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• 「お並び地獄」続き

  *　前回中途半端に終わった日記の続き　*、、、私とお客は運悪く　何故か問題のある人ばかりが並んでいる列についてしまったらしく　一向に前に進まず他の列に並び直したくとも　各列共にお尻がつかえていて並ぶスペースが全くない。そんなこんなで　やっとの思いで何とか香港サイドを通過したがこの税関を通った人間は　当たり前だが中国サイドの税関でも並んでいるはずなので　現場を見ずとも同じ状況に陥る事は必至だった。案の定国境の橋を渡って　中国サイドの税関までエスカレーターで２階に上がってみれば　まさに「無法地帯」だ（笑）。香港サイドではかろうじて「並ぶ」という行為が見受けられたがここに至っては　いっちゃあ悪いがそれこそ「放し飼い」状態そのもの。私も慣れているとはいっても　ここまでひどい混雑ぶりは過去最高だ。税関のカウンターの何番に自分が並んでいるのかなど知る由もない。（並んでいたのではなく　ただあいてる場所を埋めていたって感じ／笑）おまけに中国の税関でありがちな「パスポートの無駄見」のおかげでここも全く進みもしない。パスポート「無駄見」とは　中国ビザが押してあるページ以外を長々と見たりする事である。私も前のパスポートにはオーストラリアのビザやアメリカの出入国スタンプが押してあったが「アメリカには何しに行った」なんて全く関係のない事を聞かれて驚いたことがある。とにかくここでは何と３時間近く並んだ事になったがまあ、よく貧血で倒れたりしなかったなあ、、などど感心するほど空気も悪く　立ちっぱなしのせいで足腰ガタガタもんだった。最初はこの状況を面白がってた客も　そんなことを言ってる精神的余裕も体力もなくなり（笑）　全く無口になってへとへとになり　税関を通過できたときには口々に「生きて出られて良かった、、、」などど思わず口走るほど悲惨な状態だった。私もヘトヘトとまではいかなかったが（日ごろの丹精のおかげ／笑）腰だけはかなり痛くなってしまった。しかし、客には「いつもよりは並びましたけど２時間ぐらいは普通です」と　５０%増しで（笑）話しておいた。「こんな大変な思いをして　検品に行ってくれてるんですね」と感心されて　してやったり（笑）。しかしおかげで　体力回復するのに丸々２日かかったわい。あ～疲れた、、、

  2002年03月30日

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• 昨日はマジで「生き地獄」の気分だった。お……

  昨日はマジで「生き地獄」の気分だった。お客を連れて　お隣中国深洲に行ったはいいが　連休前と言うことをすっかり忘れていた私達は　「お並び」地獄にずっぽりはまってしまった。まずは香港サイドを抜けるのに　税関前で並ぶこと1時間半。私は香港のIDを持っているので　専用のカウンターに行けばどんなに込んでいても10分と待たなくて済むのだがお客はパスポートでの通関になるので　要するに「外人」カウンターに並ぶ必要がある。ここには中国国籍の人も並ぶのだが　とにかくこの方々はあれやこれやと提出書類が多い上に　その書類に不備があったりする事が多くまず時間がかかる。普通だと出国書類(Departure Document)だけで済むのに何故か中国人の場合は　それだけでは入国も出国もままならない。

  2002年03月29日

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• その国の書き方　　その１．

  当たり前だが　読み書きってものは国によって違う。日本では漢字、平仮名、片仮名が基本になっているし、中国だと漢字のみだ。英語もアルファベットの組み合わせだけだから　そう考えると日本語っていうのは複雑かもしれない。同じ言葉が３通りに書ける、って事は３通り覚えなくてはいけない訳だ。誰が決めたわけでもないだろうが　何となく外来語は片仮名を使いその他は漢字、平仮名で表現しているようだ。平仮名ってやつは　まことに便利なもので　漢字を忘れた（又は知らない）時、ささっと書ける。まさか平仮名をわすれる人はいないだろう。文章の中身が全部平仮名だと　いい大人はちょっと情けないが読めないことはないのだから「文章の伝達」という意味では役を果たしている。しかし漢字しか表現手法がない場合、その漢字を忘れた時はどうするのか、、、私は香港に来たばかりの頃　ふとそんなことを考えた。どうあがいても思い出せない（若しくはわからない）漢字が絶対にあるはずだ。そんな時はどうやって書くんだろう、、？？この答えはある日突然やってきた。お馴染み「茶餐店＝香港ローカル式喫茶店」で私は海老が入った何かを注文したのだが　その注文をとっていたお兄ちゃんは紙に「下」と書いた。この「下」という漢字は「ハー」と発音するが　これは「蝦」と同じ発音だ。多分このお兄ちゃんは漢字を知らなかったか　又は書くのが面倒で同じ「ハー」の発音のもっと簡単な字を当てはめたのだった。そうか、こうやって同じ発音の簡単な字を当てはめてその意味を伝えるやり方だったのか、、、ふーむ。そういえば　昔の会社で香港人の同僚が工場にクレームの手紙を書き、それを出す前に社長に見せてたら「なんだ、当て字ばっかりで」と怒られていた（笑）。結局彼女は英文に直して（笑）、手紙を完成させたが「漢字で書くのって苦手なのよ」とこぼしてたっけ。うちのダンナも恥ずかしながらしょっちゅう漢字を間違えている。それで結局やり取りが英語になってるという　変な現象がおきてる。あんた達は漢字がなかったら　伝達手段がないんだからしっかりおぼえないかんよ、全く（笑）。明日はパート２．を書きたいところですが　またもや日本からの客と中国に行きますんで　お休みです。（予め言っておかないと　また「嘘つき大魔王」になるからさ／笑）パート２．は　明後日書き込みますう。　

  2002年03月27日

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• オスカーはいいけれど、、

  昨日は午後から中国に行ったので香港に戻るのも遅くなり家に着いたら10時半だった。「ありゃ、今日はオスカーの発表じゃないの！」とあせってチャンネルを合わせたら　一番良いところはまだだった。そりゃ　主演男優賞と主演女優賞は誰がとるのか　そこが一番知りたいところ。下馬評では　男は去年に引き続きラッセル・クロウで女は二コール・キッドマンだったろうが　以外や以外全く予想外の結果だった。しかし、何か意図的、、、どうして男女共に黒人だったのか、、、もちろん黒人が賞を取ったのが悪いというのではない。逆に今まで賞を取るのは白人ばかりだったのかがおかしいくらいだ。だって黒人の俳優でうまい人もいっぱいいるはず。でも、女性の方はとても喜んでいたが、男性の方は何となくさめていたように見えたのは気のせいか？あの　9月11日の一件から　なんか「みえみえ」的なものが増えてきてるような？どうも、アメリカって国が心から好きになれないのはこういう「偽善的」なにおいがするからなのかもしれない。（アメリカ好きの人がいたら　まずここでお詫びします）いつも「アメリカは世界一自由で平等な国」と自ら宣伝しているが私はそうは思わない。あの国ほど　人種差別の激しい国はないと思っている。人種差別は何処にでもある。日本人だって人種差別をしている。でも、それを感じないのは「している」方であって「されてる」方ではないからだ。私達日本人は　多分人生の中で「人種差別」を肌で感じる機会は滅多にないだろう。それはアジアの中で日本という国が常にトップレベルに位置してるからであり「している」側の人種だからだ。しかし欧米人にしてみれば黄色の猿でしかない。私達も「colored＝有色人種」でしかすぎない。私も若かりし頃　何度かアメリカに旅行という短い時間で滞在したがあからさまに「東洋人」であることを感じさせられた事が何度かあった。もちろんそんな短時間で何がわかるかと言えばそうかもしれない。でも、こんな短い時間でさえ嫌な思いをしたのだからそれが日常になれば　もっとそうである、とも言えなくはないだろうか。なんだか　たったオスカーのテレビを見ていただけでいろんな事を考えてしまった私。アメリカ人が全て悪いなんて短絡的な意見をいうつもりはない。私は日本人に生まれてよかったと思っているし。今は日本に暮らしてはいないけど、どうひっくり返っても私のアイデンテイテイーは日本人だ。黄色で何が悪い！と　別に声を大にして言う必要はないが（笑）今は別の黄色の人たち（香港人）に混じって頑張ってる自分をほめてやりたい気分になったのだった。

  2002年03月26日

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• だから、ビタミンC

  香港は今、以前の「日本」ブームに引き続いて「韓国」ブームが起きている。去年位から　やたら韓国の芸能人が香港に来たり韓国の映画やテレビがDVDになって売られたりしている。私もつい最近日本語でいうなら「僕の彼女は暴力女」とでも言うのだろうか（笑）そんな感じの題名の映画を見た。この映画に主演している女の子は　今までの韓国女性の雰囲気ではなくちょっと大塚寧々に似たかんじで化粧も日本人にすこぶる近い。主演の男の子はお世辞にもハンサムとは言いがたいがなかなかいい味を出していた。話自体は非常に単純で　電車の中で偶然知り合った大学生同士が紆余曲折を乗り越えて最後はパッピーエンド、、なのだがこの女の子が　とにかく暴力女で何かにつけて相手に手を出す悪い癖を持っている。そういえば去年日本でも　深田恭子が主演したテレビでやっぱりすぐ暴力を振るう女の子の話があったな、、最近はすぐ「キレル」人が多くなったらしい。特に若い人は我慢を知らなくて　自分の気に入らないことは暴力で解決しようという傾向にある、とニュースでやっていた。日本は世界的なレベルで見たら　非常に平和で安全な国だと思うが住んでる人には実感がわきづらいものだろう。今は毎日のようにアフガニスタンの事を報道しているがああいった　夜もおちおち寝ていられない、、という状況に置かれている人と私達とは　互いに理解しあえないだろう。今の日本がどれだけ景気が悪いといっても　餓死する人はいないはずだ。人間って物事が当たり前になると　それに対して有り難いとは思わなくなる。生活的には満たされているのに　イライラして暴力に走る、、人の心理って複雑だなあ、、とにかくイライラすると　ビタミンが不足するんだよね。だから毎日ビタミンＣは取らなきゃ駄目なのよ、、、（って何が言いたいのか自分でも良くわからなくなってきた／笑）家のビタミンＣがそろそろなくなるな、、と思い出して書きました。来週末はイースターホリデー（復活祭）だ。それなのに客が来てまたもや休日出勤を余儀なくされる私、、ど、どっか行きたいよー！　

  2002年03月23日

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• 明日は日本が休み、って事はゴルフ日和

  じゃないの！　むふふ、、(^^)　仕事もちょっと一息着いたし　なんたって電話がかかってこない！と、いう事で　なんと半年ぶりにゴルフに行ってきます。いや、半年どころじゃないなあ。この前タイに行った時は　ゲロゲロ状態でとてもゴルフにならずあんなのはやったうちに入らない。私は練習もしない人なので　ダンナみたいに打ちっぱなしにも行かない。だから全くクラブにも触ってないのが丸々3ヶ月以上だ。こんなんで　果たしてちゃんとプレー出来るだろうか？ま、一緒にいく連中のレベルがレベルだから（笑）迷惑にはならないはずだ。実は私は中国にゴルフの会員権をもっている。全くゴルフなどに興味のないときに　はずみで買ってしまった。だからプレー費はキャデイ代とカート代しかかからないので食事やバス代を入れても5000円で足りる。毎月会員費を2万円くらい払っているんだから　行かなきゃ本当はもったいない。そうはいっても　自営業は時間が作れるようでそうでもなく休日出勤もしてるくらいなので　行けそうでいけない日がずっと続いていた。しかし私のゴルフに対する情熱は「やってもやらなくてもいい」という程度なので　「うわ～ゴルフに行きたい！！」とイライラしたりはなかった。このところ体を動かす機会もなかったし、一丁いくか、って感じだ。私が会員になっているこのゴルフ場はなんと5個ものコースを持っている。（6個目を建設中／笑）この5個のコースを設計したのはジャックニコラウス、アーニー・エルス、ビージェー・シン、ジャンボ尾崎、ニック・ファルドという面々で中国で初めてワールドカップの試合を行ったゴルフ場でもあり　おまけにかのタイガーウッズも去年来たのだった。（ダンナは見たがっていたが　例え会員でもその時は確か5万位払う必要があって　あっさり止めた／笑）まあ、いろいろコースがあるから飽きなくていいんだけどなにも6個もコースは要らないんじゃないか、と思う私。土地に物言わせて（笑）　作れるだけ作ってしまえ～！ってなかんじなのか？と、いう訳で（どういう訳？）成績の方は　明日ご報告します。ちなみに香港からは車で約1時間半で行けます。

  2002年03月20日

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• 買一送一

  これは香港人が大好きな（笑）「一個買ったら一個ただ＝上げます」の意味だ。香港にはこの手の「BUY 1 GET 1 FREE」が非常に多い。この買う数が2個や3個になることもあるが　とにかくただでもらえる事に購買意欲をそそるものがあるらしい。又ある物は一個目は元々の単価で　2個目を買うときは「プラス1ドルで買えるよ」　というようなのもある。店で売ってるもの以外に　地下鉄もいろんなキャンペーンをやるが最近やってるのは「1週間以内に10回利用したら一回分の片道チケットをあげます」というものだ。どういうことかと言うと　以前書いた事があるが香港の地下鉄のチケットには2週類あって　一回一回お金を出して自動販売機で買うタイプと　「八達通＝オクトパスカード」と言ってプリペイド式のカード（定期みたいの）タイプとがある。この「10回乗って、、」云々は　オクトパスカードのみ対象でこのカード内に1週間に何回利用したかが記録されるシステムになっている。10回乗ったら　サービスカウンターに行ってカードを渡すと駅員が調べ　問題なければ片道のチケットと交換してくれる。そしてポイントはゼロに戻る。もし1週間内に20回乗れば　2枚の片道チケットと交換できる訳だ。「でも、片道、、って何処まで？」と思われるだろう。答えは　「どこまででも（笑）」だ。どの駅から乗って　どの駅で降りても自由だ。なぜなら香港の地下鉄はMTRという会社の独占なので　当然何処まで乗ろうが他社の線と混ざる事もないし、端から端まで乗っても　片道15ドル（248円）だからどうでもいいと（笑）思っているらしい。いや、まさかそんな事はないだろう。結構な人数が地下鉄を利用しているはずだから　15ドルでもただであげるのは　結構な金額になるはずだ。しかし、もちろんただ券だからといって　わざわざ遠い距離に乗るバカもいないだろう。おまけにこの券は1ヶ月以内に使わないと無効になってしまう。だから結局は自分が一番よく利用する区間になるのでせいぜい7，8ドルのセーブにしかならないと思う。それでも香港人にとっては　会社からの交通費が出ない分ありがたいはずだ。（私もありがたい/笑）これからもこういったキャンペーンはどんどんやってもらいたいもんだ。ちなみにこの「太っ腹」キャンペーンは今年の6月末までやっているので　約半年間もの間利用者に喜ばれることとなる。日本じゃ考えられないサービスだな、これは。　

