水を軟水にする、ソフナイザーを自作してみました。
ADAのソフナイザーがかっこいいのですが、いかんせん高いので・・・(^^;
今回使用したものは・・・
・100均で調達したお酢などを入れるビン
・ADAのイオン交換樹脂
・アクリルパイプ(水作パイプピタッと)
・エアチューブ
・小型フィルター
・L字型ジョイント(エルボ)
・友人に作ってもらったアクリル製水流拡散器
以上です。
実際に買ったのは、ビンとイオン交換樹脂だけなので、しめて1680円!安い!
ADAソフナイザー50の10分の1以下です!
これが今回の主役・イオン交換樹脂です。
ADAじゃなくてもいいのですが、アクア用のイオン交換樹脂ということでこれにしました。
樹脂は、かなり細かいです。
直径1mm以下でしょうか。
250ml入りなので、半分くらい入れてみました。
もちろん、再生して何度も使えます。
100mlのイオン交換樹脂の再生には20gの食塩が目安です。(実際はちょっと多めに)
なので、今回は再生する場合は25~30gくらいの食塩が必要って感じですかね。
ちなみに、100リットルの水を1dH下げるのに必要なイオン交換樹脂の量は40mlだそうです。
90cm水槽で使いますので、だいたい2~3dh下がる計算になりますね。
ビンのフタには元々の用途である、中身を出すための排出口(パイプ状の部分:写真左側のパイプ)が付いていて、それがちょうどアクリルパイプの太さよりも少し大きいサイズだったので、そこにアクリルパイプを差し込みました。
イオン交換された水もその隙間から出て行きます。
先端が少し角度が付いていたので、糸ノコでカットしてまっすぐにしました。
それだけだと攪拌が若干弱い気がしたので、もう1ヶ所追加しました。
こちらはフタ部分の空気抜き穴をドリルで広げて、アクリルパイプを差しました。
写真で言うと、右側のパイプが刺さっているところですね。
その先端には友人製作の水流拡散器を付けました。
水流拡散器とは、直径15mmのアクリル製の球状で中が空洞になっています。
そのアクリル球にランダムで直径2mmの穴が何ヶ所か開いています。
本家ADAのソフナイザーを参考にして作ってもらいました。
これで2ヵ所から水を引き込んで攪拌できます。
水流拡散器を付けてない方のアクリルパイプの先端には、L字型ジョイント(エルボ)を付けました。
これも水流の拡散に一役買っています。
この状態で通水すると、写真のような感じでイオン交換樹脂が攪拌されます。
強すぎず弱すぎず、いい感じで攪拌されました。
設置するとこんな感じになります。
これだとさすがに自己主張が強すぎるので、現在は水槽のもっと奥の方に移動して、正面から見えにくくしてあります。
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2~3時間使ってみて、硬度を測ってみたら見事に2dhほど下がっていました。
ちょっと急に下がりすぎたかな?と思いましたが、生体に異常はないようでした。
phも6.8と見事に弱酸性になってました!(CO2添加時)
イオン交換樹脂の再生がちょっと面倒な部分もありますが、効果はあるので継続して使ってみようと思います。
イオン交換樹脂の再生に関しては、同じビンをもう1つ買って、片方を使ってる間はもう片方は再生させておくというローテーションなら多少面倒くささも改善されるかな?と思ったのでそうしてます。
実際作ってみた感想は、ビンの底の部分が丸い方がより攪拌されやすいと思います。
底が丸ければ、水を引き込むパイプが1本でもいいような気がしました。
底床に置けて、底が丸いビンってのを探すのが大変そうですが(^^;
今回は底床に直接置けた方が持ち上げてイオン交換樹脂の取り出しがしやすいと思ったのでそうしましたが、ガラス面に取り付けてもいいのであれば、底が丸いので試験管がちょうどいいと思います。
キスゴムでガラス面に取り付けないといけませんが。
ちなみに、試験管は東急ハンズなどに売ってます。
一番太いやつが使いやすそうでした。
以上、ソフナイザーの制作記及びインプレでした~。
いつもありがとうございます<(_ _)>
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