☆現実逃避☆

有名なミュージカルを映画化、というかリメイクですね。昔映画化されてたのをチラッと見たことがあるので・・・。コドモだったんで内容覚えてないですが(^^;

143分と、すごく長いんだけど、あんまり長さを感じなかった。ミュージカルの威力かな。基本的にミュージカル映画ってスキです。いろんなのがあるけど、私の中で最高傑作のミュージカル映画は、ベット・ミドラー主演の「フォーザボーイズ」。歌ってるシーン少ないんで、ミュージカルと呼べないかな？？レンタルショップのミュージカルコーナーに置かれてあったんだけどな・・・。

それに比べてこの映画は、普通のセリフはほとんどなく、ほぼ全てが歌で綴られていきます。もともとミュージカルなんで、趣旨には合っているんでしょう。ロンドンに居たとき、このミュージカルが見たかったんだけど、チケットがソールドアウトでした。残念。

映像が、すごくキレイです。そしてストーリーもキレイ。ファントムであるジェラルド・バトラーは、顔に負ったキズのせいで心を閉ざし、誰も信じず、孤独に暮らしている。しかし美しい声の持ち主クリスティーヌに恋をしてしまい・・・。

すごく切ないお話です。ディズニー映画「ノートルダムの鐘」をちょっと思い出しました。あれはハッピーエンドだったけど、このお話は、本当に切ない。ファントムがとてもかわいそうです。でも、ある意味幸せだったのかなぁ。人は、愛とは何かを知ったとき、本当の意味で自由になれるのかも知れません。

ミュージカルが好きな人には、特にオススメの作品です。