  2002年03月19日

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• じめ～

  この2，3日　香港は本来の姿を取り戻しつつある。何が？　それは湿度が85％を超えてきた、という事だ。今年は旧正月が終わっても　何故か香港らしからぬ爽やかな気候が続いていて調子狂うなあ、、と思っていたのだが　ついに高湿度に戻ってきた。そうそう、このベタベタ感こそ香港の香港たる所以だ。とは言っても私としては　やっぱり湿度が低く爽やかな気候に越したことはない。なんせ湿度が高いと洗濯物は乾かないし　体も疲れやすくなる。少しでも髪に癖のある人は　頭がテイナ・ターナー状態だ（笑）。おまけに　壁に汗かくくらいジメっているのだからカビの繁殖にはもってこいの環境だ。水取りゾウさんなどあっても　ほとんど役には立たない。私は香港に来るときは　スーツケース2個分の荷物だけだった。電化製品などは　電圧もソケットも現地のものと合わないから何ももってこなかった。冷蔵庫や洗濯機はアパートに備え付けてあるから買う必要はない。そこで私がまず買ったのは　炊飯器と掃除機だ。まずはこれだけあれば　毎日の生活には事足りる、、と思っていた。しかし、私の認識は甘かった。炊飯器は絶対に必要だとしても掃除機を買う前に「除湿機」を買うべきだったのだ！掃除機はほうきだって　代用できる。しかし　除湿機は他に代用できるものがない。何が何でも除湿機を買うべきだった、、、この事に気がついたのは最初の夏を越したあと、だった。（とは言っても香港は2月末～10月くらいまで暑い）香港のエアコンは日本の物とは大きく違っている。通常日本のエアコンは「壁型タイプ」で　横長のお琴みたいな形が主流だが香港はみかん箱のような「箱型」タイプがほとんどで　家の壁にエアコン用の穴が開いていて　そこに「すぽっ」とはめ込むのだ。よって壁から出っ張る事はなく　メンテナンスなどでエアコンを取り外すと　壁には窓のような空間が出来る。そのままにしておくと　雨の日など雨が部屋に入ってくる、なんてこともある（笑）。また白くまクンのように　除湿しても寒くないよん、みたいな気のきいた事はしてくれない。付けたら寒いし　消したら暑い、、、最悪である（苦笑）。湿度が低くなるだけで体感温度がかなり違うのをご存知だろうか？同じ25度でも　湿度90％と湿度50％ではまったく違うかんじだ。寒さも同じで　じどっと寒いのは体にもっとこたえる。ともかく　一夏越した後私はそれまで1度たりとも使った事がなかった「除湿機」なるものを買いに電気屋に走った。いくら位するもんなのか　全く見当がつかなかったが行ってびっくり！「た、高いいいいいいいい、、、、、、（汗）」確かその時のレートに換算すると　日本円で6万5千円くらいしたはずだ。でもいろいろなブランドがあり　中には3万以内で買えるのもあったがよく見れば除湿量が少なかったり　知らないメーカーだったりもし買ってすぐ壊れたとか　もっと除湿量が多い方がよかったな、なんて後で後悔したらそっちの方がばかばかしい。しかし、6万5千円は即決出来る金額ではなかったので他にも何件かの電気屋を回り　結局サンヨーの除湿機（ヒーター、クーラー付き）6万5千円に決定した。あ～あ、こんな高いものを買ってしまった、、、、とやっぱりそのときは思ったが、なんとこの除湿機、今でも使っている。はっきり言ってこの除湿機は大枚はたいただけの事はあった。毎年大活躍で（1度壊れてがっかり、、だったらダンナが直してくれた）1年のうち半年は間違いなく使うし、天気が悪くて洗濯物がカラッとしないときは　1時間も洗濯物を入れた部屋を閉めておけばパリっとなる。香港はまずほとんどの期間暑い為　建物の断熱材が日本ほどしっかりしてないので冬は実は結構寒いのだが　そんなときは除湿機に付いているヒーターをつければ　ホンワカあったかくなる。猫達も大喜び（かどうかは聞いた事ないんでわからんが/笑）。買って11年、6万5千円（くどい）の元は取ったとおもう。サンヨーよ、ありがとう（笑）。ちなみに今日は25度　湿度92％だよん。まいったか（笑）。

  2002年03月15日

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• ちょっと一服

  誰にでもブレイクタイムを取るときがあると思うが（中にはそっちの方が大半を占めてるやつもいる）そんな時のお供はやはりタバコが多いのだろうか？「一服」と書く位だから　この言葉はタバコから来ているのだろうがタバコを吸わなくても　一息入れるときは「一服」と言う。ところで　私はタバコを吸わない。一応二十歳の記念（？）に自分でお金を出して確かせーラムライトだったかケントのメンソールだったかを買って吸ったのが最初で最後だ。その頃は家でも誰も吸ってなかったし、私の中で何となく女はタバコを吸わないもんだ的な考えがあって買った１箱の1本吸っただけで捨ててしまった。だから私にとっての「一服」は　タバコでなく「お菓子」になってしまう。それもまずい事に　ずっと口にしてなかったチョコレートに最近になって又はまってしまい　毎日何かしらのチョコを食べている。チョコにもタバコのように止められなくなる成分でも含まれているのかとに角この1ヶ月中毒患者のようにチョコを食べまくっている。何故か家では食べないで　会社で仕事中につい手が伸びる、、といった具合だ。う～ヤバイ。完璧にまずい。こんなにチョコを食べていたんでは　ブーデーの道を全速力でまっしぐら（笑）＆　糖尿病いっらっしゃ～い状態だ。昔「寂しい女は太る」とかいうタイトルの本があったがじゃあ、私は寂しいのか？（笑）。いや、ただ単に食い意地がはってるだけなのだ（これだってえばれない/泣）。誰か　チョコレートを止められる方法を知っていたら教えてくれ～でも、代わりにクッキー食べる、なんていうのは駄目だよ（笑）。

  2002年03月14日

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• 髪の毛って、、

  私は髪を染めている。それも結構茶髪系だ。言っておくが白髪染めではない（おばさんは頑張っている）。髪の毛を染めた又は脱色した事がある人なら経験があると思うが初めて髪を染める時は　やはり慎重に少しだけ試してみるって感じなのに何回も繰り返していると目が慣れてくるのか　どんどん色が明るくなって気が付くと「カトリーヌ」（別にフランソワでもメアリーでもいいのだが何となく金髪のイメージはカトリーヌなのだ/笑）になっている自分を鏡で見て　どっひゃー！となる。私も去年の秋頃は　正にカトリーヌになっていた。年甲斐もなくあまりに茶髪になってしまったのでダークブラウンに染め直したくらいだ。（大バカ）しかし昨今全く髪に手を加えてない人の方が珍しいだろう。一昔前は　髪を染めるなどというのは不良（この言葉自体死語になってるかも？）か宝塚歌劇団くらいなもんで　パーマをすら偏見をもたれていたのに　最近は全く何でもありだ。香港でも時々まっピンクに染めてるお兄ちゃんや金髪を通り越してプラチナカラーになってる人を見ることがある。そこでふと気が付いたのが　昔東京デイズニーランドで見たエレクトリカルパレードだ。ミッキーやドナルドに混ざっていろんな衣装をまとったスタッフが一緒にパレードしているのだが　何故か全員金髪の「ズラ」をかぶっていた。これが全く顔の作りと合ってない（笑）。その時しみじみと「日本人の顔には金髪って合わないんだな～」と思った私。これは今でも本当にどうしてなのか不思議だが　いわゆる外人（白人系）は例え何色に染めようが　何故かしっくり馴染むのに日本人を始めとする東洋人は髪だけが浮いてしまい　いかにも「染めました」になってしまう。凹凸のない顔には　金髪って合わないのは何故なんだ？それが証拠に最近の若い子（な～んて言い方がおばさんだ、ってーの）は日本人なのか何処の国の人なんだか　わからないような顔の作りが多いが　彼らは金髪にしていてもおかしくない。もちろん髪だけではなく　服とのバランスもあるだろうが金髪は　はっきり顔の方が違和感ないのは間違いないだろう。だた、こうやって髪の毛をいじくりすぎると　結構後になってツケが回ってくるんじゃないかな、、、パーマもヘアダイもブリーチも　当たり前だが髪に良いわけがない。ドライヤーだって絶対に良くないはずだ。私は女だし　うちの家系にハゲはいないので心配してないが（髪は半分差し上げてもまだ十分、ってほど多い）私の2人の弟は何故か異常に抜け毛を恐れていて染めるどころか　絶対にドライヤーは使わないし　パーマもかけない。しかし、どう見ても「あれでハゲたら世の中皆ハゲになるな」というくらい　びっしりと髪がある。でも彼ら曰く「髪は金じゃ買えない、なくなってからじゃ遅い！」とのこと。そうか、世の男性諸君、髪でお悩みの方はさぞかし多かろう。なんでも　風邪と水虫の特効薬、髪が確実にふさふさに生える薬、絶倫強精剤そして完璧に痩せる薬を（もちろん副作用なしに）作ったら歴史上に残る大発明で　ノーベル賞独占間違いなし！だそうだ。いつの時代も女性雑誌は痩身＆豊胸、男性雑誌は増毛＆強精剤とコマーシャルは絶えないが　その隣のページで食べ物の紹介や髪の毛アレンジの紹介があったりして　なんか変なの、、、髪がそろそろ「プリン」状態になりかかってきているので体にわるそーと思いながらも　週末染め直ししなくてはいけない私であった。今度の色はミッシェルくらいがいいな（笑）。

  2002年03月13日

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• 早い、美味い、安いの３拍子、、、パート２．

  お楽しみに！とか書いておきながら　あっさりその約束を忘れた私、、（笑）。いや、忘れた訳ではなく　時間がなくて書けなかったのである。せっかくの土曜日　今日は会社に戻らなくて済む、、なんて思っていたら急に工場からあーだこーだの電話が入って　出なきゃならないはめになった。またもや　例の問屋街まで足を運ばなくてはならなくなりついでなので　先日紹介した坦々麺屋の写真も撮ってきた。（近日中に映像入れます）気が付いたら朝から何も食べてないではないか。おなかすいた～と、隣を見たら　ものすごい人がごった返している。前からこの坦々麺を食べに来ていたときに　少し気になっていた店だ。ここも麺屋だが　種類が違う。ふんふん、今日はここで食べよう。待つこと１０分　ようやく席が開いたので（香港では相席は当たり前）お腹をすかして超不機嫌になっているダンナと共に早速注文する。ここは豚レバー麺が有名らしく　ほとんどの人がそれを注文している。私達も周りに習って豚レバー麺を頼んだ。やはり１分ほどで　頼んだ麺が運ばれてきた。ぷ～んといい匂い。山盛り薄切りレバーがインスタント麺の上に盛られている。（お馴染み公仔麺）でも、スープは自家製でラーメンに付いている粉末スープは使っていない。一口食べたら、、　これもまた美味いではないか！かすかに生姜の味がする。レバーの匂い消しに使ったのだろう。おかげでレバーは全く何の臭みもなく　私達はあっと言う間に平らげてしまった。こういう店では食べ終わったらさっさと外に出るのが鉄則だ。なんたって座っている後ろで背後霊のように（笑）順番を待つ人がぴったりとくっついている。私達もすぐに外に出た。レバー麺2杯で30ドル（約495円）なり～で、坦々麺に比べるとちょっと高い（笑）。喉が渇いたので　人気チェーン店の許留山（ホイラウサン）でマンゴー＋海椰子（シーココナッツ）ジュースを買った。これも私の大好物！本当に美味しい。この店は主に果物を使ったデザートがメインの喫茶店で他にはタピオカなどを使ったデザートも有名だ。私が選んだジュースはココナッツ味のシェイクにマンゴーの細切れがのっかている。これを飲むときにぐちゃぐちゃに混ぜて　太いストローで吸い込むとマンゴーが口の中にズボッ！と飛び込んでくる（笑）。なので　勢いよく吸い込みすぎると　のどち○こ（まあ！はしたない！笑）直撃するので注意（笑）。１杯15ドル（約250円）2杯で25ドルになる。マンゴーもいっぱい入っててこの値段は安いな～　日本で店を出しても　うけると思う、なんたって果物いっぱいヘルシーだし。でも、この値段じゃ無理だな。なんて事を考えつつ　これもあっと言う間に飲み干して4時半から香港島でやっているフラワーショウへ足を運んだ。ダンナの妹夫婦とも合流して　フラワーショウを見た後　夕食はベトナム料理へ。この店はそれ程美味しくなかったが食べたものだけ紹介するとガーリックブレッド、豚の首肉（ここの店はまあまあだったけど豚の首って美味しいのだ）牛筋カレー、モン（ベトナム式ひやむぎみたいなの）、野菜炒め、イカのから揚げ等々、、に飲み物付けて　お一人様990円なり。これだがら　日本に帰ると本当に貧乏になった気分でいたたまれない私（笑）。と、いう事でこれからも時々　B級グルメはご紹介していきます。反響が大きかった店については　写真と行き方もご案内します（笑）。ガイドブックには絶対に載らない店ばかりのはず。但し日本語も英語も通じないので　あしからず。では。

