内田幹樹キャプテンを悼む
某SNSの書き込みで、作家の内田幹樹(うちだ・もとき)さんがなくなっていたことを知った。新聞各紙によれば、2006年12月5日19時07分、前立腺がんのため、東京都世田谷区内の病院で死去、享年66歳。葬儀は親族のみですでに済み。喪主は妻和子さん。連絡先は新潮社新潮文庫編集部(03-3266-5440)。 遺作は『拒絶空港』(原書房)。元全日空・FAIRINK(現IBEX)の機長さん。小説やエッセイを楽しく読んでいました。新作も楽しみにしていたのに。副操縦士の「彼」が機長になるのを楽しみにしていた読者も多いはず。FAIRINKにお勤めのころは仙台在住ということで、特に親しみを感じていました。プロとはどうあるべきかを、著書を通じて学ばせて頂きました。合掌。朝日新聞「作家の内田幹樹さん死去(2006年12月12日)」四国新聞「内田幹樹氏死去/作家(2006年12月12日)」