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最近 何だかいつも「足の裏」が痛い。
ってことは内臓のどこかが悪いという事なのかな。 このように 足裏が時々痛くなるといつも思い出してしまう事がある。 私が生まれて初めて「足裏マッサージ」なるものをやったのは かれこれ12年前。 今日は その時の事を告白しようと思う。 香港に住むようになって 日本にはない食べ物や習慣を 見たり聞いたり試したり、の日々がそろそろ1年経とうとしてたある日。 友達から「足裏マッサージを試しに行かない?」と誘われた。 じつは前々から ちょっと興味はあったものの 体に悪い所があると 結構痛いらしい、、、という情報に やや及び腰になっていた私。 しかし 肩こりを始めとして背中、腰、ふくらはぎと 「全身バリバリ堂」の看板を背負えるほどの 筋金入りこり野郎の私は 既に何度か全身マッサージを体験済みで たまたま当たった先生がよかったのか そこそこ気持ちよく その事もあってか 「体のマッサージも 場所によってはちょっと痛かったし まあ、あんなもんだろう」 と なめてかかってたのが間違いの元だったのだ。 そして早速友達と私、ダンナの3人で九龍の佐敦にある 「正宗(元祖とか正統とか言う意味)足底按摩中心」へ この後まってる恐怖の45分を知らずに ワイワイ乗り込んだ。 ここは店と言うより 入り口に看板がある以外は普通のアパートみたいだった。 ベルを押したら 中から人が出てきたので予約した旨を告げると ゲートを開けてくれた。 中には既に2人の客が足の裏を揉んでもらっていたが 1人は40半ばのおばさんで もう1人は50近くのおじさんだった。 2人とも黙って足の裏を揉んでもらってるだけで 特に痛そうな素振りはない。 おばさんの方は 半分眠りかけているほどで それを見た私は「なーんだ、大した事ないじゃん」と さっきまで緊張してたのがバカバカしくなった、、、のだが その後自分達の番が来て その考えが100%間違っていた事を 骨の髄まで知らされる事になってしまった。 3人で仲良く椅子にすわり まずは足を洗ってもらう。 他人に足を洗わせるなんて 何だか気が引けたが これはこちらの為というより 素手で足に触らざるを得ない 先生の為、だ。 その後軽く水気を取って 軟膏のような者を手のひらに取った先生は おもむろに足の裏をこすり上げた。 最初の5分位は 何だかくすぐったいような感じだったが ある一点に来た時 頭の芯まで「ずっきーーーーん!!」と痛みが走って 思わず「うぎゃあー!」と声を出してしまった。 それを見た先生は サドっ気があるのか(笑) 「そうでしょ~ 痛いでしょ~ ふっふっふ、、」てな調子で 次から次へと 人を悶絶の世界へと突き落とすが如く これでもかこれでもかと「激痛スポット」を押しまくる。 私が絶叫する度 先生は「ここは頭」とか「胃が悪い」とか 悪い箇所を指摘する。 実はこのマッサージを受ける2日前に首を寝違えて その痛みがまだ残ってる私は 先生に「首が痛いでしょ」と即言われてびっくりした。 そんなこんなで地獄の45分をのた打ち回って終えた私は 足裏マッサージ前より具合が悪くなったのは言うまでもない。 だって やってる間中あまりの痛さに座っていられず ずっとお尻が椅子から浮きっぱなしだったから マジで疲れちゃったのだ。 その後 足裏マッサージのトラウマを抱えた私は 長いこと避けていたのだが 2年前に中国に検品に言った際 久しぶりにやってみたら これがなんと全く痛くない。 ってことは やっぱりあの先生、サドだったのかよ~~ くっそぉ~~~ ったく、一番悪いのは あたしの内臓じゃなくて あんただったわけね、、、とほほ、、、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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