  2002年03月11日

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• 早い、美味い、安いの3拍子、、、パート　１．

  、、、といっても吉○屋ではないので　あしからず。これは香港B級グルメのことだ。はっきり言ってこのB級グルメ、オシャレな店とは対極にあり（売ってる物によっては　店すら構えてない、、って事も）おろしたての服なんか　間違っても着て行ってはいけない。自殺行為だ（笑）。しかし、味の方は立派な門構えの店に引けをとらない。もしかしたら　それ以上かも、、、。何故、今日は急にこんなお題になったかというと、さっき　まさしくこのB級グルメを食べたからだった（笑）。さて、私は一体何を食べたんでしょう？（、、って今度はクイズかよ、と言わずに考えてみよう！↑1人ハイになってる／笑）はい、答えは（は、早いな～）坦々麺でした。ここの坦々麺の店は　いつも行く生地問屋街から少し外れたところにあってもちろん思いっきりローカルの店で　頼んだ麺のどんぶりにおばちゃんの指が第二間接くらいまでスープに浸かって出てくる全く品がない代表のような小汚い店だ（笑）。香港に着たばかりの頃の私なら　店に入る時に多少の躊躇はしたかも知れないがだてに12年もいるわけではない、何のためらいもなくぱっと入って（馴染んでる私も品のない人間ってことか、、、泣）メニューを見ると　結構いろんな種類の麺類とご飯系があるではないか。どれどれ、ほー（オヤジか、私は）お勧めは坦々麺か、何！10ドル？安い！これだ！、、、と内心「まずくても10ドルなら食べなくてもいいし、、」などと思って早速坦々麺を注文した。-------------------------------------------------------(途中解説）ところで、香港はまず大体の店が注文すると　作り置きしてたの？というほど　ものすごく早く料理が出てくる。せっかちな香港人のニーズに答えるには　注文してから10分も20分もかかっては　商売にならない。これに慣れてしまった私は日本に帰るたび　注文した料理が出てくるのが遅くて　イライラしてしまう。アメリカに行った時など　毎日キレまくっていた。（あの方達は　余裕がある、を通り越してやることが遅いんです）-------------------------------------------------------注文後30秒もしないうちに　坦々麺が運ばれてきた。（指は運良く入ってなかった／笑）見た目は結構おいしそう。よっしゃ！いただきまーす！　ズズッ！う、、うっーまーいー！！　（ちょっと大げさ／笑）いや、しかし本当に美味かったのだ。今まで何度か坦々麺たる物を食べてきたが　この10ドル麺に勝る味はなかった。ん～恐れ入りました。その後　以前こっちに住んでいた知り合いが香港に来るというので仕事も絡んでいたから　一緒に生地屋めぐりをした後この麺屋に連れて行った。「汚い店だけど平気だよね」「ちょっと～　俺何年こっちに住んでたと思ってんの？」なんていう会話の後　その店で有無を言わさず勝手に坦々麺を注文し「とにかく食べて、いいから食べて」と食べさせた。一口食べた後、「何これ！」と言うから「坦々麺」と答えると「馬鹿にしてんの？そうじゃなくて　これさーめちゃウマじゃない！」ぐふふ、、などと気味の悪い含み笑いをしている。その笑いの意味はと言うと、笑っちゃうくらいおいしい、という事らしい。勝った、、、（何に？）「あんたねー　一体香港に何年住んでたの？何時も日本人が行くとこしか食べたことないんでしょー」などと　でかい態度に出る私だった（笑）。香港に来てこの坦々麺を食べたい方は　ご連絡頂ければ住所と行き方は教えてさしあげます（笑）。言っとくけど、私はこの麺屋の回し者じゃないよ。（そんな事は誰も思ってない）明日は　パート２．をお送りします。お楽しみに！（と　前宣伝するやつ）

  2002年03月08日

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• 交通費って、、

  香港では通勤時の交通費は　まずほとんどが自腹である。日本の会社のように交通費など支給してはくれない。（たまに日系の会社は出すところもあるが)よって何を使って会社に行くか、と言うのは結構深刻な問題だ。そうは言っても香港は日本と比べたら交通費はかなり安く、地下鉄などは端から端まで乗っても240円は超えない。バスなど最低料金は50円くらいだし、フェリーなどは35円くらい（まあ、乗ってる時間も5分くらいだが)タクシーだって初乗り200円だ。それでも一般の香港人の収入から考えると結構負担になるだろう。月収で1万ドル（＝16万円)に満たない人はかなり多いし香港では税金は給料からの天引きではなく　年に一回の申告制なので　税金分プールしておく必要がある。（収入の約16%程)おまけに香港人は働き始めるとまず9割がたの人が親にお金を渡す。この点は日本人よりよっぽど偉い。偉いというより、実は親のほうからきっぱり請求するらしい（笑)。私の友達（同業者)の会社の子は　給料8千ドルのうち3千ドルを母親に渡して（巻き上げられて？）しまうらしい。それに加えて住宅費は日本以上にかかるところだ。だからして　微々たる金額とお思いだろうが　交通費も彼らにとっては死活問題なのだ。なるべく安い方法で、となると　結局は路線バスが一番安く（おなじみ2階建てバス。何度か登場しているミニバスは実は結構高い。なんせ16個の座席が一杯になったら終わり、立ち乗り禁止なのだ)延々と並んでバスを待つ人たちがいっぱいいる。私は並んでまでバスにする、という根性もないし、そこまでしなくてはいけない程　お蔭様で生活も切迫していないので　通勤には地下鉄を使っている。時間もお金、と計算すると　はたしてバスが安いかどうかは疑問だし　特に私のように個人でやっている者にしては目先の金額以上のものを計算する必要があるからだ。意外とセーブできたな、なんて思っていても　その分がしっかり他に出て行ってるもんだし、、、

  2002年03月06日

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• 本当はいくらなの？

  今日は会社の前の通りで　リヤカーに花をいっぱい積んだおばさんから花を買った。時々見かけてはいたが　まさか売ってるとは思っていなかった。ただ、花を運んでいるだけだとずっと思っていたのだが今日は何気に「売ってるの？｣と聞いたら「一束30ドル（＝約480円)｣と言うではないか。「30ドル？一束？」と聞き返すと「そうだよ｣と答える。ちょ、ちょっと待ってよ、これ正月に花市場で買ったのと全く同じユリの花じゃないの！私はこれを"280ドル"で買ったのよー！！と思わず絶叫しそうになった。しかし、当たり前だがそんな事はこのおばさんとは全く何の関係もなく花束を睨みつけている人相の悪い女（私)にビビリながらも「要る？」と聞いてきた。要る要るー！こんな安いのに買わずに要られるか！とまるでバーゲン会場にきたおばはんの如く花を物色し一束5本22個のつぼみを付けたユリを手に入れた。なんともいい香りがする、幸せだ～（安い女だ、、、）しかし、正月にこれを9倍以上の値段で買ったかと思うと泣けてくる、、、これは世界各国共通事項なんだろが　その時事の行事プライスが元値に加算されてしまう。例えば母の日はカーネーション、普段は大して高くないこの花も母の日になると何故かバラより高くなる。（なめてんのか、である)それにしても9分の１ってえのは　ないんじゃねえですかい、ねえ？ご隠居（落語風にまとめてみました／笑)。

  2002年03月05日

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• 香港人とサッカーワールドカップ

  今年はサッカーワールドカップが開催される。ここでまず一言、私はサッカーに全く興味はない。ルールもほとんどわからないし　知っているのはゴールしたら得点になる事と　ゴールキーパー以外は手を使えない、レッドカード出されたら退場、って事だけ。（もしかして　それだけ知ってれば十分?）昨今サッカー少年が増えたとはいえ　まだまだ日本は野球が王道であろう。特に去年はイチローを初めとする日本人選手がアメリカの大リーグで　おおいなる活躍をした事で　更なる野球ファンを増やしたかもしれない。私は野球も興味はないが　家族は皆昔の大洋ホエールズ時代から今のベイスターズを応援している。そんな関係もあってか興味はなくともいつもテレビを見てれば基本的なルールはわかってくるし　オヤジさながらの野次を飛ばしたりと一応野球の事は理解できている。ところで、ダンナは全く野球を知らない。野球をやる香港人など見たことないし　当たり前の如く野球場も香港にはない。（そのくせＰＳ２の野球ゲームを買ってきたりする、、?）香港人に好きなスポーツは?　と聞いたら　男だったらまず１０人に９人は「サッカー｣と答えるのではないだろうか。おおかたの香港人の例に漏れず、ダンナもサッカーは大好きだ。今でこそ「オヤジ｣になりかけで　動きも鈍くなってきたが若かりし頃は　連続バック転も出来るほど（ジャーニーズに入れたかも、、、でも顔で落選／笑)運動神経には自信があったようだ。体を動かす事が好きで　それこそ毎日サッカーに興じていたらしい。香港でのサッカーの位置付けは　日本における野球みたいな物かも知れない。サッカーに比べたら世界での野球人口は圧倒的に少ないだろう。香港でも今年のワールドカップを心待ちにしていた人は大勢いる。皆ビデオなんかに撮らないで　ライブで見るから以前私が働いていた会社の同僚などは　毎日のように遅刻していた。（この同僚は女性です)何故なら試合の放送を見た後　ちょっと仮眠してそのまま起きられず［やっちゃった！｣となるわけである。時差がある地域での試合だから　香港時間の夜中になる事が多かったんだろう。しかし、今年は韓国と日本での開催だから　時差と言っても１時間だけなのでライブで見たければ　会社を休むしか手はない（笑)。もっと悲惨な状況だ。なんたってオリンピックと同じ４年に一度だし　見逃してなるものか！　の意気込みがすごい。開催日が近ずくにつれて　ダンナがどういう言い訳で番組をライブで見ようとするのか　今から楽しみだ（笑)。って　サボるのは許さないからね！by 鬼ババ　（笑)

  2002年03月03日

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• ひな祭り　その２．

  雛人形に部屋を追い出された　兄弟3人、、、これじゃ何のために飾ってるのか　訳がわからない。しかし　7段飾りと兄弟3人の布団を同じ部屋で同居させる為にはどう考えても　10畳位の大きさがないと物理的に無理である。悲しいかな　私たちは6畳の部屋を3人で使っていたし相手は12人おまけに7段（笑)、こっちはヒラ3人、多勢に無勢で　我慢の子にならざるを得なかった。ただ、これは女の節句だからして　男の弟２人には全く関係なく　本当に不自由していたのは弟だったろう。しかし、ひな祭りパーテイーで友達が来たときは一緒にケーキや散らし寿司などを食べたり祖母が　雛菓子などをかって遊びに来てくれたりしてたのでなんとなくごまかされていたのだった。私が子供の頃は　何かにつけてお友達会みたいなかんじでやれひな祭りだ、七夕だ、誕生日だ、、、と理由をつけては　近所の友達同士の家を皆で行き来していた。そういう意味では　雛人形も単に理由のひとつにする為に出していた、とも言えなくない。全く　この段飾りは出すにもしまうにも手間がかかるし今の生活環境には　合わない代物だろうから時代とともに廃れていくものかも知れない。香港にきて12年だが　既にもうその前から雛人形を出す事もしていなかった。多分20年近くになるのではないだろうか。（虫除けや　陰干しなんかも全くやってないし、、、）初孫の誕生に喜んで　この雛人形を贈ってくれた祖父母も今はもういない。思い出も　雛人形もひっそりと押入れの奥にしまいこまれている。昔を振り返る事が　多くなったというのはそれだけ歳を取ったという事なのか、、、今度実家に帰ることがあったら　思い切って雛人形の状態を見てみようか。何年も日の目を見せてなかったから　恨まれてるかな、、ちょっと怖いかも（汗)。

  2002年03月02日

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• ひな祭り　その１

  あっと言う間に　3月になってしまった。今年も残すところ　あと9ヶ月だ。（残してる方が多いぞー、、と　一人突っ込みをかます)そう言えば　あさってはひな祭りの日だ。これは日本だけの習慣だろうと思う。香港では雛人形なんか見たことないし、ダンナが日本で初めて雛人形を見たときに　やたら不思議がっていたから（7段飾りを見て一言、「邪魔だ｣と言った／笑)間違いないだろう。私の実家にもこの邪魔な（笑)7段飾りのお雛様がある。初孫だった私は　子供の時からそれこそ言わずとも全てが揃っている、という　今から考えると　下手をすれば駄目な人間に成り下がるかも（笑)　、、、の環境にいた。母方の祖父母と母の兄弟（叔父、叔母)も一緒に住んでいたので　初孫として人生のデビューを飾った私は　それこそ可愛がられるためにそこに存在するが如く　考えられるすべてのおもちゃがあり用意すべき物は全て揃っていた。当然　雛人形も用意すべきものであり　雛人形といえば「7段飾りでしょー｣という事で　あのばかでかい段飾りがどーん!と用意された（らしい)。しかし　初節句の時はまだ10ヶ月にも満たなかった私に雛人形など　当然理解できるわけなくこれはただ単に祖父母の「初孫に雛人形だ!｣の意気込みを形にしただけの事だ｡　（いや、感謝はしてます。本当に)そんな初の節句に　なんと私はお雛様の手をもぎとってしまった（らしい)。（自覚なし、しょーがないでしょ、赤ん坊だもん)幸いにも叔母が手先の器用な人だったので（家庭科の先生)わからないように直してくれた（らしい)。こうして　7段飾りは毎年この時期の為だけにお目見えして部屋の真ん中を　「どうだ!」と陣取っていた。ただ、私が4歳の時に　祖父母の家から今の実家がある横浜に引越してから　ちょっと事情が変わってきた。と、いうのも祖父母の家は川崎にあるのだが　以前は外人が設計して住んでいたところを　買い取った為か部屋の間取りや　各所のスペースが　かなり広く部屋数も多かったので　11人所帯だったが　7段飾りだけを置ける部屋が存在した。しかし　横浜の家は祖父母の家に比べたらはるかに小さくこの7段飾りを置くには　しのびない家だったのだ。どう考えても　置ける部屋は子供部屋だけで　でも当時は1つの子供部屋を3人兄弟が使っていたため雛人形を置くと　寝るところがなくなってしまう、、、（その後この問題は家を増築した事で解決した)よって雛人形の時期だけ　私達兄弟は両親の部屋に行き親子五人がひとつの部屋で寝る羽目になっていた。雛人形に　部屋をのっとられたのだ（笑)。

