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2006.11.03
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こうして相変わらず周りの評価は保ちつつ、仕事をほとんどしない日々が続いた。





仕事しなくても評価が上がるという特異な状況に置かれたら人はどうなるか?




まず仕事を真面目にすることがバカらしくなってくる。

”労働力を提供して対価を受け取る”のが労働の基本である。労働力を提供しなくてもお金がもらえると、労働力を提供するのがもったいなくなってくる。




周りの人間が全員バカに見えてくる。

”なんでこんなにみんな一生懸命働いているんだろう?”って哀れに、可愛そうに思えてくる。会社にいいように使われて、ボロボロになって、家族との時間も削られて・・・
僕はこのころ本気でみんなが可愛そうに思えていた。




そして、会社を辞めたくなり、その気持ちを正当化するようになってくる。

元々辞めたいって気持ちはあったのだが、ますます辞めたくなってくる。周りが、特に上司や経営者連中がバカばっかりに見えてくる。こんなヤツらの下で働くのは自分にとってマイナスであると思えてくる。













今思うと労働者として、社会人としてクズである。

しかし当時は本気で、僕が正しく、周りの人間がクズだと思っていた。
特に会社に忠誠を尽くす、もしくは忠誠を尽くした振りをして仕事もないのに遅くまで残業するような人間を心の底から蔑んでいた。
(実際には本心から会社に忠誠を尽くす人間など皆無であったが・・・)




そしてそういう人間もまた、僕を嫌うようになった。









そのようにして毎日を過ごしていた。


会議では相変わらず偉そうなことを言って、仕事はサボり、一日全く仕事をしない日が週の半分を占めることもあった。






そんなとき、いつものように会議があった。


そのとき、すでに報告する内容がないことに気がついた。




あたりまえである。

ほとんど全く仕事もしてなかったのだから。


言われたことを、自分で決めた期限よりも早くこなしてただけのこと。







本来は何も言われなくても自分から仕事をするのが当然。


こんな僕に何か報告できるような結果があるわけない。








今までは話術と強硬な態度だけでやりすごしてきたのだ。






つまり誤魔化していた。









でももう誤魔化しが効かなくなってきた。











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最終更新日  2006.11.03 10:18:25
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