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2006年09月03日
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カテゴリ:映画

スピルバーグ監督の、ミュンヘンオリンピック事件を題材にした映画。非常に、重いです。しかも長い。

これは、ミュンヘンオリンピック事件の背景をよく知ってから見ることをオススメします。私も実は詳しく知らなかったので、映画の中で「ん・・?」と思うことが何度かありました。それから、中東問題――イスラエルとパレスチナの関係に対する知識も必要かな。私も、あんまり良く分かっていないんだけど・・・お互いの宗教のテリトリーの問題で、長いこと争っているようだ。

今まで、中東問題を題材にした映画はたくさん見てきた。でもいっつも思うのが、これは解決の糸口のない、エンドレスワープの争いなんじゃないかってこと。

私は宗教を否定してないけど、肯定もしてない。宗教を信じるかどうかは個人の思想の自由だだと思ってる。でも、自分の信じる神の名のもとに、人を殺すのは正しいことなんだろうか。

これは、いくら他の国の人々が、「それは悪いことだ」って声を揃えて諭そうとしたって、意味のないことだ。彼らにとって、それは悪いことではないんだから。自分が信じた、「正しいこと」を、彼らもしているのだ。

映画に出てくる人たちは、使命のため、国のため、プライドのため、そして金のために、自分の命をかけて人を殺す。その緻密な心理描写と背景描写は、見てて寒気がするくらいだ。主人公であるリーダーは、任務を終えて平凡な暮らしに戻っても、それまでの記憶に悪夢を見て、道行く人におびえる日々をすごす。

平和って、何なんだろう。みんな平和を求めて人を殺す。そしてそれが終わったあとも、心の中でビクビクしながら生きる。

見る人によって、さまざまな感想を持つ映画だろうな、と思いました。ラストシーンで映し出された、何年も後に崩壊されてしまう世界貿易センタービルの姿が、何だかとても悲しかった。

 


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最終更新日  2006年09月03日 15時30分28秒
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