  2002年03月01日

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• 掃除は嫌い

  私は家事が嫌い。中でもアイロンがけと掃除は本当に嫌になる。しかし、私の家の中は自慢じゃないが動物を飼ってるとは思えない程綺麗だとよくほめられる。何故か？　それは掃除の嫌いな私は汚せばもっと掃除が面倒になる事を知っているから汚さないように気を付けているし　結局はちょこちょこ掃除をしているからだ。でも、ちょこっとの掃除はそれほど大変ではない。溜めてしまって　さて、ってな事になるとどこから手をつけていいのかわからなくなり　「誰がこんなに汚したんだー！」と言ってもそれは自分（＆ダンナ）な訳で　文句をいってもしょうがないがうんざり、、ゲ～になってしまう。実は昔はこのパターンだった。いつも切羽詰るまでやらない事を身上としてきた　通称「8月31日」の私。（つまり夏休みの宿題は8月31日のぎりぎりまでやらない）しかし歳を取って　少しは知恵がついてきて　結局やらなきゃいけないことは早めに終わらせたほうが楽だ、、と気がついた。今度は少しでも楽な方へ　本能が向かわせた、と言うべきなのか（笑）。だから今では掃除は毎日、アイロンがけも5枚たまらないうちにやってしまうという　主婦の鑑になった私（笑）。ただ、思うにやっぱり育った家庭環境が　知らないうちに微妙に関係していたのかもしれない。私の母も父も　躾は厳しいほうだったと思うが　その中でも掃除と食事の作法に関してはかなり怒られた。兄弟各々部屋を与えられていた私達は　当然自分達の部屋は各自が掃除する事になっていたが　私は女ながらいつも部屋がちらかっていて（というか、不要な物があふれかえっていた）「お前は女の子だろ～」と父にため息をつかせていた親不孝者だった。「部屋が綺麗だと落ち着かない」などと　訳のわからない言い訳で逃げていたがやっぱりきれいな方がいいに決まってる。毎日同じ事を言われ続ければ　意識の中に入り込んでいるだろう。では、部屋を綺麗に保つにはどうしたらいいのか？単純な私は　まず部屋に物を置かないことから始めた。いろいろ置くとそれだけでごちゃごちゃした雰囲気になり当然掃除の際も　どかしたりやなんやで　かったるい。だから必要最低限のものだけ置いてみたら、、、おっ！　部屋がすっきりするではないか。片付け上手は捨て上手なんだとか。そういえば　私は何でも取っておく悪い癖があった。（今でも名残が、、、／笑）よし、思い切って捨てることから始めよう、、、とこうして私の掃除へのサクセスストーリーは始まった（笑）。いまじゃ（今でも掃除は本当に嫌い）すっかり手馴れたものでぱっぱっと　手際よくできる。しか～し！それを横から邪魔するやつが、、、ダンナだ（泣）。人が片付けるそばから　散らかしていくやつ、、、使った物は元あった場所に戻せって、あれほど言ってもわからんのか、あんたは、、、。こいつは絶対　子供の時に遊んでいたおもちゃは片付けないタイプだったに　違いない（苦笑）。義母さん！　お宅の躾はどうなってるんですか！（笑）（私は義母の前では広東語が出来ないことになっている、ずるい？）って、20歳過ぎたら　自分の責任だよな～　たのむよ、全く、、、

  2002年02月27日

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• 化粧って、、、

  このところ毎日暑さパワーが加速している香港。全くまだ３月にもなっていないというのに　連日日中は24度、夜でも20度は下らない　ぽっかぽか陽気だ。天気予報では明日27日は　26度になるかも、、、ってここは一体何処なんだー!くどいようだが　まだ2月なんだぞー!と誰に言ってるんだろう?男性にはわからないだろうが　女には化粧という厄介な、しかし人によっては　世の為人の為(笑)に必要なものがあるがこの化粧にとって　暑さは一番の敵になる。何故なら　せっかく化けても　汗ですっかりドロドロ状態と化して　目撃した人を恐怖のどん底（笑)に落とし入れる事になるからだ。そして自分も鏡を見て　同じ目に遭う（笑)。香港は暑さに加えて　日本以上に湿気が猛威を振るっている場所なので　毎年暑くなると　この事が頭痛の種だ。私はものぐさなので　出来たら化粧はしたくないのだが人様に迷惑をかけないよう（笑)、一応会社に行くときは身だしなみという事で化粧はする。別の意味では　香港の日差しはかなり強いので紫外線を防ぐためにやっている。（香港に来てから　そばかすが濃くなったような、、、／泣)しかし会社までは　なんとか持つが　もし外出などしようものなら「ドロドロ｣状態はまず必至だ。汗に強いとか　皮脂に強いとか　メーカーの宣伝文句につられいろいろ試したが　これ!というほど効果があるものとまだ巡り合っていない。「あんた、誰?」状態に陥らないためにも（笑)　これこそ決定版!　があったら　是非ご紹介頂きたい。化粧直し、なんて面倒な事は　私の性に合わないのだ。朝から晩まで　「無添加美人｣（笑)、これが私のポリシーなんで、、、（って誰も認めてないぞー　と自分でつっこむ)

  2002年02月26日

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• 洋服のお仕事

  香港の服飾業界に働いててここを知らねばもぐりだ！と言われるほど有名な問屋街があるが　ここにはほぼ毎週いっている私。（今日も行ってきたばっかり）すっかりメンの割れている（笑）店も数多い。下手をすれば　週に３回も行くこともあるほどお馴染みの場所だ。このエリアは超どローカルで　観光客などまず見ない。しかし日本人は意外としょっちゅう見かける。何故なら日本からわざわざ素材を探しにやってくるのだ。店に小奇麗に並んでいる商品も　このように小汚い問屋街で上半身裸の勇ましいオヤジ（笑）がかついで持ってきた反物から作られている事も少なくない。ブランド名は出せないが　あれもこれも元値を知ったら「詐欺だ！」と言いたくなるに違いない。私もそう思う（笑）。しかし　最終的に商品が店に並ぶまでには　山あり谷ありで複雑に金がかかるようになっている（笑）。中間業者が入れば入るほど、枚数が少なければ少ないほどどんどん高くなる。特に日本の場合は流通経路があまりに複雑すぎて　それも値段を高くしてしまう大きな要因だ。何も洋服に限った事ではなく　なんでもそうだと思う。これを根本的に変えたのが「ユニクロ」で　産地直結販売に限りなく近い方法と大量に生産する事でのコストダウンを図ったのが　成功の秘訣だ。しかし　いくら安くとも同じような物ばかりでは飽きてしまう。安くても買いたくない物もある。ファッションとはそういうものだ。特に若い子は　数あるほうが良い訳で　質より量になるだろうし当然安くていろんなデザインがあったほうがいい。服とは本当に不思議なもので　ダサダサの生地でもデザインがいいと良くみえてくる。生地が先に決まって後からデザインが出るケースと既にデザインは決まってて　それにはまる生地を探すケースがあるが偶然にも違う客が同じ生地を使うことも結構あって（やっぱりいいな、と思う生地は皆一緒）当たり前だが　デザインは違うので　上がってきたサンプルを私一人が「こっちの方がいいな」とか品定め出来る（笑）。そんな仕事をしているくせに　自分の服は外で買う私（笑）。紺屋の白袴（あれっ？違ったかな）とは　私の事だ。発注を出した工場からは　何枚かは黙っていてももらえるが私が扱っているブランドのほとんどが　自分の趣味と合わないので　もらっても意味が無い。その結果　自分の物は金出して買う　トホホな私であった。今度は自分の趣味と合うお客を見つけたい、、、

  2002年02月25日

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• 香港の芸能人

  先日　浜崎あゆみの事にふれたが今日は香港の芸能人について。香港に住んで12年になるが　この間結構あちこちで香港の芸能人を見たことがある私。香港は狭いので日本よりも見るチャンスが多いのだと思う。初めて見たのはレスリー・チャン。ちょっと年食った　マネージャーらしき女性と一緒だった。（レスリーはホモなので、女性関係の噂はない)実はその後　彼とは3回ばかり遭遇している。当然むこうは覚えてるはずもないが　2回目などは何故かビルのエレベーターで彼と2人きりになったこともある。別にファンでもないので「キャー｣ってな事にはならなかったが。次に見たのは　チョウユンフアー、今をときめくハリウッドスターだ。アルマーニでぶらぶらしていた私と友達（生「あゆ｣を一緒に見た)の横を「すっ｣と背の高い人が通りすぎた。鈍い私は気がつかなかったが　既に周りにいた何人かは気がついて　ひそひそ話していた（らしい)。友達が「ねえ、チョウユンファーだよ｣って教えてくれたがそれに対して　私は何を思ったかいきなり彼に「こんにちは、買い物ですか?」と図々しくも英語で話かけてしまった。そんな私ににっこり笑って「ハーイ｣とだけ答えた。実は彼はそのころ英語がほとんど出来なかったらしい。しかし、とても大スターとは思えない程　ほんわか～とした雰囲気で「握手して下さい｣と言ったら　がしっと握手してくれた。おまけにサインももらった（実は別にファンではないが本物はかっこよかったので、つい／笑)。アンデイーラウも前に住んでいたマンションの下にある美容院によく来ていたので　間近でこれも10回以上見ている。友達は空港でジャッキーチェンとあった時に　写真を一緒に、と頼んだらマネージャーは止めたのに　「OK OK、スマイル!｣ってすごくフランクに写真に納まってくれたらしい。その写真を見たが　まず顔のでかさに目がいった私（笑)。その他　大小（笑)取り混ぜて　何人も見ている。どうも香港の芸能人は意外と一人で行動したり　結構フレンドリーな人が多いようだ。その後何人ローカル友達にも聞いたがやっぱり何人かはそのようにして遭遇し、まるで自分の旧知の友達のごとく　話をしたと言っていた。狭い土壌と関係あるかどうかはわからないが芸能人を特別、と考えてないのかも知れない。（それにしちゃ毎度のごとく　芸能ネタは香港の新聞の中心になっているが)しかし、私は香港の芸能人に好きな人はいないので何度遭遇しても　へえ～ってな感じだけだ。これがリチャード・ギアだったら　話は別だ（笑)。住むところ　間違えたかな?　

  2002年02月24日

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• あつ～

  今日の香港、なんと最高気温25度です！ほんとに暑かった、、、って今は夜の7時だけど　22度です。今も暑いよ～これだから　軟弱な私は寒い日本に戻れない体になってしまうのだ。もちろん事務所は既にエアコンをつけているし、今日の出で立ちは半袖Ｔシャツ。春を通り越して完全に初夏モードになってしまっている。しかしどんなに暑くても長袖を手放せない悲しさ、、、（詳しくは過去の日記「暴力的冷機」を見てね）こうやって着々と春というより夏になっていくと私にとって頭の痛い薄着の季節だ。服でごまかしがきかなくなるので　おばさん体型がもろ出しになってしまう。いつも（かれこれ8年、笑）この季節になると同じ決意を固めるが　真夏になるとあまりの暑さにどうでもよくなり　あっさりとあきらめる事、、、それはダイエットだ。自分でも「ちょっとやばいな～」と思ってはいるが、もともと意思の弱い事にかけては　私の右に出るやつはいないのではないか、と自負するほど（自慢してどうする）持続力のない私、、、一番痩せていた時に比べると　なんと11キロも太ってしまいダンナからは詐欺師呼ばわりされている（笑）。私は身長が163センチでこの歳（何歳？）にしては　多分大きい方で今はまだ「少し太目」位ですんでいるが　そろそろ本気を出さないと　かなりやばい域まで達してきた（汗）。でもね～若い頃と違って新陳代謝が悪くなってるせいか、同じやり方じゃダイエットできないのさ、トホホ、、、もう一度　ミニスカートをはいても恥ずかしくない脚に戻りたい、、、えっ？おばさんがミニスカートはくのかって？フフフ、、香港は歳に関係なくスタイルに自信のある人はミニスカートどころか　へそ出しだってやりますがな。後ろから「ねえ、彼女」なんて声かけて　振り向いたら自分の母親だった（笑）なんて事もありなのだ。こういうのって別に珍しくないんだけど　それでも前に一度　むこうから歩いてきたおばさんを見て腰をぬかしそうになったことがある。顔はどう若く見積もっても40中、しかしへそ出しローライズのデニムにチビＴシャツ　除くへそにはピアスまで、、、髪は茶髪を通り越して　うーん、、プラチナブロンド（笑）。おまけに隣には　全く可愛げのない10歳くらいの真っ黒な大太りのガキ付き（笑）。私が子供だったら　まず授業参観には来られちゃ困る（笑）。しかし、このチャレンジ精神には　あきれる（笑）というより敬意を払いたい。ヨーロッパのマダムなどは50だろうが60だろうが現役で「女」をやってるんだし。（香港の場合は“ちょっと”違うな/笑）でも一応家を出る前には鏡を見てね、他人を脅してないかどうか（笑）。

  2002年02月22日

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• 浜崎あゆみ　in 香港

  突然だが　今日浜崎あゆみを見た。昨日の予定通り友達と昼食を食べていたが　丁度私達食べていたレストランの真向かいはグッチ、ルイヴィトン、D&Gなどのブランド品が店を連ねているところで外を見ていた友達が「あれっ？なんだろ」と言うので　見たらガードマンだか警察だかとカメラマンとか何だか50人位の人だかりが動いている。その人だかりは　まずグッチの店の前で2つに分かれた。中に入れる人とそうでない人の組だ。「浜崎あゆみかな？」と私。香港に来てたのは地下鉄の電車の中でニュースを見て知ってたがグッチに入った時は周りの人でよく見えなかった。ただ私達のいたレストランは３階にあったので上から見下ろしていた為グッチから出てきた時はよく見えて、サングラスをしてたが手なんか振って「こりゃ本人だ」と確信した。「行ってみようか」と友達が言うので「いいよ」と急いで後を追っかけたミーハーなおばさん２人組（笑）。しかし浜崎はその足で今度はルイヴィトンに入ってしまった。出入り口は２箇所あるが　ガードマンが立ちふさがっている。「入れないんじゃないの？」と言う私を無視して　友達は思いっきりベタな日本語で「すみませ～ん」と言ったら　何とすんなり中に入れてくれた。私ら２人はもろ観光客装って（笑）　浜崎を見るために中に入ると、、、いました、本物（笑）。それも６人お付きの者付き（笑）。しかし、思ったより可愛くなかった（笑）。浜崎ファンの方、ごめんなさい。テレビで見るほうが断然いい（笑）、こんなのってあり？色は結構黒くて　言い方悪いけど渋谷あたりにゴロゴロしてるヤンキーの姉ちゃんみたい、、、と、おばさん２人組は意地悪く見ていたのでした（笑）。とりあえず今日の日記の話題を提供してくれた浜崎あゆみに感謝（笑）。

