すっかり間が空いてしまいました・・・。
GWが入っていたのでしょうがないですよね・・・と言い訳をしてみます。
みなさん、GWはいかがお過ごしだったのでしょうか?
僕は秩父にBBQしに行って、大渋滞に巻き込まれ6時間もの大ハマリを喰らったり、奥さんの実家に行ってWiiをやりまくったり、でかいホームセンターに行って、鼻息荒くいろんなものを物色したりしてました。
ちなみに奥さんの実家には、秩父の帰りに直行して、10時間の運転で地上に立っていたのは4時間ほどという大記録を打ち立てました。
・・・あ、前置きが長くなってすいません。
今回は、過去4回に渡ってお勉強した「水」に関してのまとめをしてみたいと思います。
僕自身があまり理解できていないので、いわゆる備忘録です(笑)
噛み砕きながら、書いてみたいと思います。
噛み砕けるのか!?という不安を抱きながら・・・。
+++
★まずは、イオンについて。
イオンとは・・・電荷を帯びた原子や原子団(原子がいくつか集まったもの)のこと。
わかりにくっ!(笑)
じゃあ、電荷って何よ?ということですよね。
簡単に言うと、電荷には正と負、つまり+と-の2つの状態があります。
Mg2+の「2+」ってのが電荷(この場合は2つの正の電荷を持っている状態で、「陽子」と言います。)です。
ちなみに、読み方は「ようこ」じゃないよ、「ようし」だよ。
OH-の「-」ってのも電荷(この場合は1つの負の電荷を持っている状態で、「電子」と言います。)です。
う~ん・・・まだなんとなくわかり難いですね(^^;
説明って難しいですね。。。
えっと、じゃあ、電子を失って正の電荷をもったものを陽イオン(Mg2+とかK+とか)、電子を得て負の電荷をもったものを陰イオン(OH-とかCl-とか)といいます。
これなら多少はわかり易いかな?
要するに、イオンってのは○○+とか○○2+とかって「+」の表記が付いてるのが陽イオンで、●●-とか●●2-とかって「-」の表記が付いてるのが陰イオンってことですね。
ニューパルグラスです。ちなみに、パールグラスとの違いは葉っぱの数です。
★じゃ、次はKHについて。
まずは理論上の「KH」から。
理論上のKHとは・・・炭酸水素イオン(HCO3-)と結合しているカルシウムイオン(Ca2+)とマグネシウムイオン(Mg2+)だけの合計量を表したもの。
それ以外のは非炭酸塩硬度と言います。
なので、GH(総硬度)=KH(炭酸塩硬度)+非炭酸塩硬度という式が成り立ちます。
理論上の話なので、これに関しては、これ以上でも以下でもないって感じですかね。
これを踏まえて・・・
次は、アクアで使われている「KH」について。
アクアにおけるKHも定義に関しては同じです。
が、しかし!!
その測定方法(と表示方法)が誤解を生むんですね。
例えば、pH10の水に塩酸を1滴(1ml)づつ加えていって、中和された状態(pH7の状態)になるまでに3滴(3ml)投入したとします。
中和された状態なので、使用した塩酸の量=元の水に含まれていたアルカリ性の物質の量ということになります。
つまり、塩酸3mlと同じ量(=3ml)のアルカリ成分が元の水の中に入っていたことになります。
で。
アクアでは、この3mlのアルカリ成分のすべてが、炭酸水素イオン(HCO3-)であったと仮定しています。
また、その炭酸水素イオン(HCO3-)は、すべてカルシウムイオン(Ca2+)と結合していたとして仮定して、「KH」であるとしています。
もうおわかりですね。
仮定のさらに仮定の条件で、「実際には有り得なくね?」という状態を、アクアでいう「KH」としているのです。
つまり・・・理論上の「KH」=アクアでの「KH」 は、等しくないんですね。
なので、実際には有り得ない、GH < KH ということが起きるんですねー。
びっくりですねー。
これが、測定方法における、誤解を生む要因なわけです。
上記のような測定方法なので、実際には「炭酸塩硬度」は測っていないことになりますよね。
プレモスってマジ綺麗だよねー。
じゃあ、実際には何を測ってるの?ってことになりますよね。
実際には「アルカリ度」つまり「どんくらいアルカリっぽいか」を測っていると言えると思います。
上の測定の例えだとすると、「3mlくらいアルカリっぽい」ことになりますね。
いつもの試薬で測る感じでいうと、「KH=3」ってことです。
「3mlくらいの塩酸(酸性物質)だったら耐えられるけど、それ以上来られると俺はちょっと負けちゃってガーンと酸性に傾いちゃうなぁ」ってのが「アルカリ度」です。
じゃあ、今度はアルカリ度って何なの??って思いますよね。
例えば、赤い液体の入ったボールを3個持ったあなたと、緑色の液体の入ったボールを10個持った松坂投手がいたとします。
えぇ、無理な例えってのはわかってます(笑)
松坂投手はメジャーリーガーなので、百発百中であなたの投げたボールに自分のボールをぶつけることができます。
あなたの持ち球3球、松坂投手は10球。
4球目からはどうなりますか?
あなたはボールがないので、松坂投手の投げたボールを受けて、体が緑に染まります。
そして5球目もボールがぶつかって、さらに緑に染まります。
10球目まで、どんどんぶつけられて緑に染まっていくでしょう。
この松坂投手の緑の球をどれだけこらえられるか?という度合いが「アルカリ度」なわけです。
・・・説明が長い上にわかりにくっ!!(笑)
ちなみに、pHがすぐに戻ってしまい変動しない状態のことが、アクアでよく出てくる「緩衝作用」ってやつです。
あ、余談ですね。。。
これが、表示方法における、誤解を生む要因ですよね~。
本当は「KH」はないけど、「KH」って言っちゃえ!みたいな。
ふぅ・・・長ぇぜ(^^;
とりあえず、今回はここまでにしておきましょう。
あんまり一気に行くと知恵熱出そうだし(笑)
ということで。
水の化学のおさらい(理論編)はこんな感じです。
おさらいがおさらいじゃなくなってるような気が・・・大いにします!!(笑)
ま、多少噛み砕いてるので、おさらいということにしておいてください(^^;
てことで、次回に続く。。。
・・・続きたくねぇけど(笑)
いつもありがとうございます<(_ _)>
長ーよ・・・と思った方はポチッ!とお願いします。