2006/09/04(月)15:16
『本を読むわたし』
「小学生日記」で小学生とは思えない文章力で話題になっていた
hanae*さんの最新作が本屋に並んでいた。
「本を読むわたし」というタイトルに何となく惹かれて、
初めて華恵さん(hanae*改め)の本を買って読んでみた。
すごい・・・
15歳までの華恵さんの自叙伝って感じだけど、
ホントに15歳とは思えない文章力。
くどくもなく、不足もなく、重くもなく、軽くもなく、
すごく読み心地の良い文章でびっくり。
読んでる間、著者が15歳であることをすっかり忘れてしまう程
引き込まれてしまった。
観察力が優れているのか、人物描写がホントに上手いと思う。
でもこの本、すっかりお母さん目線で読んでしまった。
チビちゃんも、華恵さんのような女の子に成長してほしいな~なんて。
随分先だけど、チビちゃんが年頃になったらこの本あげよう。
華恵さんは、本が大好きで図書館に良く通い、
無駄な事はベラベラしゃべらない、思慮深く、聡明な女の子って感じ。
根暗でもなく、しっかりバランスが取れてる。
客観的に物事を考える事ができるんだけど、冷めた感じもしないし。
私の理想だわ~
キッチンで晩ご飯作っていたら、「う~ん、おもいよぉ~」
と言うチビちゃんの力んだ声が聞こえてきた。
何事よと思ってリビングを覗いたら、
乗せられるだけの絵本を本棚から取り出して、椅子に乗っけて押していた。
これ、恐らく「おさるのジョージ としょかんへいく」で、
図書館の本棚から読みたい本を乗せられるだけカートに乗せて運ぶ
ジョージの真似っこだろう。
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このおさるの真似をするひょうきん者は、
静かに読書する華恵さんキャラには程遠いかも。
これを見て、期待するのは止そうと思った。