同行二人と砂の上の足跡
NHK土曜ドラマ「ウォーカーズ 迷子の大人たち」を見ています。(あ、またNHK)歩き遍路をする人たちが主人公です。前回の放送で「いつも空海が一緒に歩いていてくれる」というセリフがあり、同行二人を実感したシーンなのかなと思いました。そのセリフを聞いて、思い出したのが、「砂の上の足跡」。NHK(これまたNHK)の英語番組のテキストに掲載されていたエッセイで読み、これは保管しておこうと切り抜いた詩です。久しぶりに読み返してみました。同行二人と砂の上の足跡。宗教は違っても・・・。人生を主とともに歩いてきて振り帰ると確かに砂の上には2組の足跡があるしかし、ときどき人生の途上で、1組の足跡しかないことがあるしかもそれは、人生で最も落ち込み、惨めなときに起こっている「主よ、あなたはおっしゃった。あなたに従えば、いかなるときも共に歩んでくださると。なのに、最も悩み苦しんだときには、一人の足跡しかない。私が一番あなたを必要としていたとき、なぜ、私を見捨てられたのですか?」主は答えられた「いとし子よ、あなたが苦しんでいるとき、決してあなたを見捨てようというようなことはしなかった1組の足跡しか見えないとき、そのとき、私はあなたを背負っていたのだ」