  2002年02月21日

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• 好きな料理は？

  ただいま～　今家に戻りました。不良主婦は今日も帰りが23時、子供がいたらとっくの昔にグレていただろう(笑)。とは言っても私ら夫婦には子供はないし　今日はダンナ＆友達も一緒に韓国料理を食べに行ったので　文句を言われることもない。私達はめったに焼肉は食べないので　本当に半年ぶり位にカルビを食べた。久しぶりに食べるとおいしいもんだ。私は有難い事に全く好き嫌いなく何でも食べられるがやっぱり好きなものと　そうでもないものはある。国別の料理で言ったら　和食はシード権（笑)って感じで別格だが、（やはり生まれた時から食べ続けている基本食だし)その他は　中華、イタリアン、タイ、ベトナムあたりが私の味覚にビビッとくる食べ物だ。どうも比率はアジア料理に傾いている気がする、、、（笑)。イタリアンは好きなんだけど　ダンナは好きじゃない。だから2人で食べる時は絶対にイタリアンにはならないからだんだんと食べる機会が減ってきている。ハ～まるで一昔前のオヤジのように　洋食は嫌がるのだ。前にも書いたかもしれないが　香港では家庭で作る料理はまず98%中華だ。日本のように本格的とはいわないまでも　カレーやシチュー、グラタンにハンバーグ、、、なんてまず作らない（作れない)。私もダンナに結婚前グラタンを作ってあげた時に本当に感激された。「これは何？｣と聞かれたので　内心（どーゆー意味？＝味がグラタンと結びついてないって事？）んんっ？って感じだったがこれはただ単に　ダンナはそれまでグラタンというものを食べた事がなかっただけの事だったのだ。おまけにダンナの頭では　洋食＝外食という固定概念があり洋食を家で作るなどということはありえないわけで真顔で「君はコックだったのか？」と聞かれそんな訳ないだろ～と思っても　笑うに笑えなかった。まあ　それはともかく　さっきたらふく焼肉を食べてきたのにもかかわらず、明日の昼は友達と食べる事になっていて　おっしゃ！イタリアンだな、、などと考えてる食い意地のはった私であった。（食べるデザートまで決めている、私、、、へへ　)

  2002年02月20日

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• 最後のあがき

  今日からいよいよ新学期、じゃなくて仕事始めだ。とは言っても、中国の工場はまだ休みが明けてないし、こちらの生地や付属の会社も全てが始まってる訳ではないので休み前の仕事の再確認と　お客への挨拶で1日が終わってしまった。本格的に忙しくなるのは実は来週からだ。ただ、そのほうが休みボケの頭と体には有難いが、、、昨日、ダンナは最後の悪あがき(？）で友達4人で中国にゴルフをしに行き（発熱のあった私は当然不参加)夕飯は皆で食べようと　友達が家の下まで車を回してくれたので食事位ならいいか、と繰り出したが、何と食べた後に又、打ちっぱなしに行くというではないか。疲れたな～を連発してたのに　あんたら何なのよ！と言いたかったが　30分だけと言われしぶしぶ承知したのにレーンを申し込んだやつが何を思ったのか1時間もとってしまったので私はベンチでただ1時間座って見ていた。なんてこった、、、おまけに申し込んだやつ以外はうちのダンナも含めて30分でやめてしまった。しかし、そいつは自分がやりたい為にやめようとせず結局残り30分やらない人間5人（途中から1人加わった)対やる人間１人となってしまった。そして時間がきて　やっと終わったと思ってほっとしている私たちにむかって「疲れたよな～｣と言ったのだ。疲れたんだったら　さっさとやめてよ～あたし達ずっと待ってたのよ、あんたを！なんて怒鳴ってたら（香港人ははっきりしてる)いや～わっるい悪い、なんて言われた方もケロッとしてるので後に残らない。罰としてデザートおごってよね！と強引におごらせた。（言っておくがこれは私が言ったのではない)そんなこんなで家に戻ったのがはたまた１２時半、結局寝たのは２時と　明日からの仕事始めに対する心構えがなっとらん　私ら夫婦、、、似たものナントカってこの事？

  2002年02月19日

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• ラッキーエイト

  あ～　とうとう休みも終わってしまった。明日からまた出勤しなくてはいけない。何と昨日は久しぶりに熱など出してしまい（毎日の不摂生のツケ）寒気と頭痛に悩まされたが今日最後の1日をおとなしく家で過ごしたために何とか回復した。年明け最初からけちを付けたくないので　良かった良かった。さて　明日は火曜日、日にちは19日　なんでこんな中途半端に仕事始めかと言うと、これは旧暦に関係が有る。明日19日は旧暦の初八（つまり一月八日）で　言わずと知れた中国人にとってのラッキーナンバー「8」に引っ掛けたわけだ。八は「パッ」と発音し　これは「発」＝開くの意味でこれは非情に縁起のいい言葉だ。皆さんは香港の車に付けるナンバープレートのオークションが有るのをご存知だろうか？縁起の良いナンバーを金持ちたちは金で競り落とすのだ。「8」がつけば何でもいいというわけでなく　語呂が重要だ。例えば「1388」＝ヤッサンパッパ＝一生発発＝一生開く「368」＝サンロッパ＝生路発＝人生開く「3288」＝サンイパッパ＝生意発発＝商売が開く、、、、といった具合だ。この様に香港人は　かなり縁起を担ぐ人が多い。意外と信仰深いのだ。但し　金関係に限る（笑）。これが香港人だ（笑）。お店や会社にお金の神様（何か五月人形のしょうき様みたいな）を奉っているところはすごく多いし、風水もかなり気にする。香港の有名な高層ビルはまず100%といっていいほど　有名風水師に鑑定してもらってから工事を進める。いくら土地もお金も揃っていても、風水師が「良くない」と言えば　計画が丸ごと総とっかえ、、何てことも珍しくない。わたしもあまり信じてなかったのだが　あるとき九龍の中心街にある　出来立てほやほや、まだ半年も経ってないショッピングビルが改装工事をされているのを見て「あれ、何で又工事してるんだ？」と一緒にいた友達に言ったら「新聞に載ってたけど、風水で入り口の方向が悪いから直さないとこのままでは【死にビル】になるってさ｣そういえば、このビル場所がいいのに何故かいつも客がいないな～と思ってた。その2ヶ月後に新装オープンとなったが　うそのように客足が増えて今に至っている。本当に関係があるのかな～？でもあんまりこういう事にがんじがらめになると　それも又問題だよね。どう思います？

  2002年02月18日

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• スススイ～っと

  このところ毎日NHKのBSでオリンピックの放送を見ている。丁度旧正月の休みと重なって　見たい競技はちゃんと見れた。やっぱり　一番楽しみだったのは男子のフィギアスケートでロシアの2人に本田選手がどこまで迫れるかだったが惜しくもメダルに手が届かなかった。やはり地味にまとまったのが良くなかったんではないかと思う。今ひとつインパクトに欠けてた気がするし、やっぱり派手にかますほうが　特に外人には受けがいい。などと素人の私が口を出すことではないが、、、私も一応は滑れる（はず。もう十ン年も滑ってない）がただ、だらだらと前進しか出来ない。当然ジャンプだターンだなんて事は出来るはずも無いが何かスケートというのは郷愁を誘うものがある。私らが子供の頃は　始めてのデート（って程の物ではなく男女が一緒に遊ぶ）で　冬場はスケートが多かった。丁度こしゃまっくれてくる頃で　小学6年から中学2年位までグループ交際の真似事をやっていたわけだ。（純粋で可愛いもんだ）滑れない女の子を男の子がリードしている様子は何ともいいもんだ。これで相手とも当然のように手を繋げるってもんですぜ、旦那。（どこが純粋なんだ？）しかしこれは滑れる男の子がいて初めて成り立つ構図である。香港では雪はおろか　氷も張らないので当たり前のようにウインタースポーツは流行ってない。うちのダンナも北海道で生まれて初めての雪を見て、感激しまくっていた。小さなスキー場でそり遊びをした時もあきれるほどはしゃいでいた。いい大人がそり遊びかよ～と情けなくなった私だがそれを彼に言うのは酷である。ぽつっと「香港は雪も氷もないから仕方ないよね」と言った私に「でも、スケートは出来るよ」と答えたダンナ、、、。ど、どこで滑んのよ～！香港の何処で！と言いたかったがくだらん事で喧嘩してもしょうがないので　黙って聞いていた。いや実は香港にもたった1箇所だけスケートリンクがある。が、そこに行っていたというのはどうも信じがたい。それを実証すべく今度スケート場に足を運んでみようと思う。私もきっと忘れているだろう。忘れたのはスケートの技術だけでなく　ドキドキしながら手を繋いでたあのウブな心かも知れないけど。いまじゃすっかりおばさんと化した体と中身をリフレッシュ出来るかな？

  2002年02月16日

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• 競馬場デビュー

  昨日も暴走ミニバスのお世話になり家に帰ったのが午前4時。しかし　既に立てていた計画があったのでやむなく11時に起床する。（超睡眠不足）その計画とは　競馬場デビューだ。今日　生まれて初めて競馬場に足を踏み入れた。なんせ今年は午年だ。午年なら　やっぱり馬だろう（一見関係あるようで全くのこじ付けだが）と言うことでさっそうと競馬場に乗り込んだ。香港はイギリスに統治されていた関係で　かなり前から競馬は盛んだったようだ。イギリスに統治されてようとなかろうと　ギャンブル精神たぎる香港人の事だ、自分たちでも競馬場を作ってたに違いないとだろう、、。ところで　狭い香港には競馬場が2箇所しか無い。私たちはそのうちの一つ「沙田競馬場」に行った。友達のカップルと私たち計4人で　まずは新聞を購入する。とは言っても　競馬新聞ではなく普通の新聞だ。何故なら　以前も書いたが香港の新聞は売店で購入しその中には競馬新聞も入っているから　真の勝負師でない私らビギナーは競馬専門新聞など必要ない。馬の名前と何時に始まるかだけわかっていればいいわけだ。馬券の買い方も知らない私は　ダンナに気に入った馬の名前を言って馬券を買ってもらった。しかしこの馬の名前が　かなり笑える。馬にはそれぞれ　広東語と英語の両方名前が付いているが笑えるのは広東語の方で　名前を見ているだけで結構楽しめる。ちなみに私が買った馬の名前は「大丈夫＝（これは広東語で夫の意味）」、「電子動力」、「必得勝＝（香港ではピザハットもこの様に書く）」ダンナは「正蝦王」「超級無敵」だ。案の定全部すったが（笑）競馬場の雰囲気がわかってパドックを見れて　まあ、満足。競技場で走る馬はきれいだった。時々競馬馬は可哀相だな、と思ったが　本当に可哀相なのは馬に踊らされてる人間かも、、、なんて　思ってしまった私だった。

  2002年02月14日

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• 縁起もの

  香港の正月料理とは一体どういう物か　今日はそれをご紹介しよう。正月料理、、と言ったが本当は「祝い料理」と言うべきだろう。お祝い事の席で食べる料理は皆同じだからだ。まずは絶対に欠かせないのは鶏肉だ。と、言っても日本と違いスーパーなんかに売ってる切り売りの肉では用を成さない。頭まで付いた「全身鶏」でなければ駄目なのだ。購入方法は２つあって、一番ポピュラーなのはやはり市場に行って生きてる鶏をその場で絞めてもらう方法と（一昔前はそのまま買って家で絞めたらしい、、）スーパーでも丸ごと鶏肉は売ってるのでそれを買う方法だ。どちらも当たり前だがちゃんと羽は取って丸裸状態だ。最近の若い主婦はスーパーで買う人が多いらしい。やっぱり市場で鶏の品定めなんかしてるのは圧倒的におばちゃんがほとんどだ。でも鶏の良し悪しって　どこを見るんだろう、、、？ところで　買った鶏は主に「拝参」と言い　神様にお供えする為に使う。茹でた全身鶏肉を供え物にした後　結局は食べてしまう。（言っておくが　頭は食べない、やっぱり）その他は「髪菜」と言って髪の毛のような細くて黒い海草とサラダ菜、椎茸を茹でたり炒めたりしてオイスターソースで味付けた物。これは材料の発音に意味がある。髪菜＝ファッチョイ＝発財＝お金が儲かるサラダ菜＝生菜＝サンチョイ＝生財＝お金を生む椎茸＝北姑（＋草冠）＝トンクウ＝これは意味不明（笑）と縁起の良い言葉と同じ発音の食べ物だ。縁起が良い＝金銭関係の言葉が多い（笑）のも香港という場所をよく表していると思う。他にも子豚の丸焼き（中国では豚は富と子沢山の象徴）や魚の蒸し物など、何かしら縁起のいい言葉に引っ掛けているのが多い。この点は日本の年越しそばに通じるところがあるかもしれない。最近は家で作らずに　外にオーダーしてる人も多いらしい。日本のお節料理もほとんど出来合いの物が売ってるし特に若い人はお節自体を好まない、と言う人も多かろう。かくいう私も　お節料理に入っているのは嫌いな物ばかりだ。蒲鉾、伊達巻、数の子、なます、、、どれも食べられるがおいしいとは思わない。だから香港に来て日本スタイルのお節を食べられなくなっても全く困らない。（でもジャスコやユニーなどの日系スーパーにはちゃんと売ってる）香港は本当に食べ物のおいしい場所なので　わざわざXX料理なんて銘打たなくとも　まずははずれなしだ。さあ　今年も縁起の良い食べ物から始まって景気良く行きましょー！生意興陸、萬事如意、恭喜発財　！！（商売が良くなり、全てのことが思い通りに行き、財を成せますように！）

  2002年02月13日

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• 新年快楽！恭喜発財！

  案の定、家でじっとしてられないダンナと共に大晦日の昨晩は9時半に家を出て　再び花市場へ。先日買った蘭の花が2本だけじゃ寂しい感じで　もう一本買い足す為だ。12時15分からの「オーシャンイレブン」という映画のチケットを購入済みだったので　それまでには戻ってこなければならず（映画館は家から歩いて10分位の所）先日以上に鬼の様にごった返している花市場で人をすり抜け蘭の花を物色した。購入した蘭の鉢植えをもったまま映画館に時間ぴったりに着いた。めずらしく映画館は大入り満員だ。この何年かでコピーのVCDやDVDが氾濫したために映画館は衰退してきた。なんせ公開前の映画がコピーで出回っている状況で映画館にまで足を運ぶとなると　よっぽど「スクリーンで見なきゃ駄目」な映画以外は人を呼ぶのは難しい。コピーは15～20ドル（＝日本円で約240～320円）で見れて映画館は60ドル（約960円）するので　おのずとコピーになってしまう。それでも日本に比べたら格段に安いが（おまけに全席指定なので立ち見は無い）やはり誰でも安いほうがいいに決まってるのでつぶれる映画館が後を絶たない。私は言葉の問題もあって映画はほとんど見に行かないが（話すのは英語、字幕は広東語でどちらも完璧でない私は疲れてしまう）まあ新年位はダンナに付き合ってもいいか、と久々の映画鑑賞となった。見終わった後はやはり小腹がすいたので私は牛肉団子そば、ダンナは牛筋そばでしめた。（香港人は宵夜（シュウイエ）＝夜食は普段からよく食べる）食べ終わって外に出ると　近くでやってる夜市から帰る人達、これからまた行く人達で　昼間のように道が混んでいる。言っとくが　それは夜中の3時近くだ。まったく、これだから香港はやめられない（笑）。元旦の今日は親戚の家に挨拶回りや（日本と違い元旦から人の家に行く）お寺に参拝に行く人が多い。香港人は意外に信仰深く、特に商売の神様には重きを置いている。私も去年はお参りに行かなかったせいか　あまり順調とは言えなかったので困った時の、、、でお参りにでも行ってこようか、、、でもまだダンナは起きてこない（笑）。今は1時45分。取り敢えずは　ワンコの散歩に行ってからゆっくり考えよう。

