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サイド自由欄

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2006.11.01
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この後、僕の物語からI部長は退席願うことになります。

僕の会社員人生を大きく舵取りしたI部長をこのままフェイドアウトさせてしまうのは勿体無いので、ここで彼の顛末を書きたいと思います。




彼はその後、急速に人望を失うことになります。

彼の会議での発言力は次第に衰えていき、だんだんと部下も言うことを聴かなくなってきました。




今までは過去の遺産(つまり若いころの実績)で大きな顔をしていただけであり、上司としての資質が無いことに、皆が気づき始めたのです。






そんなころ彼に転機が訪れます。

製造部長への人事異動です。(今までは技術部長)



製造部長から海外支社の社長を経て社長に就任するという、いわば出世街道。






彼も、人望は失われつつあるとは言っても、出世コースに乗っかっていたのです。


しかし製造部でも人望はありません。





人望が無いからといって、どうにかなるようなタマではないのですが、技術部では周りにイエスマンしか配していなかったのに製造部では古参課長を始めとして、I部長の言うことを聴く人は誰もいませんでした。




人望ばかりか、生気までどんどん失われていくI部長。



(ちなみに僕はこの時点で退職しました。)





さらに、そんな彼にも再度転機が訪れます。






社長への規定路線のタイ支社長の就任です。

製造部であまりいい思いをしてこなかった、しかも出世コースまっしぐらとあれば渡りに船です。



二つ返事で快諾し、タイ支社長に就任しました。







しかし待っていたのはさらに辛い現実。

彼に何があったのかは、すでに退職してしまった僕にとっては伝え聞くことしかできません。



ただ、彼はタイ支社長就任3ヶ月でなんと一週間も行方をくらまし、その後一日だけ挨拶に出社して、突如日本に帰国したそうです。



名目上は「体調不良のため」ということになってますが、もちろん「逃げた」のです。

言葉の壁、習慣の壁、そんなものに意外と弱い彼の精神はもろくもズタボロになってしまったのです。






しかも一週間も無断欠勤をするような人間をタイ支社長においとけるはずもなく、彼はそのままタイに帰ることはありませんでした。


その処分は二階級降格という厳しい処分で、今は閑職に追いやられているとのことです。













今までI部長との確執をつづってきましたが、僕は今、I部長に恨みの気持ちはありません。


そういう彼の不幸を耳にして最初に湧き上がった感情は「ざまぁ見ろ」よりも「やっぱりな・・・」です。




彼はいずれ失墜すると僕は思っていましたから。






むろん、退職する直前まで憎んでおり、心の中で蔑んできましたが、今は本当に気の毒であると思います。




若いころは本当によく仕事をし、若手のリーダー的存在で、皆から愛される人だったようです。

そして実績をたくさん残し、今の会社の技術の礎を築いた数人のうちの一人と言っても過言ではありません。



それが金に権威に目がくらみ、人望を失い、このような結果になったのですから。













そして今では感謝しています。




僕は彼のおかげで幾分強くなったと思います。




そして会社を辞めるきっかけになった。





会社を辞めて正解だったのか、失敗だったのか、今の段階では分かりません。


ですが、いずれ僕はサラリーマンという職業から退職していただろうし、今の段階で経済的に成功しているわけではありませんが、早くそのステージに立てたことが僕の財産になると思うのです。




それが結果的にいい方向に向かうなら、I部長は僕の恩人なのかもしれません。






ありがとう、I部長。



そして心より、あなたの復活と活躍を願います。












最終更新日  2006.11.01 10:12:58
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