ふわふわ~
たんぽぽの綿毛を下から写してみました。先日、紹介した白いたんぽぽの綿毛です。飛んでいくのに良い日を待っているのね。今、「パンの文化史」という本を読んでいます。その中に、こんなムギの詩が。 冬 の 夜 に F.W.ヴェーバー(小谷一夫訳) 冬の夜に いくつものパンが育つのです。 小麦が若々しい緑の芽をふくのは 雪の下なのですから。 春になって お日様が笑顔を見せて初めて きみは気がつくのです 冬が為した良い行いを。 だから この世が 侘びしく、空しいものに思われても だから この世が 厳しく、辛いものに思われても 静かに、そして 変化に耳を澄ませるのです。 冬の夜に いくつものパンが育つのですから。