  2002年02月12日

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• 準備万端

  昨日は（今朝と言うべきか）何と夜中の2時半に家に帰ってきた。（お馴染み「暴走ミニバス」での帰宅）何故なら　昨日の夜はダンナの両親＋妹夫婦とで食事をした後正月には必ず開かれる夜市＝ナイトバザール見物に行き、その後香港人なら誰でも知っている　有名な花問屋街へ正月用の花を買いに行ったからだ。香港では暮れの28日に当たる日までに　掃除を済ませてその後飾りつけにかかる。特に花はあまり前から買っておくと　開いてしまうのでほんの2，3日前にしか買わない。昨日は妹夫婦は百合と最近日本でも人気の出てきた「ハッピーバンブー＝幸福竹」を、私達は妹夫婦と同じく百合と幸福竹と胡蝶蘭の鉢植えを買った。百合は5本でつぼみは20個はついているだろうか、これで日本円にして3000円ほどだ。蘭は鉢植え2つで4000円ほど。日本に比べてかなり安いと思う。本当はほかにも欲しい花がいっぱいあったのだが、ダンナに「そんなに買ってどこに飾るんだ」の一言で却下された。その後は小腹がすいたのと歩き疲れでで　花問屋から離れた場所の　香港式喫茶店「茶餐店」で一服。なんせ花問屋の一角は全部で100件近くの花商が軒を連ねているのとかなりの人ごみ、買った花を人にぶつからないようにもって歩くわずらわしさ、更にそんなところを物色に2時間も歩き回っていたので4人とも結構疲れてしまったのだ。妹のダンナは百合（これだって高さが1メーターほどある）15本とバンブー3本持たされてへとへとになっていた。花って結構重たいのだ。それにしても　やっぱり香港人は宵っ張り街道まっしぐらで夜中の2時だというのに　通りには人があふれかえっている。茶餐店の向かいにある靴屋と化粧品屋（マツモトキヨシみたいなやつ）もまだ店を閉める気配もない。夜中の2時に靴を買うやつがいるのだろうか、、、でも、花問屋だって3時くらいまではやってるのだ。夜中の3時に花を買うのは香港人くらいなもんだろう。ラストスパートは11日の大晦日だ。さて、今年の大晦日は家でのんびりしたいところだが家でじっとしてられない性質のダンナの事だ、あの人ごみの中に繰出したいと言うに違いない。まあ、一年一回の事だから好きにさせておきましょ。

  2002年02月10日

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• 花バトル　女の戦い

  そろそろバレンタインデーが近ずいてきた。今年は旧正月とだぶっているので、駅や電車内でのうざったい花束デリバリーに遭遇しなくて済みそうだ。香港ではバレンタインデーには男から女に贈り物をする。それも既にカップルになっている同士が送ったり送られたりする訳で（夫婦も含まれる）日本みたいに「愛の告白＆義理チョコ」という図式は存在しない。チョコを贈るのは世界で日本だけだろう。とかく香港人は普段でもよく花を贈る習慣があって（これは日本人よりおしゃれだぞ）誕生日だ、やれクリスマスだと　しょっちゅう花を贈る。もちろん男から女に贈るのだが　おもしろいのは文字通り「贈る＝送る」なのだ。例えばその日はバレンタインデーだとしよう。夕食はレストランを予約していて　つまり会う約束をしているのに彼は直接花を彼女に渡さず　わざわざオフイスに届けさせる。何故か？言わずと知れた「見せびらかし」である。花は彼女のオフイスにそれも午前中届くようにしなくてはならない。（午後だと時間が短すぎるからだ）当然カードも添えて　持ちきれないくらいの花束でなければいけない。以前働いていた会社では　女子社員（香港人）が全部で7人いたが、その中で彼氏がいない子は1人だけであと全員彼もちだった。当然このようなイベントには花が送られてくるわけで「ピンポーン」とドアのチャイムが鳴るたびに「誰宛！？」とそわそわして仕事にならない。来たらきたで「誰の花が一番高そうか」「誰の花が一番センスがいいか」と他人の彼氏が送ってきた花を品定めする。私はあらかじめダンナに「帰るとき邪魔だから会社に送らないで」（可愛げがない）と言っておいたので　このバトルに巻き込まれずに済んだが、、、そして、もちろんプレゼントはこれだけではない。花はあくまで彼女の会社でのデモンストレーション用に送るだけなので本命のプレゼントは直接会った時に渡すのだ。夕食も当たり前に男が払う。（香港人のカップルは割り勘にしないようだ）季節の行事は男にとって懐の寂しくなるやっかいな物なのかもしれない。だから今年は少なからずほっとしている人もいるだろう。うちのダンナは釣った魚には餌はやらない主義らしいのでこんな状況もどこ吹く風だ。お気楽だよ、まったく。

  2002年02月08日

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• 行儀よく並びましょう

  国民性というのか、習慣なのか中国人（香港人も含む）は　どうも本来「並ぶ」という事が不得意（出来ない）な国民らしい。これは私が当初から不満に思っている事の一つだ。日本人は多分世界一並ぶのが上手い（笑）国民だと思う。これはもって生まれた性分なのか、はたまた教育の成せる技なのかわからないがどこに行ってもきちんと並ぶ人達は何と言うかほっとする。その点香港人は最近でこそ多少は改善されたものの初めの頃など「全く教養のかけらも無いない」と侮辱したくなる事ばかりだった。一番いい例が地下鉄で　とにかく絶対に（と言ってもいいほど）降りる人を待たずに乗り込もうとして小競り合いが起きる。押したり押されたりでお互い嫌な思いをするより　出入り口近くの人が一旦ぱっと降りれば簡単に済むことなのにそれが出来ない。実は香港の地下鉄のホームには　以前は並び線はなかった。それが4，5年前から日本の駅のように　３列に並べるように線が引かれたのだ。ところが駅側の思惑とは用途が別になってしまった。ただ単に乗り口の目印となってしまっただけで、並んで待つ、という目的とは関係がなくなってしまったのだ。結局電車がくれば　我先に乗ろうとするやつと降りる人との戦いが繰り広がれているだけだ。何故にこんな簡単な事が今になっても出来ないのか？銀行などでは日本と違い待合のソファーなど置いてないので自分の番が来るまでひたすら並んで待たなければいけないが並べば並んだで　何故か必ず後ろの人間がぴたっとくっついてくる。（別に痴漢ではない）これってものすごく気持ちが悪い。どうも心理的に少しでも前に行きたい、、、という気持ちが働いていると推測しているが　毎度気分が悪いことの一つだ。１度だけあまりにぴたっとくっついてきたおばはんに「ぴったりくっつくな！」と怒ったことがある。その時は携帯で日本と電話をしていたが　急に私が広東語で文句を言ったのでおばはんはびっくりして２０センチは引いていた。丁度イライラしてた時で　立て続けに「あんたがあたしにくっついたからってなんの意味があるのよ、前に並んでる人の数は変わんないよ！気持ち悪いから離れてよ」と言ったら　さらに３０センチ引いた。私って口が悪い？でも、きちんと並べるってことは人間の基本だと思うよ。だって動物じゃないんだから　秩序は守らないと、、秩序、、、これも香港じゃ死語に近いかも。いや～でも法治国家だからね、一応。

  2002年02月07日

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• 運動不足のつけか？

  左目の「ものもらい」の大きさが本格化してきた。物が見にくい上に　痛みも増してきて困ったもんだ。ダンナはダンナで昨日の夜友達と一緒に食べた海老にじんましんを起こして（彼は甲殻類アレルギーの持ち主だ）あちこち痒いとぼやいている。だったら食べるなよ～しかし、ここ最近は健康に問題あり！が多すぎるなあ。去年の「無声音状態」に始まって　「吐き気胃裏返し」（なんか伊賀の忍術みたいだな）「水鉄砲鼻水」と大病ではないが　体は健康です！と言い切れない状態に何度も陥ってしまった。これってやっぱり普段の不摂生がたたっているんだろうか？これでも私はタバコは吸わないし（ファッション業界でタバコをすわない女性はマジで珍しい）酒は飲めるが　ダンナが下戸なので一人で飲む程酒好きではないから　3ヶ月に1度くらいたま～に友達と飲むくらいで、体に悪いことと言ってすぐに思いつくのは「運動不足」だ。運動、といえる事はなんにもしてないのでせめてなるべく歩くようにしている。幸い私は歩くのは嫌いじゃないので2時間位は歩きっぱなしでも大丈夫だ。実際週に最低一回は　商品の素材探しに生地問屋街に行くがそのときは平気で3時間は歩き回っている。人間は足から駄目になると聞いたことがあるのでまずは基本の「歩き」をする事で　多少なりとも運動不足をカバー出来れば、と思う。しかし、香港は狭いのと人も車も多いので空気が悪いのだ。生地問屋街なんか歩き回っていると　本当に喉が痛くなる。（うがい用の水を持ち歩いてます）健康の為にやってることが　かえって体に悪いんじゃ本末転倒ですな、、トホホホ、、、　

  2002年02月06日

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• 大凶な私　　パート２．

  先日から続く日本の客からの怒涛のようなクレームに今日はとどめをさされた格好だ。まずは出荷した荷物を何と乙仲（＝港での荷物をさばく業者）が船に積み忘れた事から始まった。それを何の断りも無く勝手に別の船に乗せてしまい、おまけに出荷の依頼人である私の会社には何の連絡もせず最初の船が日本に着いて　荷物を客に引き渡す際につみ忘れていた事がわかり受取人の客から「荷物が足りない！」と連絡があり発覚したというお粗末さ。しかしながらこれは私のせいではなく　あくまで乙仲業者のミスだ。それが　着いた商品に下げ札が付いてないとか、生地の色が少し違うとか、細々した事まで「おまけ」に付けられてこれでもか、というくらいねちねちと文句の言われっぱなしだ。そして今日、日本から最後の爆弾が届いた訳で、それは先上げ見本として収めた商品が　指示と違っている、、とコピーまでFAXされてきてのクレームだ。何でこんなことになってるんだろう。またもや「泣きっ面に蜂」をやってしまった。今日は朝から天気もどんより、とうとう雨まで降ってきた。これからこの雨の中アポを取ってあるので銀行まで行かなくてはいけない。あ～最悪だ。左目にはものもらいまで出来かかっている（笑）。ここまで悪いことが続くと笑うしかないってかんじだな。もともと私の性格は良くも悪くも長続きしないので落ち込んでもそう長くは続かない、せいぜい4～5日だ。来週からは正月休みも始まることだし、まあ起きてしまった事はしょうがない。明日からまた気合を入れて頑張ろう。

  2002年02月05日

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• さ～年末までもう一息

  「師走」という言葉はどこからきたのだろう？オリジナルは日本語なんだろうか？うちのダンナに聞いてみたが　こんな言葉は知らないと言われた。じゃあ中国では年末のことは「師走」とは言わないんだな、、、ところで香港は今が丁度日本で言うところの年末なので何となく街全体が浮き足立ってるかんじだ。スーパーや商店街では　お正月用のお菓子やお飾り、ライシ（＝お年玉）袋などがところ狭しと並べられて正月気分を盛り上げている。香港も日本と同じくお正月は家や会社を大掃除してお飾りをする。縁起のよい物はやはり何でも赤と金色で、短冊みたいで大きな紙に「恭喜発財＝明けましておめでとう」とか書いた物や真四角の紙に「福」と書いたもの（これは何故か張るときに字が逆さまになるようにする）を玄関や部屋に張って新年を迎える。ここ5～6年はキャラクター物が人気でキテイーやくまのプーさん、ポケモンの飾りなんかもある。ただし、書いてある言葉は当たり前だが広東語で、中国服を着たキテイーなど、コレクターにしてみれば結構レアもんかも、、あとは門松みたいなものなのか、小さい（ピンポン玉位の大きさ）みかんが鈴なりになった木の鉢植えが主に商店街やオフィスビルの入り口などに何個も並べて置いてある。一個盗んで食べたことがあるが（ばち当り）味はすっぱくて食べられるもんではない。ただ全体的には普通に食べるみかんのサイズが小さくなっただけ、というかんじだ。この木はみかんが金に見えると言う事で縁起物なんだそうだ。大晦日には各地域の一番大きい公園に縁日みたいな市がたち、このみかんの木を始めとして　桃の木（これは根っこが無い）、水仙の花、などなど植木市も兼ねている。桃の木は独身の男性（相手がいない人のみ）だけが買うのだが、これは早く相手が見つかるように、の意味らしい。そして各デパート、ショッピングセンターなどは深夜2、3時まで年末大売出しを繰り広げる。夜中の2時に買い物なんかするやつがいるか？と思うが、いるのだ。それもすんごい人だ。おととし「そごう」に行った時は外にまで人があふれていた。寒かったので中に入ろうと思ったがそれを見てやめたのだ。香港人は往々にして外に出たがる人が多い。あんまり家でじっとしているのは苦手みたいだ。今年も多分ダンナの妹夫婦と年末を過ごす事になるので鬼のように渦巻いている人ごみを覚悟する必要がありそうだ。

