2006/05/05(金)09:34
45days before: 虫のミュージカルに泣けた!
ハナ子の”アメリカンスクールライフ”残すところ2週間。
今日は1年間で一番目玉の行事、
2nd graderの演じるミュージカルショーがありました。
演じる日が近くなってくるとクルマでも家でも、
家の中ではトイレだろうとお風呂だろうと
補習校の宿題をしながらでもミュージカルの歌を
歌っていたハナ子。
お陰で私もすっかり”アリのマーチ”だの
”毛虫のなんとか”だのすべての虫の台詞を
歌えるようにしてもらいました。。。
だいたい今までの学校行事の劇というと、
ビデオの充電などいらないくらい
あっさり演目が終わってしまっていたパターンで、
うちの夫などカリフォルニア時代は
”いってもたいしたことはない”という観念ができてしまい、
毎回は見に来なくなってしまったほどあっさりしていました。
日本の友達が幼稚園のマーチングバンド、お遊戯会、
卒園式で感涙にむせびないたメールなどを読むと、
うらやましくて、そのうち”私もそんな感動を子供の
行事であじわいた~い!!”と歯ぎしりしていたほどです。
”子供の成長を感じて感無量!”などという言葉を見ると
日本へ行って運動会で感動したいよ~!!と
真剣に思っていました。
ところが、今日のミュージカル、やってくれました。
アメリカの小学校はどうも”虫”を非常に尊重し
クローズアップし学習する傾向にあると思います。
Kのときも1stも2ndも毎年この時期はびっくりするほど時間を
かけて虫について学びます。
今日のミュージカルもshow and tellのリポートに掛けて
その総集編といったところ。
リサーチした虫におのおの扮してブロードウェイなどからの
抜粋の替え歌や虫の器官の説明を台詞にしたものをストーリー仕立てにして、
歌い踊るものでした。
娘はリサーチのテーマ通りホタルになり、黒い衣装と光る帯に
提灯を持って踊りながら歌いました。
すべての虫にリサーチの成果と見せ場があり
どの親も大喜び。
うちの夫婦はステージの虫たちに目頭をあつくさせつつ、
ビデオカメラを回し続けていました。
そしてこの行事が終わると明日のスクールピクニックという、
日本で言う学園祭のようなものがあり、
本当にend of the school yearを待つのみに。
なんだかいろいろな意味で卒業間近のような気分です。