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カテゴリ:映画など
映画を見た(DVD)。
『Music of the Heart』(1999年・アメリカ、配給:アスミック・エース、邦題『ミュージック・オブ・ハート』) スタッフ 監督: Wes Craven 製作: Marianne Maddalena 脚本: Pamela Gray 撮影: Peter Deming 音楽: Mason Daring 出演(役名) Meryl Streep (Roberta Guaspari) Angela Bassett (Janet Williams) Gloria Estefan (Isabel Vasquez) Aidan Quinn (Brian Sinclair) Jane Leeves (Dorothea von Haeften) Cloris Leachman (Assunta Guaspari) Kieran Culkin (Lexi) Isaac Stern (as Isaac Stern) Itzhak Perlman (as Itzhak Perlman) ニューヨークのハーレムの子どもたちにバイオリンを教えた女性教師の実話を元にした映画。 ハーレムの子供たちにバイオリンを教えたギリシャ出身の「臨時教員」の実話の映画化。原作はRoberta(Roberta Guaspari)の同名著作『Music of the Heart』。Robertaの元夫が軍人と言うことは、元夫がギリシャに駐在していて、「お持ち帰り」になったのだろうか。 Robertaは、「誰でもバイオリンを弾けるようになる」と大口をたたき、自前のバイオリン50挺(!)を持ち込み小学校でバイオリンを教えはじめる。 多くの生涯を乗り越え、保護者たちの理解も得て、10年間その活動が続いた。しかし、市の方針で予算が削減され、バイオリンのクラスは閉鎖されることになる。 納得ができないRobertaは、同僚、保護者、友人たちの協力を得て、活動を続けるための資金を集めるための救済コンサートを開くことになる。 友人の夫がバイオリン奏者だったこともあり、パールマンやスターンといった一流のバイオリニストも出演することになる。トラブルを乗り越え、カーネギーホールでコンサートが開催され、Robertaと生徒50人は、一流奏者たちと共演。大好評のうちにコンサートは終了。その後の活動費用も集まった。 財団が設立されたり、市からの援助を受けたりして、実在のRobertaは現在も指導を継続中らしい。 本人が、善意だけではじめた訳ではないが結果として教育効果をあげていくという点で、『The School of Rock』にも共通する点があるが比べると怒る人もいるかなぁ。自分的には納得だが。 メリル・ストリープの演技が圧巻。演奏シーンも堂々としたものでした。スターンとパールマンたちの本人が登場するのもすごかった。最後の二つのバイオリンのための協奏曲(バッハ)も良かった。 子どもたちの演奏が、下手なうちは、「ゲロが出るほど」下手な具合が秀逸。だんだんうまくなっていく課程の再現やそこいらの下手さ加減もすばらしい。音楽監督の力か。 Robertaの飼っている犬の名前がAllegra(綴りは推定)。アレグロの女性形なのか。アレルギーの薬の名前みたいでもあるが(笑)。 (評価:★★★★★ 感動しました) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 30, 2005 10:55:52 PM
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