  2002年02月04日

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• 旧正月第４コーナーにさしかかり、、

  いや～またまた日記をさぼってしまった私、、、というより先週は日本からの来客なんかで　全く時間が取れなかったのさ。実は今は丁度　旧正月前のラストスパート段階で今週から来週の前半まで抱えている仕事は全て終わらせないと大変な事になってしまうのだ。万が一、正月前に終えられなかった場合　何と休み明けまで持ち越し、、そうなると　あ～ら大変！２月の末だよ、、、ってなもんである。泣こうがわめこうが　どうにもならない。何故なら中国人にとって（特に工員クラスの人にとって）は旧正月がもっとも大切な休みになるからだ。中国の工場は１週間のうち７日仕事をする。つまり普段の日は休みがないのだ。香港は基本的に土曜日は半ドン、日曜日は休みだが夏休みがないのは中国、香港とも同じで　まとまった休みと言えばこの旧正月しかない。工場で働いている工員の多くは　地方からの出稼ぎ労働者なので自分の故郷に帰るのに　片道２日かかる、、なんて子もいる。だから１週間かそこらの休みでは　行って戻るだけで半分以上の休みを使ってしまうので意味がない。そこで最低でも２週間は休ませないと、、という事になる。私は服飾関係の仕事をしているが　往々にしてこの手の仕事は今現在の季節より先の物を取り扱っている。今週来週に渡って出荷する商品は全て春物で　２月中には店頭に並べられる物ばかりだ。こんな寒い中　誰がこんなペラペラの薄物を買うのか、、とは思うが　ファッションとはそういうもので仕方がない。実際買う客はほとんど無いと思われるこの商品を死に物ぐるいで旧正月前に出荷させる訳だ。本当にこの時期は毎年胃がキリキリと痛む。おまけに旧正月は毎年日が違うので　余計に面倒だ。中国がWTOに加盟した事で　来年から正月は世界のカレンダーに合わせてくれる、、、なんて事は無いな、、やれやれ、、さ～明日も中国へ検品だよ～　あ～疲れる、、、まあ、これもせいぜい来週の中までだから　頑張ってお仕事仕事。

  2002年01月30日

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• 大凶な私

  今日は朝から全くついてない　トホホな1日だった。まずは　寝坊から始まり（何と10時起床だ）あせって家から出た為に　駅についてから携帯を忘れた事に気が付き家まで取りに戻った。（10分とかからないが、、）その後　銀行に振り込まれていたはずのUSドルを香港ドルに変換しにわざわざ銀行まで行ったものの入っているはずの金はなく（お客の振り込み忘れ、、）仕方がないので　仕事に必要な資料を集めるためにある場所に行くことにしたが、いつもの通り地下鉄で行けばいいものを　何を思ったか「バスで行ってみよう」と　一度も乗ったことのない路線のバスを利用して降りる場所を勘違いし　久しぶりに迷子になってしまった。道を聞きながら歩くこと30分　（間違った道を教えられたらしい）やっと地下鉄のマーク（駅には必ずある）を見つけた時にはどっと疲れが出てきた。うまくいかないときは　何でもそうだがこれでもか、というほど　次から次へと続くもんだ。今日の私は泣きっ面に蜂を地でいってしまった。よく考えたら　それほど大した事じゃないが大したことじゃないから　余計に情けなくなる。いやはや、、、

  2002年01月24日

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• 円高は人生の綱渡り

  どうもこのところ雲行きが怪しいのが　米ドルと円のレートだ。私にしてみれば　内容によっては即死活問題なので　このところの円安は本当に頭が痛い。何故なら　客との契約は全て USドルでの取引になるからだ。例えば去年の今頃　10ドルといえば　1200円になるかならないか、だったが　今は134円、つまり1340円になってしまう訳だ。140円ぐらい、と思われるかも知れないが　それは1単位で見た場合だけでこれを100、1000の単位で考えた場合、いくらの違いになるだろうか？更にこれに消費税や関税といったものがひっくるめで乗ってくると　たかが14円の違いが　かなりの違いを生むことになる。面白い事に　香港の会社同士が取引する場合も　かなりの数の会社がUSドルでの決済をしている。実はUSドルとHKドルとの交換レートは　1USドルに対して　7.75~7.80 HKD　と大体きまっている。（「ペック制」と呼ばれている）香港ドルを世界で一番強く安定性のあるUSドルと連動させてそれにあやかろう、、ということなのか。とにかく早いところ　せめて125円位に円高が回復してくれないと本当にしんどくてやりきれない。まったく、頼むよ～（誰に？）

  2002年01月23日

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• ID（身分証明）カード　　　その２．

  昨日は最初のIDを手にするまでを説明したが、今日は「その次」の段階をお話しようと思う。その次とは？　それは　3．の香港で働いて7年以上、若しくは　香港人と結婚して5年以上の人が持てるIDだ。これが　昨日のIDと何が違うかと言えば　a)　選挙権が与えられるb)　香港と諸外国への出入りに　パスポートの提示不要c)　無職になっても香港に居続けられるなどである。一番の違いは c)で　つまり税金を払わなくても香港に住んでていいよ～と言うことだから、極端な話、会社を首になって　就職が見つかりません、、、やばい！という状況＝就労ビザなし、という状況に追い込まれたとしても住んでいられるのだ。（まあ、そんな事じゃ　普通は日本に帰るだろうが、、、）それに　香港を3年以上離れなければ　永久的に有効なので日本に帰ってしまったとして　3年目にならないうちに1日でも香港にくれば　又、3年そのまんまである。また、香港を出入りする時も　パスポートが不要なので私の様にしょっちゅう中国や日本（これはたまに）へ行き来する人にとってはパスポートのページ節約にもつながり　助かっている。なんせ　私は10年パスポートが3年もつかもたないか、、という位　パスポートには中国のビザとその他出入国の判子が押されまくっているので　少しでもページを節約したいのだ。選挙権うんぬんは　はっきり言って不要だが（よくわからん）私的にはこの　3．のIDに変わった事で重宝している。ところで、昨日何をするにもIDがないと出来ない、、、と書いたが　これは本当のことだ。香港では銀行でIDと自分のサインを登録しないと口座は開けない。当然　金の引き出しにもIDとサインが必要だ。つまり全く当たり前のことだが　本人以外は金を下ろせないシステムになっている。しかし、なんで日本では未だ印鑑などという危険この上ないシステムのままなのか？実は私の取引先の女性で　自宅に泥棒が入って通帳と印鑑（2つを一緒に置いてあった、、というのも間抜けな話だが、、）を盗まれ　100万円近くの現金を引き出されてしまった人がいる。これは不幸な出来事だったにしても、夫が妻の、妻が夫の口座から勝手に引き出す、なんていうのはきっと日常茶飯事だろう。（これも犯罪だけどね）香港では本人以外が口座から金を引き出すことはほぼ不可能でそれもこれもこのIDシステムのおかげだ。人口が少ないから出来た、ということもあるだろう。日本のようにここまでなってしまうと　何を改めるにも金と時間がかかりすぎて　どこから手をつけていいのやら、、なんだろう。それと、日本に住んでいるときは気が付かないことっていっぱいあるものだ。でも、本当にこのIDシステムは取り入れた方が将来的にきっといいと思うけど、、、

  2002年01月21日

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• ID（身分証明）カード　　　その１.

  香港では　香港人、外国人移住者を問わず身分証明カード（ID Card)の携帯を義務ずけられている。多分結構な数の諸外国もこの制度を導入しているだろう。これがなくては　何も出来ない様なシステムになっていて例えば銀行、会社の就職、家の賃貸、空港での出入り、、、全てにわたって このIDが必要になる。そしてこのIDには3種類あって、1．香港で生まれた生粋の香港人が持つもの2．香港に住む事を許可された人が持つもの3．香港で就労勤続7年以上、又は香港人と結婚して5年以上　　の人がもつものがある。私も最初は日本の英国大使館（その時はまだイギリス領）で就労ビザの申請をして来たので　2．の居住許可証明と書かれたIDだった。これは初め有効期限は1年でこの1年を無事（？）に過ごすと2年目からは2年、又は3年ごとの更新になる。就労ビザなので当然仕事をしている事が大前提で更新の度に　会社からレターを出してもらわなければならない。これには会社でのポジション（地位）と仕事内容、給料等の条件が事細かに書かれ、更にいかにこの人が会社の為に働き、会社がいかにこの人を必要としているのか、、、という事がお恥ずかしい程書き込まれている。しかしこの「確かにこの人を雇ってます」と」いうレターと税金を払い込んだ証明がないと　IDを更新する事は出来ない。香港人以外はまず最初にこの2.のIDを手にするわけだ。ビザはそれぞれの国で取ってきてもIDは香港で申請する。私も始めてIDを作りに行った時は結構緊張した。なんせ生まれて初めての経験だし、ちゃんと作れるかな、、などと考えて待つこと2時間（本当に時間がかかる）、私の番だ。4～5人ずつ部屋に通されると　前の人が何かやってる。「？」なんと、指紋を取っていた。それも全部の指、、一瞬「犯罪者」扱いされてる気持ちになった。前に日本に住んでいる韓国人が　外国人登録の際指紋を押すことに抗議した、なんてニュースを見た時に別に指紋くらい何て事ないじゃん、、と思ったが今自分がその立場に置かれて　別に抗議する程の事ではないが　やっぱり変な感じがするのは確かだった。終わった後で　ついてきてくれた会社の子に聞いたら「あら、私（香港人）だって押したわよ」とケロッと言われ大した事ではないんだな、と納得した。これは単に自分の国に同じシステムがあるかないかで受け止め方が違ってくるだけなんだろう。日本には身分を証明するものといえば、免許証か保険証しかない。（パスポートは正式な身分証明には認められてない事はご存知だろうか？）運転免許を持っていない人は　当然保険証になるのだがあんな紙切れ（写真もなにもない）が身分証明になるなんて考えたらおかしな話だ。実際、知り合いが保険証をどこかにしまい込んで見つからず友達の保険証を借りて病院に行った話を聞いたこともある。これでは身分証明の意味をなさない。お笑い種である。明日は「IDカード　　その2.」をお送りします（笑）。

  2002年01月20日

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• 「食」「住」「衣」だな、私は。

  旅行は何処に行っても楽しいものだが　そこの料理が口に合わないとせっかくの楽しさも半減してしまう。アメリカなどは私にとってそういう意味でかなり苦痛を伴う国で肉がそれほど好きでない私には（特に牛肉は1年に1，2回しか食べない）　朝昼夜と肉食中心の毎日に体がついていかず　香港に戻ってくると何時も2～3キロ痩せている有様だ。私は元々香港に興味を持っていた（好きだった）ので自分からここに来たのだが、もし料理が口に合わなかったら実際今日まで暮らせていたかどうかはわからない。もちろん旅行で短期間しかいないのと　そこに住んで生活するのとでは全く違うがきっとアメリカでは12年も住めなかったに違いない。「食」を馬鹿にすることなかれ。おいしい物を食べている時は　誰でも幸せそうな顔をしている。美味しい物は人を幸せにするのだ。香港は美味しいものがありすぎて　困ってしまう。結婚してから2～3年はナイスバデイー（？）を保っていた私だが　この3～4年で気が抜けてきたせいか結構いいあんばい（笑）で太ってしまった。確かに結婚直後の写真を見ると　はっきり言って別人だ（笑）これじゃ旦那に浮気されても文句は言えないな～と独りごち、、、何でこんな話になったかというと　知り合いの旦那に愛人がいたことが発覚し　その原因は奥さんが太ってしまった事にあったらしい、、、やばいな～　人事じゃないよな～でもうまいもの天国の香港でダイエットは至難の業なんだよね～と言い訳するために書いたのさ。とほほ、、、

  2002年01月18日

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• テイッシュ物語

  昨日、香港ではテイッシュが必需品と書いたが　その理由を教えましょう。香港では　ハンカチを使う習慣がないので　汗などはテイッシュで拭くのだ。これは多分香港に限らず　諸外国でもハンカチを使う国は少ない。（と思う）アメリカでもカナダでも　そしてタイでも　皆テイッシュかタオル（それもハンカチサイズではなく結構大きいやつ）で顔を拭いていた。その昔　ハンカチで汗を拭いていた私にカナダ人のボーイフレンドから「日本人だな～」と言われた事がある位なので　多分本当に使わないんだと思う。（ちなみに彼は「手」で拭いていた、、、）香港人にハンカチを使わない理由を聞いたことが有るがその答えは「汚い」との事だった。同じハンカチで何度も拭くのは汚い、、、ということらしい。それにいわゆる「ハンカチ」は　生地がかなり薄いのですぐぬれてしまったりするのも嫌らしい。その点テイッシュなら、使いきりなので汚れたら捨てるだけである。彼らは何でも合理的なものが好きなので　ハンカチは面倒（洗ったり）らしく　使っている人はみたことない。あと、別の理由は　香港の飲食店では　まずほとんどが紙ナフキンを置いてない。なきゃないで　何とかなるが　やはり食事が終わってから口を拭いたり　ちょっと手を拭いたりするのに有るに越したことはい。それにトイレも紙を置いてないところが多いのだ。そんな訳で　香港ではテイッシュを持ってないとかなり不便な思いをする。そして、そういった事情から香港で主流になっているテイッシュはかなり厚手のしっかりした物が多い。日本で続に言う「ポケットテイッシュ」の厚さでは用を成さない。香港でのトップブランドは「TEMPO」で　これはかなり厚手な上に表面が何らかの処理をしてあるのか　濡れた顔などを拭いても紙が残ってくっついてしまう、などという事がない。テレビコマーシャルでも　この点を強調して　他社の製品との違いをアピールしている。しかし、良いだけあって　他社よりも高いので香港人は顔を拭くときは「TEMPO」を使い、その他の目的には安いテイッシュを使い分けるという　まったくもって合理的なやり方をしている。頭が下がります、、、

