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2005.01.13
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お言葉ですが…(5) キライなことば勢揃い(著者:高島俊男|出版社:文春文庫)
 シリーズ5冊目。
 この人の本は、どれを読んでも面白い。
 なるほどそうだったのか、そういう見方があったか、と思わせられるものが多く、また、いつも比較的攻撃的な書きぶりなのだが、著者が自分の誤りを認めて謝罪する回もある。
 読者からの手紙で題材を得て描いていることが多いようなので、気になることがあったら手紙を書いてみようかという気になる。

 「目を細める」
 「誤訳自殺事件」の回で、アメリカ人の書いたものを日本語に訳した本に「目を細めて見ている」という文章があったのを、日本語の「目を細める」とは意味が違うのだから誤訳と言うべきだろう、とある。
 英語圏では「目を細める」のは警戒の目で見ることで、機嫌がいいことではない。
 私がこの表現を初めて知ったのは、英語の時間ではなく、田中光二の小説でだった。
 たしか「幻覚の地平線」だったと思う。
 その小説の中で「目を細める」を「警戒の目で見る」という意味で使っている、ということを誰かが指摘していて、なるほど、アメリカの小説を読んで育った人は、描写もアメリカ風になるのかと感心したのだった。

P105「我、拗ね音として生涯を閉ず」の「音」は「者」の誤植か?





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Last updated  2005.01.13 09:58:37
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