は「法隆寺インター」であった。。。 つまり僕は30分走って、全く進んでいないことになる! しかも出勤時間まではあと20分。 焦りました。 焦りとは裏腹にルームミラーに写る僕の顔は笑顔になっています。 人はあまりにも焦ると、笑ってしまうのです。 このあまりにもアホな境遇にいる僕を客観視しているもう一人の僕が笑っているのです。 しかし、事態を冷静に分析した僕は、笑顔を必死な思いで鬼の形相に変え、車を超特急で飛ばすのでした。 しかし、また渋滞。 そのとき、僕は仏の顔になっていました。 あきらめちゃったから♪ その後は鼻歌などを歌いつつ、地図を確認し、道を選べば意外にもかなり早く着くルートを開拓しました。 なーんだ、最初からこの道選べばよかったのに。。。 で、その道を気分良く走らせていたら、頑張れば間に合う可能性が出てきて、また焦る羽目になった。 ま、何とか間に合ったが、この一連の出来事で疲れきった僕は全くヤル気がなくなってしまったことは言うまでも無い。。。

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