  2002年01月17日

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• 三面記事がお好き

  今日は香港の新聞についてお話しようと思う。香港人は結構新聞好きで、朝の電車、昼の飲茶時など新聞は欠かせない。香港には新聞配達なるものはなく、どこで買うのかと言うと道端や　駅の売店などで買うのだ。（ちなみに雑誌なども日本と違って本屋では売ってない。新聞と同じく　売店で購入する）そしてその新聞だが、はっきり言うと日本のスポーツ新聞にかなり近いと言うべきだろう。何が？　それは社会ネタではなく三面記事ネタが紙面のトップを飾るのが　ほとんどだからだ。前にも書いたが　香港人は日本人に負けず劣らずかなりの野次馬根性の持ち主で　おまけにそれを隠そうとせずあからさまに「私興味津津です！」と肯定する。そんな訳で　お堅い社会ネタなんて一面に持ってきてもその隣に「弁護士見習い、解雇され首を吊る」なんて見出しと共に　首を吊ってる写真がでかでかと載ってると（おまけに　新聞はオールカラー刷りだ）まず、10人に9人は（もしかして10人かも、、）間違いなく「弁護士、、、」新聞を購入する。私も初めて香港の新聞を見たときは　ぶったまげた。（失礼な表現がありました事を　お詫びします）日本の新聞じゃまずゲラ刷りの時点で　はねられそうなヤバい写真が載りまくりだったからだ。交通事故でフロントガラスに突っ込んだまま　生き絶えてる人や投身自殺した人の写真など　そのまんま載せている。こういうのを見る度に　一体誰がこんな写真を撮ってるんだろうとか　こんな事でいいのかな～　と思う私である。被害者の家族や友達には　何の断りも（当然）無いと思うし、、、芸能人ネタが一面に載ることだってあるのだ。かのキムタクが入籍した時など　翌日の新聞のトップはこの話だった（笑）まったく　何の節操もない事この上ない。この新聞は　大体どこの社が発行してても構成は一緒で一面記事を含む社会ネタ版と芸能記事版、料理やファッション版、株や不動産関係の経済版、そして競馬新聞、、、これがそれぞれ5～6ページずつあって　全部まとめると結構な嵩になる、値段は一律6ドル（今のレートで約100円位）で　最近はどこでも買うとビニールの袋に入れてくれておまけにポケットテイッシュも付けるのが普通だ。日本ではサラ金などが駅前でよくテイッシュを配っているが、取る人のほうが少ない。しかし、香港じゃテイッシュは必需品でなので（何故かは　次回に）こうやって「おまけ」に付けて　少しでも新聞を売ろうという訳だ。売れれば＝金になれば何やってもいいってもんじゃないと思うけどね～まあ、テイッシュは誰の迷惑にもならないからいいんだけど。

  2002年01月16日

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• 最近日本でも　欠陥住宅なるものが問題にな……

  最近日本でも　欠陥住宅なるものが問題になっているようだがもし、香港の住宅を日本の基準でみたら　まず90％は欠陥住宅の烙印を押されること　間違いなしだ。はっきり言って香港のマンションは　全く持って安普請である。何となく香港人と通じる部分があるというか（こんなこと言うと怒られそうだ、、、）見えるところだけ綺麗でそれなりに見えればいいと言う感じでかなり雑に作られているのだ。私が初めてこちらのマンションに住んだとき、そのマンションのエレベーターホール（というほど立派なもんじゃなかったが）の床など驚くなかれ　波打っていたのだ。床はピータイルが張られていたが　こんなに波打っているのにどうやって張ったんだろうと　変に感心してしまったほどだ。冗談抜きに　へこんでいるところには　浅瀬に住む小魚くらいなら　飼えるかも、、、なんて馬鹿な事を考えられる程　ひどかった。今はちっとはましなマンションに住んでいるが（まあ、ごく一般的なレベルです）床に置いたゴルフボールなんか　転がりだす始末だ。おまけに香港のマンションは床がほとんどフローリングになっているが　これもやり方の問題か　それとも素材が悪いのか　隙間がすぐ出来る。直しても（また　ちゃんと直す材料が売ってるって事はやっぱり　よほど同じ問題で悩んでいる人が多いということか）すぐ　別のところに隙間が出来て　全くエンドレスだ。いったい建築基礎はどうなっているのか、と言いたい。しかし、こんな作り方でも50階建てどころか90階位まで建ててしまうのが　わからない。おまけに　香港は例え何階建てでも足場はなんと「竹」である。ものすごい数の竹を　パッキンを梱包する際に箱にかけるビニール製のベルトを細く裂いて作った紐で起用に竹同士を組み立てて　足場を作る。それが5階建てでも　90階建てでも変わらない。それに作業員達が　猿のようにするする登っている。そんなに器用な事が出来るんだったら　もっとまともなマンションを建てられるんじゃなかろうか、と思うのは　私だけ？ちなみに　中国も似たり寄ったりで　以前猿岩石が中国に行った時、「道路がでこぼこすぎる、道くらいちゃんとつくれっ！」って言ってたが　これは本当だ。何故か中国の道路は　舗装がされているにもかかわらずでこぼこしてる。何で？

  2002年01月15日

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• 暴走ミニバス

  ノルマは早いとここなすのに越したことはないので現在香港時間1時半だが　この日記を書いている。さっき旦那の妹夫婦とその友達が　帰ったばかりなので今やっと一息ついたところだ。既に地下鉄（MTRと呼ぶ）は終わっている時間なので彼らは小芭（草冠はなし）＝ミニバスに乗って帰る事になる。このミニバス、要するにコーチみたいなもので　路線上ならどこでも乗り降りが出来る。立ち乗り厳禁なので　1台16人までしか乗れない幼稚園のお迎えバスほどの大きさだ。これは1年中24時間走っているし、タクシーに乗るよりずっと安上がりで　庶民の足として欠かせない。もちろん香港のタクシー代は日本に比べればかなり安いが（初乗り日本円にして今のレートで約300円弱）やはり　夜間は料金もかさむし　同じ距離をタクシーで帰って200ドルとしたら　ミニバスで10ドルだと思えば当然ミニバスにするだろう。おまけにこのミニバス　信じられないほど猛スピードで突っ走る。客が乗ってる事を完全に無視した　向こう見ずのハンドルさばきだ。特に夜中のバスは　120キロは下らないという無謀ぶりで暴走族顔負けなのだ。なので　タクシーを使うよりも早く家に帰れる、何てこともある。さて、このバスを利用するに当たって　乗るときはバスに手を上げて乗り込めばいいが　降りるときが問題だ。広東語がわからなければ　このバスを利用する事は出来ない。何故ならバス停なんて物はなく　降りたいところが近ずいてきたら運ちゃんに向かって「ｘｘ！」と叫ばなくてはいけないからだ。私は随分と長い間　このミニバスを一人で利用出来ずにいた。その理由は１．大声を出すのが恥かしい２．発音に自信がなく　聞き返されたら、、と不安だったからだ。しかし3～4年前から　一人でも何とか乗れる度胸とコツを掴んだのでたまに利用している。乗り合わせた人がよく「チャッサプヤ」というのを聞いてなんだろうと思ってたら「セブンイレブン」の事だった。広東語で７は「チャ」11は「サップヤ」なのでそのまんまだ。でもこんな言い方だと別の物に聞こえる。それはともかく　このミニバスに関しては「香港に来たらお試し下さい」とは言い難い。だって降りられなくなって　とんでもないところへ連れて行かれても　責任もてないからさ。では　おやすみなさい。

  2002年01月13日

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• ひっさびさの休み～

  久々に土曜日に休むことが出来た。一応週休2日制にしているが、めったに土曜日に休めない。特にこの3ヶ月ばかり鬼のように忙しく　残業もほとんど毎日でただ会社と家を往復するだけの　情けない日々を送ってきた。この貴重な休みの今日は　昼から香港人の友達と飲茶をすることになっている。この「飲茶」だが　本来の意味は書いて字のごとく「お茶する」事で　日本人はこの言葉を　レストランで点心を食べる事だけ、と誤解している人が多い。しかし、香港人は点心を食べるのも　ただ単にお茶するだけでも同じように「飲茶」と言う。ところで点心（わからない方の為に、点心とは小さなせいろに入った蒸し餃子やチャーシューマまんの事です）は　昼間しか食べられないというのをご存知だろうか？夕飯で点心をリクエストしても　どこのレストランにもない。（何故かは不明）そしてこの点心は元々香港で広まったもので　北京や上海にはなかったものだが、最近は中国本土でもあちこちで「奧（本当は下のつくりが与）式点心」とポピュラーになってきている。さて、香港へ旅行へ来たことがあれば　まず間違いなく「飲茶」を体験するだろうが　日本人に人気の高い種類は大体きまっている。１．海老蒸し餃子２．蟹シュウマイ３．チャーシューまん４．番外編：デザート　マンゴープリンてなところである。何を隠そう　この私も生まれて初めてこの1～4を食べた時はあまりのうまさに　おもわず「生きててよかった」と真剣に思うほどの衝撃だった。と同時に日本で食べていた中華料理は一体なんだったんだろう、、、と考えた。私は地元横浜中華街で　おじいちゃんの友達がやっていた「均★閣」というレストランへ　子供の時からしょっちゅう食べに連れて行ってもらったが　（今でもあるよ）こんなおいしいものを食べた記憶がない。ただ、子供の口には中華料理自体合わないのかもしれないのと、料理の種類も広東料理ではなかったように思う。（海老チリソースなんてでてたしなあ～　これは四川料理だ）つい先だって　香港初めて、という客が来た時　昼は当然飲茶だ！という訳で連れて行った際も何を食べても「おいしい」の連発だったが最後にマンゴープリンが出たとき　一口食べた瞬間に＼(◎o◎)／！状態になっっていた。「な、何ですか、これは！」と絶叫するほどおいしかったらしい。悲しいかな、今では香港の味に慣れてしまった私はこんな風に　食べ物で感動することもなくなってしまった。出来る事なら　今まで食べた全ての記憶を消して新たに食べるごとに感動したい、、、なんて贅沢ってもんか？

  2002年01月12日

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• 人は人、自分は自分

  この所　毎日日記へ書き込んでいる　マメな私である。しかし　いくら何でも有りの香港といえどそうそう新しい話題がある訳ではなく今日は何を書こうか、なんて会社から帰る道すがら考えていたら、、、やってくれました、一組のカップル。駅に響き渡る男の大声「閉声！！（サオセン＝黙れの意味）」何だ？と振り向いた時には　既に人垣が出来ていて（香港人ははっきり言って野次馬根性バリバリです）改札を抜けていた私は　丁度見える角度にいた為その声の主と　相方がはっきりと見えた。そこには22～23歳程の男女が立っていて　女はうつむきすすり泣き、男は腰に手をあてて女を睨んでいる。「なんだ、痴話喧嘩か、、、」と思ってそのまま行こうとした私の背中に　「モウハンア！＝泣くなの意味」という罵声とバチッ！なんか鈍い音がした。ぱっと振り返ると　人垣が30センチばかり全体的に引いている。その足の隙間から　先ほどの女が座り込んでいるのが見えた。どうも男に殴られたらしく　ついに駅員までが駆けつけて来る始末だ。実はこういう光景を目にするのは　何も初めてではなく一回など　路上で中年の男女が　片やほうき、片やクッキーかなんかの空き箱（金属製）でお互いを大声で罵り合いながら　双方を猛烈な勢いで　殴りまくっていたのを見たこともある。さすがにこの時は　誰かが通報したらしく警官が止めに入ってきた。（流血してたし、、、ほんと）このように香港人は「人の目」をほとんど気にしない人が非常に多い。それに自己主張が日本人に比べて　かなり強いので喧嘩なんかしようものなら、お互い全く引かない性格の為泥沼化すること間違いなしだ。いろんな意味でおおかたの香港人は　あいまいにしておく事やぐずぐずと先延ばしにするのを嫌う傾向にある。その場ではっきりさせてくれ！ってな感じである。だから　男女共に荒っぽい人が多い。私の最初の香港人の印象は１．声が大きい（というより　でかい）２．せわしない３．がさつの3つだった。面白いことに最初に感じたことは今でも変わっていない。それはつまり香港人は裏表のないわかりやすいキャラだと言う事だ。日本人は何を考えているのかわからない、などとよく形容されがちだがそれは自分の意見をはっきり主張しないがよし、とされていた日本文化の名残のせいでそうなったんだと思う。それを日本人は「奥ゆかしい」を美徳としてきた。逆に香港人などは　中国人でありながら　イギリスに統治され半強制的に西洋文化を学ばなければならず、資源のない狭い土地で　タックスフリーの自由貿易港として成り立つためには　物事をはっきり主張する人間でなければ生きていけない状況だったに違いない。外貨獲得のためには　諸外国の人間とも渡り合わなければいけないしそんなところで「奥ゆかしさ」などは邪魔になっても役に立つことはなかったろう。もともと中国人、香港人共に野心家が多い。この件については　次回に書くとして、皆さんも　外で喧嘩するのはやめましょう。（そんなこと言わなくたって　日本人はあからさまにはやらないけどね）特に「武器」は厳禁です（笑）。　　

  2002年01月11日

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• もう1時だ！早く寝なくちゃ、と言いつつ、、、

  眠たい。この２日ばかり寝不足が続いている上にかなり陽気がよくなり　まるで春のような感じだ。日中は22度前後、夜でも18度位のぽかぽか陽気に雨も降らず　空気も乾燥して（とは言っても香港の事、きっちり湿度50％以上は保ってます）正に寝るには最高のコンデイションだ。おまけに日本の正月明けの今週は　何故か電話もそれほどなく、12月の忙しさが嘘の様にのほほ～んとしている。私は自営業なので　いつ会社に出ても文句を言われる事はなく、したがって　余計に眠気を催す環境に身を置いてる訳だ。日本にいるときは考えられないような　時間設定になってしまった。朝は8時45分に起き　軽く掃除をしてから身支度し　犬猫にご飯を上げてから9時半に家を出る。家から会社まではドアツードアで25分だが　朝食を食べてから会社に行くので　毎日出社時間は10時半頃だ。（文字通り「社長出勤」である。）ああ、なんという自堕落な生活、、、。日本人の風上にも置けないやつだ。（だってもう半分は香港人だしさ）でも　時間にしろ　仕事のやり方にしろ　他人からあれこれ言われるのも言うのも嫌だったので自分で会社を興したんだしやることはきちんとやって自活してるんだからこれでいいんだと思っている。本当はイタリア人の様に　人生を送れれば最高だ。彼らは　遊ぶ為、楽しむ為に　その手段として働いている。私には　やはり「日本人」の血が色濃く残っているらしくどうも　そこまでは思い切れない。能天気野郎になるのにも　それなりの環境が必要だ。8時45分でも　起き上がって会社に行くという立派（？）な心がけなうちは　イタリア～ンには程遠いな、、、　

  2002年01月10日

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• 音声認識装置パート２

  再度音声認識装置でこの日記を書いている。前回よりは多少使い方がわかるようになったが、相変わらず30 ％ぐらいは聞き間違いをするようだ。はっきり言って、かなり面倒臭い。音声なら音声だけで事足りなければ、この装置を使っている意味がない。結局キーボードとマイクとの二重使いでかえって疲れてしまう。私も使いたくて使っている訳ではなく、実はかなり無理してこの装置を試している。何故なら　うちの旦那が「使え使え」とうるさく言うので仕方なくやっているのが実状だ。とにかく、どうすればこの二重使いをしなくて済むようになるだろうか？そんなことを考えながら使うくらいなら最初から全部キーボードで打ち込めばいいというものだ。このホームページを見ている人で同じシステムを試したことがある人誰かうまいやり方を教えてください。一行の文を作るのにキーボードより時間がかかっては元も子もない、、まったくトホホである。

  2002年01月09日

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