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2009年05月14日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
昨年、市民講座として始まった、古典文学鑑賞会。
昨年の市民講座初回と2回目の間に葵祭りが
あった。昨年は、14日の夜行バスで京都に行き、
15日の夜行バスで戻る、という相当の強行軍の
取材旅行をした。

それから1年。

源氏物語について、まだまだ
語るべき内容は尽きない。

今回、葵祭りに関して一番注目してもらったのは、
あの、車争いの日は、葵祭り当日ではなく、
御禊の日であった、ということ。

そして、六条御息所がその気位の高さを
まげて(恥を忍んで)源氏の姿を一目
見ようととても良い場所に車を据えて、
まもなく、源氏が通る、というそのときに
車をどけさせられたこと。

その傍若無人な態度をとったのが、
源氏の正妻の葵上一行だったこと。

本来、最前列で見ていれば、源氏は
自分に気づいて目礼の一つもくれた
ものを、自分の存在には気づいてもらえず
さっきまで自分がいた場所にのさばっている
葵の車には丁重な挨拶をする、源氏。

しかも、ああいうお通りのときには、
まず、牛車から牛をはずし、支えで
まっすぐに立てているが、身分の高い
人が前を通るときには、その、前の
支えをはずして、牛車全体がお辞儀を
しているような格好で行列をやり過ごす。

ただでさえ乗り心地は悪く、その上
車を壊され、しかも、前傾姿勢となった
牛車の中で横向きに座っている六条御息所の
気持ちたるや、想像に余りある。

また、現在の葵祭りでは、牛車を牛が
引くのでなく、周りの人が車を押している、
斎王代は、牛車ではなく、みこしのような
ものに乗っているが、これも、人が担いで
いるようには見えるが実は、車がついており、
人が担いでいるのはポーズだ、などなど、
写真を交えて解説した。

三日夜餅の器について、探していたら
大正天皇御成婚の折の器を見つけたので、
それをレジュメに紹介した。

若紫との新枕のときの三日夜餅を
亥の子餅の翌日だから、子の子餅だと
言って作らせた、その三日夜餅の器を
見たときの女房たちの喜びの理由などを
結婚形態から説明した。

また、古墳の棺が安置されているところが
赤い、という質問を前回受けていたが、
これについて、大安場古墳の係りの方に
問い合わせて、鉱物性の材質で意図的に
赤くしていたことも説明しておいた。

名札を新調した。
名札は私が作った。名刺用紙に
番号・班と同時に、平成21年をイメージ
できる源氏香のデザイン「乙女」を入れた。
ちょっとバランスは悪かったが、
わかる人にはわかる、という名札になり
結構好評だったのがうれしかった。

次回は、5月27日。





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最終更新日  2009年05月14日 16時44分08秒



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