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カテゴリ:時代劇(テレビ)
といってもクリント・イーストウッドの映画ではない。
日本のテレビ番組。それも時代劇。 我が家では千葉テレビを見ることができる。その千葉テレビで毎週火曜日の午後、放送しているのだ。 最近気づいて見るようになった。 懐かしい。 調べたら1973年の番組だった。 連発銃を持つ鉄砲の旦那(夏木陽介)、爆薬使いの雷の旦那(竜雷太)、剣の達人の埃の旦那(渡哲也)の三人の用心棒と、マネージャー役のすっぽんの三吉(坂上二郎)が、各地で用心棒として雇われ、事件を解決する。 金のためだけに行動するようなドライな感性はなくて、人助けのためにただ働きというのもしばしば。 前年に放送されていた、三船敏郎主演の「荒野の素浪人」に続く、ウェスタン時代劇なのだ。 時代考証なんて必要としない、枠を突き抜けた番組だった。 その前の「荒野の素浪人」も好きで、続けてみていた。 坂上二郎は、「荒野の素浪人」では「スッポンの次郎吉」で、「荒野の用心棒」に三船敏郎演じる峠九十郎が現れた時、「次郎吉じゃないのか」と聞かれて、「次郎吉は兄でございます」と答えていた。 三人の組み合わせでいろいろ話がふくらむはずだったのだろうが、途中で、渡哲也は翌年のNHK大河ドラマ「勝海舟」の主演が決まってしまい、そちらのスケジュールを優先するようになって出番が極端に減ってしまった。 その代わりなのか、流れ星のおりん(篠ひろ子・当時は篠ヒロコ)がミニのコスチュームで活躍。 「荒野」とついているとおり、町中が舞台になることはまずない。 採石場のような、切り立った崖のある山の中で派手にドンパチやる。 スーパー戦隊の戦いの場所のようなところ、と思えばいい。 ああ、こういうのもが作られていた時代があったんだなあ、こういうのをおもしろがってみていたんだなあ、としみじみ。 楽天ブログランキング←よかったらクリックしてください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.18 09:17:54
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