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テーマ:いまさら、ビートルズ。(617)
カテゴリ:本当にあったビートルズの話
今日はビートルズのレコーディング現場から生まれて、今日エフェクターと呼ばれるものが生まれた話を書きます。
テープの逆回転なんていうのは、ビートルズでは常識的なことなので、それ以外のことを思い出すままに書きます。 プロデューサーのジョージ・マーティンが言っていました。 「ベースは音質の劣化を防ぐために、最後に録音していた」 「これによって、サウンドの仕上げがうまくいく」 『サージャント・ペパーズ・・・・』あたりからベースの音が前面にでてくるのは、このためなようです。 雑誌『NOWHERE』なんかに掲載されていたポール・マッカートニーのインタビューを読むと、 「メンバーはみんな目立ちたがり屋で、誰かがボリュームを上げると、他の誰かが負けずにボリュームを上げるので、全体の音がどんどん大きくなっていった」 そんなことを繰り返す状況だったようです。 そんなスタジオの中で、ミキシング・コンソールにわざと負荷をかけることで飽和状態になって、フィード・バック、オーバードライブ、コンプレッサー/リミッターがかかった録音が生み出されていったようです。 エンジニアたちにしてみればハラハラものです。 いつ装置が壊れてしまうかわからないからです。 このコンプレッサー/リミッターが極限までかけられたような状況で録音されたのは、通称『ホワイト・アルバム』のレコーディング・セッションだったという記録があります。 ケン・タウンゼント(たぶん)というエンジニア・スタッフがエフェクターを作ったのもビートルズのレコーディング現場から生まれている。 ジョン・レノンがこの面白い音を生み出す装置を「ケンのフランジャー」と呼んだのが、このエフェクターの名前になった由来のようです。 今日『フランジャー』と呼ばれているのがそれです。 ポールが何年か前のインタビューで言っていました。 「最近のレコーディング機器はつまらない。テクノロジーが進歩したためにちょっとやそっとじゃ負荷がかけられない。昔は無茶なことをして実験して初めて新たな発見があり、新しい音を発見したときは最高の気分だった。」 こういった実験の成果がレコーディングにとりいれられていたわけです。 もうひとつポールのインタビューから。 「当時僕はジミ・ヘンドリックスのフィードバック奏法が好きで追っかけみたいなことをしていたんだ。月曜日に『サージャント・ペパーズ・・・・』が発売された。その週末に彼のライブに行って驚いたよ。発売されたばかりの『サージャント・ペパーズ・・・・』を演奏してくれたんだよ。すごくうれしかったね。」 ----- コメントなくてもポチッと。 通りすがりの方もポチッと。 http://www.dff.jp は、 クリックするだけで1円募金ができるサイトです。 企業がクリックする人に代わって、 「熱帯雨林保全」や「難病のこども支援」などを行う NPO団体に募金してくれるサイトです。 楽天ブログランキングに登録しております。 クリックお願いします。 人気blogランキングに登録しております。 クリックお願いします。 ----- 【当HPの内容と関連性の無い「書き込み」「トラックバック」お断り!】 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 管理者が不適と判断した発言は、予告なしに削除する場合が有ります。 ・迷惑なTBを禁ず!→別冊ネットアイドル ・迷惑なTBを禁ず!→デリバリーボーイ ・迷惑なTBを禁ず!→逆★デリヘル! ・迷惑なTBを禁ず!→デリ★ボーイ ・迷惑なTBを禁ず!→現在オープン記念期間中 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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